蔵出しですが、昨年ちょうど今頃目撃したフタモンアシナガバチの交尾の様子。
夏場撮影したメス。その姿は数億年の磨きがかかり、黒地に黄色のラインの配色・デザインはとても美しい。そして身づくろいする姿は妙に艶っぽい。
橋の欄干付近の暖かい場所にオスたちの群れ。周りには20~30匹ほどが飛びまわり中でした。触角がカールしているのが面白い。
群れの近くで交尾しているカップル。オスの触角がカールしている理由が分かりました。メスの触角を掴むための道具としていました。
触角は昆虫の器官でも鋭敏な所。こうして巻きつけることによってメスの行動を上手くコントロールしているのかもしれません。
これでメスにすべてを託してオスたちの仕事は終了。