オヤヂのご近所仲間日記

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2016年 01月 04日

タテジマカミキリ探し

正月休みも今日でおしまい。最終日はこの冬の目標の一つの「タテジマカミキリ」探し。

タテジマカミキリは体長約2cm、触角はそれ以上に長い。越冬時は食草のカクレミノ等の枝に少し体を収められるくぼみを作り、触角を前方に出してしがみつく。色も形も越冬するための擬態ですが、加えて数が少ないようで探すのには苦労しそう。

予め食草のカクレミノが多数自生している場所をネット等で検索してダメ元で訪問。
食草のカクレミノ(隠蓑)はウコギ科の常緑亜高木で5~7メートル程にもなる木。ここには木登り出来るほど成長した大きなものや、1m、2m程度のものなど様々。

ネットでの越冬写真を見ると、タテジマカミキリの体長からしてあまり太い枝は好みでないらしいので、大きく成長した木や若木などの大人の小指~人差し指程度の太さの部分を中心に丹念に確認。

■山道での確認
日当たりは周りに杉等巨木があるためあまり良くなく、所々スポット的に光がある所にカクレミノは生えている感じ。それでも大きく成長しているものや、若木のものまで多数。常に光がなくても成長出来るようです。
約1時間程山道を歩きながら一本一本チェックしてみたものの、越冬個体もまた過去越冬したであろう噛み跡も見つかりません。

■一旦戻って別の場所を確認
今度は開けた場所の日当たりの良い場所にあるカクレミノを見ると、若木で先端が無くなっているものが数本あり、引き寄せた際折れてしまった枝に幼虫を発見。
▽右の枝が食害されていた部分。中央にあった枝も食害を受けた跡が・・。
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▽折れた枝内にいた幼虫 体長は3cm程。
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▽近場の日当たり良好な場所の若木を見ると、かなりの確率で同様の食害を受けていると思われるものを発見。先端には少し穴が開いています。割ってはみなかったものの、中には幼虫がいるものと思われます。ここには案外個体数は多いのかもしれません
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▽並んで生えている3本とも食害の可能性
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▽幹の傷がふさがっていて、恐らく過去越冬したと思われる場所
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すべて Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

今日の結果
幼虫がいるのは日当たりの良い若木で、大人の小指程の太さのもの。
それは自分の体のサイズと食する部分のサイズが同じくらいの太さ。
また潜んでいる枝の先端は無く、食いつくされているためのよう。
先端には少し穴が開いる。などなど。

さて肝心の成虫ですが、何処にいるのか・・。
生態としては暖かい場所のものは夏に成虫となり、越冬して翌春に産卵するとあります。そうなると幼虫がいた若木の近くにいるのが普通です。
見つけられなかったのは目の届かない高い所にいた可能性が高いです。あるいはヤツデも見て回ったのですが、今回見落としている別の食草の可能性も。
次回訪問時はもっと高い所まで木登りすることと、今一度別の食草の確認をしておくことですね。


by Nature_Oyaji | 2016-01-04 16:29 | 自然 | Comments(3)
Commented by Clearwater0606 at 2016-01-04 17:34
お〜、今度はタテジマカミキリ。この昆虫も知りませんでした。ネットで調べてみると私の近くにも分布している可能性があるようです。勉強になります。近所でちょっと探してみようかな?でも、かなり難易度が高そうですね。

まずは、カクレミノを探すことでしょうか?常緑の亜高木のようですから、冬場の方が探しやすそうですね。う〜ん、勉強になります。
Commented by Nature_Oyaji at 2016-01-04 18:09
Clearwater0606さん
こんばんは。
この昆虫は先日知り合いの方から教えてもらいました。
越冬方法として外の木にしがみついて過ごすカミキリはこの一種だけかもしれません。
そのためいればすぐ観察出来るのですが、探すのは手ごわそうです。

こちらは温暖なので越冬するようですが、「寒冷地では新成虫は夏季に羽化せず、翌春まで寄生植物内で越冬すると言われている」とありますね。ですのでそもそも越冬個体がいないかもしれません。先日の検索の要領で、Clearwater0606さんの近場で越冬観察しているブログなどが見つかると良いのですが。
Commented by Clearwater0606 at 2016-01-04 18:51
ご教示有り難うございます。そうすると、仙台あたりだと成虫での越冬は観察が難しいかも知れませんね。取り敢えず、カクレミノの分布だけでも調べてみようかと思います。有り難うございます。


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