2016年 03月 26日

トンボシーズン到来 まずはオツネントンボ撮影

トンボシーズン到来・・といっても越冬トンボもいれば、ヤゴで冬を越しているトンボもいます。
なので生殖活動を開始するという意味合いでのシーズン到来です。

トンボの中で最も早く生殖活動を開始する越冬トンボ三種、その中で一番早いのがオツネントンボです。本格的なトンボ撮影は昨年春過ぎからで、オツネントンボの時期は過ぎていました。なので連結や産卵などはまだ見たことがありません。今日見ることが出来るものはすべて未知の事で楽しみです。

天候は朝方0℃近くになるものの、雨は無くほぼ快晴の予報。最高気温は約13℃でトンボの活動的にはやや低めですが、日曜は天候が下り気味のため、今日の日当たりが良い事に期待です。

そして朝方が0℃ということは、寒くて越冬状態と同じ状況で潜んでいるのではと推測。
産卵のため池近くに集まってきているため、この冬に越冬していた場所とは違うのでしょうが、どんな状況で潜んでいるか見られれば越冬状態のヒントになりそう。(越冬トンボ探しは未決着のまま・・)
そんな目論見もあり、6:30過ぎから活動開始。

●早朝のトンボ池
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●足元には霜が付いたヒメオドリコソウ
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

まずは池の周りで潜んでいそうな所を探索。なるべく水場から離れた場所で、枯れたヨシや笹林、樹木の周りや幹などなど。(水場の上で越冬したとすると、動けない状態で何かのきっかけで落ちると助からないので、あまり水に近い所にはいない様です)

2時間ほど歩きまわって、枯れた植物をひっくり返したり、木の周りを見たりしましたが、見つかりません。

そして8:30頃、ようやくオツネントンボが1頭、足元から飛びました。気温は約5℃。場所は何度か探したツル植物が重なってドーム状態になっていた所。やはりその中に潜んでいたようです。
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それにしても日が当たっているといっても気温は約5℃程度。飛ぶとは思ってもみませんでした。
その頃から飛ぶ数も増え、何歩か歩くと逃げる姿多数。気温は低めですが飛んで逃げる速度は早く、意外と活性が高い事にも驚きました。

10時過ぎには約9℃位になり撮影も一段落。

●成熟した♂ 複眼がブルーになることは知っていたので今回是非撮影しておきたかった部分
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●成熟した♀ 胸部分がうっすら青色
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

そして気温が上がった11時過ぎ、ようやく連結が見つかりました。

●オツネントンボ 連結 ♂の複眼が見えるよう、少しななめ後ろからの撮影。♀が少しピンぼけ
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トリミング
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

12時過ぎ、産卵撮影のため違う池を探していた所、羽化間もないアジアイトトンボを発見。
●アジアイトトンボ(♂)飛んでいる翅はようやく乾いてきた白色状態
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●もう一度元の池に戻ると、池の中央で♀を待つ♂が1頭
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

♂はある程度いる場所が決まっていて、今日は6頭ほど。そのうち複眼がブルーだったのは2頭程で成熟はこれから本格化。

明日は天候不順なのと、家の用事があるのでご近所を散策予定。

by Nature_Oyaji | 2016-03-26 20:41 | トンボ | Comments(3)
Commented by Clearwater0606 at 2016-03-26 22:38
成熟するとオツネントンボの♂の複眼が、青くなるとは知りませんでした。何故こういう現象が起こるんでしょうね?不思議です。

自然界の現象には非常に理にかなった事が多いと個人的には思っているのですが、これはどう解釈すれば良いのでしょう。非常に興味深いです。

アジアイトトンボも羽化したんですね。早いなあ。
Commented by Nature_Oyaji at 2016-03-27 05:54
Clearwater0606さん

考えられるのは成熟したメスを見分けるため・・でしょうか。
複眼が青くなることによってオスは何か見え方が変わる、メスはメスで生熟すると胸部分にうっすら青色が付く変化が起こります。
互いにそうなることで、見分けがついて生殖に適した相手がきちんと効率よく見つかる・・というのがオヤヂの思うところです。
トンボは成熟すると体の色が変化するものがいて(観察する側にとっては区別に四苦八苦するのですが)、それも生殖に適した相手を見つけるためと考えると合点がいきます。

モンシロチョウは成熟とは関係なく紫外線を見ることが出来て、紫外線でみるとオスは黒く、メスは白く見えるそうで、オスはそれでメスを探すようです。これは成熟とは関係ありませんが、相手を効率よく見つけるための別の手段ですね。

変化は大方、生殖活動に結び付いている事と思うと自分で納得の行く回答が得られそうです。

アジアイトトンボ、池の縁で羽化したものがこちらに驚いてまだ乾ききっていない弱い翅で飛んでくれたのでわかりました。
早い時期の羽化ですね。
Commented at 2016-03-27 16:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。


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