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オヤヂのご近所仲間日記

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2016年 07月 18日

同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ

この田んぼにはトンボを始め、いろいろな昆虫たちが生きています。
トンボについては過去見たものも含めると、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、オツネントンボ(越冬三種は生息)、ハラビロトンボ、ミヤマアカネ、キイトトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、コオニヤンマなどなど。時期が異なればまた違ったトンボがいると思います。

●モートンイトトンボ このトンボも沢山群れています。朝一で♀に襲いかかり移精・交尾態に至る様子を観察。まだ撮影していなかった産卵の様子。
▽早朝
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_1755196.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽産卵 撮影9:30
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_17562173.jpg
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_17563221.jpg
Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●コオイムシ 
他にも近所では見られなくなった昆虫たちも多数。以前ネットでこの場所を調べていた際出ていたコオイムシ。千葉の田舎で育ったものの、まだ見たことがなかったので是非残したい。
少し離れた所で撮影していた虫友Tさんが見つけてくれて無事撮影。これも変わった生態の一つ。

背中の卵は一部は孵化済
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_17594992.jpg
Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●シマアメンボ発見
暑い日でした。梅雨が開けたかと思うほと。日光が強く、もう半分溶けてしまっていて二人とももう帰ろうか・・状態。
休憩場所として山に続いている道を行くと、山水が流れる細流があり、涼んでいるとそこにいたシマアメンボを発見。

シマアメンボ自体は初見ですが、山の細流など必ず流れのある場所に生息している昆虫。体長は5~6mm。写真は翅のない無翅型。

涼みながらこれをどう撮影しようか、臨時の講習会開催。
暗い場所で、動きが早く止まることはない対象。
さてどう撮影するかですが、答えは「閃光発光で止める/フォーカスはマニュアルで固定しておき、相手がピント範囲に来たらシャッターを押す」
マニュアルで1/60程度、絞りF3.5、ISO200。ストロボ 、マニュアル発光1/60程度で試して、条件ぎめ。

結果
こちらも一度残しておきたかったので嬉しい 背中の模様がなかなか面白い。
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_18141519.jpg
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_18142740.jpg
同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ_f0324026_18143562.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

涼んだのでだいぶ元気になり、その後少し撮影して撤収。お疲れ様でした。


by Nature_Oyaji | 2016-07-18 18:45 | 昆虫 | Comments(2)
Commented by nakayoshi_me_hina at 2016-07-19 21:29
5月にモートンの産卵を探しに行きましたが、撃沈しました。
とても羨ましいです~ ヒナ
Commented by Nature_Oyaji at 2016-07-19 23:05
ヒナさん
モートンは昨年は6月中旬に交尾態を撮影していましたので、自分の中ではもう終わっているものと思っていました。
この日この場所でまだまだ活発に活動しているのを見て、思い違いを認識しました。場所の違いもあるのかもしれません。
時間を書き忘れていましたので追記しましたが、産卵は9:30頃でした。またどこかでチャンスがあれば撮影にトライ・・ですね。


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