マルタンヤンマは有名な場所に行けばぶら下がりは必ず撮影出来るので、それを楽しむも良しですが、今の興味は羽化や産卵など普段目に付き難い生態の様子。
今季ようやく羽化後の飛び立つ前の様子を確認出来ましたが、産卵は過去一度だけボケボケ写真を撮影したのみ。
今年も産卵の時期になったので、一年越しの宿題だった産卵の様子を是非とも残しておきたい。
マルタンヤンマの産卵についての知識は
- 産卵は朝と夕方の2回
- 時間帯は朝は過去の観察から4:30位~8:00位まで。午後はまだ見たことがなく、ネット等での情報では16:30頃から17時を回る時間帯までらしい。
現場に16:00頃着。
16:10には1頭目のマルタンヤンマの♀が飛来。撮影する間もなく、シオカラトンボたちに追いかけられて何処かへ。
その後も何度か飛来し、うまくシオカラトンボ等の追撃を逃れて産卵に至るも、草地の中に入ってしまうなど全く撮影出来ず。
17:30を回り諦めモード全開でしたが、
撤収準備中にまた1頭飛来。その個体が嬉しいことに近場で産卵開始。最後の最後でようやく撮影の機会となりました。ただ場所的に日光は既に入らず、少し暗めの環境。ISOも650程度まで上げての撮影となりました。
●マルタンヤンマ 産卵
Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)
かなりノイズの入った結果となりましたが、これほど長く産卵する様子を観察出来たのは初なので、まずはここから課題を見つけてまた次の撮影に臨みたい。
■今日確認出来た事は夕方の産卵時間帯。
朝は以前確認した6:30〜8:00位。
ただここでテリ張っているシオカラトンボに追われて、なかなか水面に近付けない様子。
夕方は16:00〜18:30位。
実は広角撮影を試みて失敗、最後は飛ばしてしまったので18:30よりもう少し遅めだった可能性。今の日没が18:48なので同じ位かもしれません。
シオカラトンボは17時半頃にはうるさくなくなったので、マルタンはすんなり産卵場所に来れる様な状態。
産卵時はとても敏感ですが、朝の方がより敏感な感じ。