オヤヂのご近所仲間日記

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2016年 09月 19日

ホソミイトトンボの今の様子

この春から本格的に観察開始のホソミイトトンボ。
前回の9/4の越冬型羽化から約2週間経ちました。
現在の様子を確認のため、ここがほぼマイフィールド化しているいつもの虫友Tさんと待ち合わせ。

先に6時過ぎに到着したため霧雨の中観察開始。

稲はもう刈り取りの時期。その稲の回りにはホソミイトトンボの姿は無く、道を隔てた草原に群れていました。

●ホソミイトトンボ(♂)1枚めの個体は若干羽化不全。色合いは夏型に比べてかなり薄い青色。複眼には越冬型特有の茶色の横線。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●同(♀)♂と同系色
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

探している間に茶色の越冬色に変化した♀の個体を発見。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

Tさん合流。実はTさんは9/17にも訪問していて観察済。
その時のトピックはまだ羽化個体がいたという事。驚きです。
今日も羽化を探しましたが1頭も羽化はなし。今日の雨模様の天気の影響もあるかもしれません。

また今日見た茶色の個体については17日には見当たらなかったという話。
今日の草原には1割にも満たない数ですが茶色の越冬色の個体を確認。
今回見つかった理由をあれこれ思案。
考えついたのは色が変わった個体は緑の草地では目立つ存在になるので、順次枯れ草・枯れ枝付近に移動しているのではという事。
17日は天気がよく、活性も高かったと思われるので茶系の場所に移動して見つけにくかったのかも?
昨日、今日は雨で気温も低く、餌取りなど出てきてそのまま居残っていたのかもしれません。

あとで枯れ草回りなどを探すと下の写真のように、確かに茶色の越冬色の個体が見られ、案外間違ってはいないのでは。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ふっと思ったのはこの姿、ひょっとしたらこんな状況で越冬しているのではないかという事。
こうして枯れ枝に止まっている姿は、冬場の越冬探しのイメージとして頭に入れておくのが良さそう。
もう一つ、今までは目線以下の低い所を探していましたが、高い所で越冬している可能性もあるので、この冬には枝たたき用の棒など用意して探す予定。

またこの茶色は今更ながら擬態であることもしっかり頭に入れておく必要があり。
下の写真はトリミング済で位置がわかりますが、林の中の暗がりに止まっているとすると、ここにホソミイトトンボがいるとはよほどでないと気づきません。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●♂の越冬色に変化した個体について
今日は♀ばかり茶色を発見。♂は二人で探してみましたがとうとう見つけられず。
通常羽化は♂が縄張りをはるため先に羽化し準備、その後遅れて羽化・成熟する♀を待つようですが、越冬型である今のホソミイトトンボの♂は先に羽化する必要はなさそうです(羽化の際、♂♀の割合など見ると同時に羽化しているかどうかわかります)。
同時に羽化したとすると、同じように♂の茶系がいてもおかしくないのですが、どうにも見つからない・・自分たちで納得できる理由も思いつかず、また来年への宿題です。

これからの観察としては今草原にいる青系がいつ頃全て茶色になって草地からいなくなるのか。
羽化の順に徐々に越冬準備が整い茶色になって移動すると思うのが自然です。
16日に羽化したものは暫くは草地で過ごすでしょうから、完全にいなくなった日がわかれば茶色に変化する日数が分かりそうですが・・正確には毎日観察出来るようにならなければ無理ですね。

最後に季節ものを一枚。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO






by Nature_Oyaji | 2016-09-19 18:23 | トンボ | Comments(0)


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