■ホソミイトトンボ 越冬場所探索-4虫友Tさんが見つけてくれた集団の経過観察と、新たな場所(個体)探索で訪問。
気温は8時過ぎ5℃ほどでしたが、撤収する11時過ぎには16℃程。
■まずは集団の確認この集団は虫友Tさんの観察で一時6頭でしたが、昨日は4頭だった模様。
また別の場所の1個体は何処かに移動したという事と、近くの場所で新たに1頭を確認との連絡頂いていました
(虫友Tさんブログはこちら)。
今日の確認では集団場所では5頭。
ただ近場の追加の1頭は見つけられず。
撮影開始の8時前後で5℃程度でしたが、相変わらず回転逃避をすぐ行う状態。
探す際、いると分かって探してもさっと回転して見失いがちなので、全く新規の場所ではトンボの方が先にツル植物他の裏側に回っているはずなので、これは更に探しにくい。
●新たな観察結果ほぼ垂直な木の枝で過ごしている姿を確認。その枝上でもしっかり回転逃避。
前回確認時は同じ5頭でしたが、全てツル植物にいました。
前回、自分の目ではツル植物以外探していなかったので、枝にいた個体は見落としていた可能性があります。先入観があるとそれだけでいても気付かなくなりますので、やはり探す際は全てを見る意識が必要です。
あるいは移動した個体なのかもしれません。
●1頭目(♂)(Photohitoリンク)●2頭目(♂)(枝で静止)●3頭目(♀)(Photohitoリンク)●4頭目(♀)(枝で静止)
▼同じメス
枝をかじっている様な様子が面白い。●5頭目(♂)
この個体は少し植物の陰になっているので分かり辛い。
全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
■ようやくこちらも1頭確認(♂) 体からすると相当太い木に
近くの場所で更にもう1頭初確認。これで今回自分での確認は6頭。
今までの観察では、ほぼ自分の体と同じ程度の太さの場所で、回転すると複眼等が見えていましたが、この場所では完全に見えなくなってしまう。Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
この後、似たようなポイントについて、近場を探して回ってみましたが、相変わらず次の集団は見つかりません。
手詰まり感大です。
※「ホソミイトトンボの一年間の様子」に今回の越冬前の姿を追加。