カテゴリ:カマキリ( 4 )


2017年 01月 21日

皇居でヒナカマキリ卵鞘探し

前回、皇居のヒナカマキリ探しは2014年11月8日に実施。
あの年はとうとう成虫には出会えず終わっていました。

今は何とかどの辺りにいそうか少し頭に入り、卵鞘探しにも慣れてきたのでリベンジを兼ねて探索。
前回もご紹介しましたが皇居は多くの自然が残されていて、ヒナカマキリの生息場所も公開されています。
今回もその地図を元に一回り。

探し始めて10分も経たないうちに1個めの卵鞘を発見。

●ヒナカマキリの卵鞘 もちろん樹木や大きな葉の裏などにも産卵するのですが、見つけにくいので探す時はこんな人工物が良いと思っています。
これなら歩きながらでも見つけることが出来ます。
この卵鞘の産卵の高さは約75cm、ヒナカマキリについての報告書などを見るとだいたいその高さに集中しています。
f0324026_16243751.jpg

Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

皇居内の外周近くは立入禁止エリア多数で、こうしたフェンスがあるので逆に生息場所が守られている気がします。
フェンスの向こう側には広葉樹の落ち葉が積み重なった安定した場所が広がっていて、いかにも生息している感じがします。

このエリアを暫く探すと卵鞘は1個、他は卵鞘の跡が2つ。
何かに食べられたのだろうか?? それとも採集者の仕業??
f0324026_15510614.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

じっくり近づくことが出来るフェンスを探しながら一回りしたものの、結局見つかった卵鞘はこの1個のみ。
皇居内は至る所で目撃されているので、恐らくはフェンスの向こう側や葉の裏など、目の届かない所に産み付けられているのでしょう。
秋にはまた成虫探しとしたい。




by Nature_Oyaji | 2017-01-21 15:58 | カマキリ | Comments(0)
2017年 01月 09日

越冬昆虫探し フユシャクとヒナカマキリ卵鞘探し

ホソミイトトンボの興奮が冷めやらぬまま、このまま帰宅する気にもなれず、以前ヒナカマキリ探しをした場所へ。
成虫探しは難易度が高いですが、卵鞘ならある程度どの辺りに産み付けるか分かってきたし、生存している確認にもなります。
で、探し始めて5分も経たないうちに擬木にある卵鞘を発見。
1個見つかった周りをさっと探しただけで計4個見つかり、しっかりここで行きていることを確認。
秋までには成虫を求めて何度か訪問したい。
f0324026_19120754.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

擬木にはもう一つの目的だったフユシャクの♀を確認。これは期待していなかっただけに嬉しい。
ただ同定ができない・・。
●シロオビフユシャク(♀)??
f0324026_19155860.jpg
●ウスバフユシャク)(♀)??
f0324026_19161726.jpg
全てOlympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+STF8


越冬トンボ探しもあと残すはオツネントンボ。
この冬には作戦を立ててなんとかしたい・・。


by Nature_Oyaji | 2017-01-09 19:23 | カマキリ | Comments(0)
2016年 10月 02日

ヒナカマキリ探し その2

今日は以前卵鞘を見つけた場所に茨城のSさんとその友人の方、Fさんも集まり皆でヒナカマキリの成虫探し。
天候が少し悪く曇り空のため活性が低いと思われるのでどうなるか・・。

探索開始!
皆でそれぞれ思い思いの場所で探すもどうにも見つかりません。
卵鞘は既に20個以上産み付け済。成虫が既に死滅したとも思えません。
実際、以前訪問した都下の生息場所では、別の方々が10月下旬に観察しています。
なお、産卵について調べると一匹の♀は数回産み付けるらしい。
3回としても7匹程度はここに産み付けたことになります。

探した場所は地面や産み付けられたバランの回り。結局1時間ほど探したものの、誰も見つけられず残念ながら解散。
オヤヂはともかく、3人も昆虫探しに長けたメンバーでも探せないとなると、ひょっとしたら地面ではなく木の上?なのかもしれません。
生態を検索した所、どうやら樹上生活は行わないようで好地性、常緑広葉樹林の林床を離れないとあります。

また別の論文にはヒノキの樹皮の内側にも産卵するとありました。思い出してみると今日の場所には大木のヒノキがあり、かなり樹皮はめくれて隙間が空いていたので、隠れている可能性があります。

■次回訪問計画
▽ヒノキの樹皮回りのチェック
▽もう少し探索範囲を広げる
 ・生態的には広葉樹の落ち葉の林床が好みなので、そんな場所がないかどうか 
 ・探索した場所の地面は竹の落ち葉ばかりでペタッとしているので隠れることが出来ない ⇒ バランには産卵のみに来ている可能性
▽夜行性らしい ⇒ 夜の探索実施もしてみる 産卵も夜なのかもしれない
▽どうしても見つからないようなら気温がもっと低めになる月末まで待って、天気の良い日に日なたぼっこするために草の上に出てくるのを待つ

他の場所を探すのも平行して行うが(卵鞘探し)、活動期間の11月のうちにこの場所をじっくり探索しておきたい。

●探している時見つけたトウキョウサンショウウオ
たまたま朽ちた竹を退けた所、その下に潜んでいました。
f0324026_19280211.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

サイズから10年以上生きている個体との説明。

あとで虫友Tさんに聞いた所、
▽サンショウウオは産卵の時のみ水場に降りて来て、それ以外は山で過ごす
▽山ではこのように何処かに潜んでいて、夜などに出てきて餌探し
▽脈拍等新陳代謝が低いため、10年以上の長寿命
との事。サンショウウオは子どもの頃から見てはいましたが、生態についての知識が抜けていました。
それにしてもここは結構高い山の上。産卵場所と思われる下の水場からは相当の距離と標高差。驚きです。


さて今日はそんなわけで残念ながら解散となりましたが、悔しいのでもう少し探してみる事に。
実はどうせ行くならと、その近くの別の神社を3ヶ所ほど訪問予定地として探してありました。
結果は
▽2ヶ所は集合場所に来る前に確認してみましたが、両方共卵鞘は確認できず。
▽残るもう一ヶ所を解散後訪問してみましたが、こちらもダメ。

もう一ヶ所、以前タテジマカミキリ探しで訪問した神社を思い出し、そこへ移動。

移動途中に大きめな神社があったのでダメ元で探索。 
すると鐘つき堂の脚部分に一つだけありました!
●ヒナカマキリ 卵鞘 どうにも卵の数が通常の半分程度 あとで生態について調べていた所、卵の数はその時の栄養状態によるらしい
f0324026_18493603.jpg
f0324026_18503975.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

回りを念入りに探してみましたが、成虫は見つからず、卵鞘もこの場所ではこの一つだけ。

それでもこの山にはいることはわかったので、色々な所をチェック。
●石灯籠にあった古い卵鞘(孵化済)
f0324026_18531097.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●別の建物の裏にあった卵鞘 これも数が足りない
f0324026_18535141.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

産卵しそうなツワブキやバランに似た植物の葉の裏もいろいろ調べて回りましたが、植物への産卵は見つけられず。
場所が違うのかもしれません。こちらも遅めの時期に、日当たりの良い所に出てくるのを待つのが良さそうです。

タテジマカミキリ探しの神社到着。
夏を過ぎたカクレミノの新芽部分を見ると、かなりの確率で食害されている跡が。
タテジマカミキリの幼虫は確実に潜んでいます。幼虫はこのまま3年ほど過ごす様です。
f0324026_19034031.jpg
f0324026_19034657.jpg
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽タテジマカミキリとカクレミノの関係(妄想)
食害を受けるカクレミノですが、長年の共存共栄による進化で実は枝を増やすのに役立っている・・のかもしれないなと。実際、食害を受けるとその部分からはしっかり次の枝が伸びるようになっており、時には同時に2つの枝が出る場合もある。(下の写真は食害の後、同時に2つ枝が出て、更に一方は食害されているもの)
f0324026_19110347.jpg
Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

さて改めてこの神社でヒナカマキリ探し。
卵鞘がありそうな場所を見て回りましたが、とうとう見つけられず終了。

▽カエルとヒナカマキリ(また妄想)
撤収時、結構な数のアカガエルを目撃。越冬のために山に登ってきたものでしょうが、ここでまた妄想。
こんなカエルが徘徊していたら、ヒナカマキリは格好の餌。
卵鞘が沢山あった山にはカエルは登っておらず、過去捕食者がいないため生息場所として残されていたものではないかと推測。


皆さん、お疲れ様でした。
次回は何とか見つけたい。







by Nature_Oyaji | 2016-10-02 19:22 | カマキリ | Comments(0)
2016年 09月 17日

房総でヒナカマキリ探し

今日は房総の保養所ヘ出かけたかみさんと娘のお迎え。
10時が迎えの時間なので、せっかく房総にいくなら早めに出かけて、まだ見つけていない千葉のヒナカマキリ生息場所探しを計画。

ネットで見つかった県内での生息場所(場所の記載はありません)は、たまたまかも知れませんが、比較的海に近い林が多い。
加えて元々の生態として、広葉樹の葉がふんわり重なるような場所が好み。
また古い放置された神社などに多い。これは適度な落ち葉の量のこともあるし、落ち葉の裏に産卵することもあるらしいので、掃き掃除などで排除される事が少ないためなどが考えられます。

地図を見てかみさんたちの居る保養所近くの神社を探すと、数km先に幾つか確認。Googleアースで見てもしっかり樹木に囲まれているので期待大。

7時過ぎ着。長い石段の上に鬱蒼とした林の中にあるかなり古い神社。毎日掃き掃除などしていないことは明白で逆に良さそう。ただ広葉樹は少なく、杉や孟宗竹が取り囲んでいる状況。
f0324026_22583481.jpg
以前神奈川で探した際は10時過ぎになって擬木などに登ってきたので、今回まだ時間帯が早い事もあり成虫を探すのは難しそう。
なのでまずはいるかいないかの確認のため、目に付きやすい卵鞘(といっても1cmもありません)を探すことに。

探すこと30分、とうとう見つかりました。石碑の裏側に小さな卵鞘。真上からみてもまだ抜けだした穴がないので今年産み付けられたもの。記念すべき卵鞘第一号 かつ 自分で見つけた生息場所第一号です。
f0324026_20010638.jpg
f0324026_19202152.jpg
更に探すと、南向きの場所に生えているバランに卵鞘を発見。

どこでしょう??
f0324026_04121705.jpg
ここです。
f0324026_19384348.jpg
f0324026_20080391.jpg
更に探すとこのバラン群の中に6個の卵鞘を発見。
更に同じ南向きの隣のバラン群の中にも幾つかの卵鞘を確認。
こうしてみるとここではこの南向きの暖かい場所のバランの葉の裏がお好みのよう。

さて肝心の親カマキリですが、これがなかなか見つかりません。結果的にはバラン裏の卵鞘探しの際、1頭裏に張り付いていた個体が見つかりましたが、すぐ地面に降りてしまいロスト。

回りの落ち葉をひっかきなから長時間成虫を探したものの、とうとう見つからず今回は諦めて撤収。
それでもまずは生息場所が確認出来た事と、成虫も確認出来た事が嬉しい。

過去見た生息場所では10月中旬まで。
擬木などに登ってきた時間帯は約10時位。

次回天気の良い日の同時間帯の訪問としてみます。




by Nature_Oyaji | 2016-09-17 20:03 | カマキリ | Comments(0)