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2016年 07月 30日

マルタンヤンマ 産卵

マルタンヤンマは有名な場所に行けばぶら下がりは必ず撮影出来るので、それを楽しむも良しですが、今の興味は羽化や産卵など普段目に付き難い生態の様子。

今季ようやく羽化後の飛び立つ前の様子を確認出来ましたが、産卵は過去一度だけボケボケ写真を撮影したのみ。
今年も産卵の時期になったので、一年越しの宿題だった産卵の様子を是非とも残しておきたい。

マルタンヤンマの産卵についての知識は
- 産卵は朝と夕方の2回
- 時間帯は朝は過去の観察から4:30位~8:00位まで。午後はまだ見たことがなく、ネット等での情報では16:30頃から17時を回る時間帯までらしい。

現場に16:00頃着。
16:10には1頭目のマルタンヤンマの♀が飛来。撮影する間もなく、シオカラトンボたちに追いかけられて何処かへ。

その後も何度か飛来し、うまくシオカラトンボ等の追撃を逃れて産卵に至るも、草地の中に入ってしまうなど全く撮影出来ず。

17:30を回り諦めモード全開でしたが、撤収準備中にまた1頭飛来。その個体が嬉しいことに近場で産卵開始。
最後の最後でようやく撮影の機会となりました。ただ場所的に日光は既に入らず、少し暗めの環境。ISOも650程度まで上げての撮影となりました。

●マルタンヤンマ 産卵 
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

かなりノイズの入った結果となりましたが、これほど長く産卵する様子を観察出来たのは初なので、まずはここから課題を見つけてまた次の撮影に臨みたい。

■今日確認出来た事は夕方の産卵時間帯。
朝は以前確認した6:30〜8:00位。
ただここでテリ張っているシオカラトンボに追われて、なかなか水面に近付けない様子。

夕方は16:00〜18:30位。
実は広角撮影を試みて失敗、最後は飛ばしてしまったので18:30よりもう少し遅めだった可能性。今の日没が18:48なので同じ位かもしれません。
シオカラトンボは17時半頃にはうるさくなくなったので、マルタンはすんなり産卵場所に来れる様な状態。
産卵時はとても敏感ですが、朝の方がより敏感な感じ。



by Nature_Oyaji | 2016-07-30 23:13 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 24日

コバネアオイトトンボ 他

朝一からのオオルリボシヤンマ羽化撮影も昼前で終了。皆さん、色々な疲れもあり今日はこれで解散。

●コバネアオイトトンボ
解散後、せっかくなのでコバネアオイトトンボが生息している池へ。
成熟までには時間が掛かりそう。まだ複眼はグリーン系の淡い色のまま。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●ホソミオツネントンボ 同じ場所にて。初めて気付きましたが、体には少しグリーンが反射する模様発見。
この個体が越冬する訳ですが、越冬中にはこの様な反射する色はありません。越冬前の活動期、グリーンの中では保護色になるのか?
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ウチワヤンマ オオヤマトンボ (Yさん、ご指摘ありがとうございます!)人の高さより高い所に羽化殻。それがいくつもあり、セミの羽化殻と並んで何やらおかしい。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●モノサシトンボ 飛翔
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●オオアオイトトンボ 作品として色を少し濃い目に現像
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8


by Nature_Oyaji | 2016-07-24 23:04 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 24日

オオルリボシヤンマ 羽化

何週間か前に茨城のSさんから、オオルリボシヤンマ多産の小さな池で羽化が見られるので時期を見て行きましょう・・と連絡頂いていました。
22日に下見に行って頂いた所、羽化殻が20個以上出ていて、前日の雨の影響で居残りが4頭、すでに凄いことになっている様子。

日曜は一人でネアカヨシヤンマ探しの計画でしたが、急遽予定変更。
成田のSさんも来られて3人で6時過ぎに訪問。

かなり山奥の林道脇の10畳程の小さな池。
道から覗き込むと、羽化不全が数頭と、数えきれないほどの羽化殻・・。
中には前の羽化殻にぶら下がってのものまで。皆オオルリボシヤンマのもの。
言葉にならない位壮観です。

定位している個体を探すと4頭見つかりました。大型のヤンマ系の羽化は夜中が定番。
アオヤンマ羽化でも経験がありますが、中には少数ですが、遅く羽化するものもいるようなので、今回のこの4頭も何故か遅れて羽化しようとしている個体と思われます。

●定位発見6:00。一番初めに見つかった個体でしたが、こちらの動く様子が見えるようで、一番最後の羽化となってしまいました。
▽倒垂 8:30頃
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ここからは一気に 8:55
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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Olympus E-M1+SAMYANG OPTICS 7.5F3.5 FISH EYE/MFT BLACK


▽9:14
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Olympus E-M1+SAMYANG OPTICS 7.5F3.5 FISH EYE/MFT BLACK
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

本日でこの状況。恐らくもう一週間程前位が最盛期だったようです。
お疲れ様でした。

追記
実は今回羽化、すべて♂ばかりでした。
今日、同行頂いた茨城のSさんがまた確認した所、♀が2頭羽化していたようで、♀の羽化はこれからの様です。




by Nature_Oyaji | 2016-07-24 22:27 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 23日

ミンミンゼミ 羽化

昨夜に続き、今日はミンミンゼミ羽化撮影。
翅が伸びた頃でもまだ半透明な体は、いろいろな色が混在して改めて美しいと感じた次第。
一枚目の向こうは葛西臨海公園の観覧車。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


by Nature_Oyaji | 2016-07-23 01:13 | セミ | Comments(2)
2016年 07月 21日

久しぶりに夜の公園

満月の夜を待っていたのですがあいにくの曇空。
それでも久しぶりにウチワヤンマのいる公園訪問。

22時半過ぎ、護岸で羽化していたウチワヤンマは3頭ほど。
右上に街灯があったものの、トンボ自体には全くあったって無くて真っ暗な環境。
一度ライトを付けてフォーカスを合わせてから撮影。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

近くの木ではニイニイゼミが羽化。23時頃では羽化した9割方、翅が伸びきっている状態。こちらも真っ暗な環境。
シャッターはバックを入れる為、20秒で設定。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO


by Nature_Oyaji | 2016-07-21 00:41 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 18日

ホソミイトトンボの夏型と越冬型比較

ホソミイトトンボは夏型と越冬型では、まずはサイズが全く違います。
越冬型はアジアイトトンボをもう少し大きくした程度です。

他の比較ポイントはいつもの虫友Tさんに教えてもらいました。

▽先日撮影したもの
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▽昨年9月撮影の越冬型
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●違い-1
胸の黒斑の幅の違い 越冬型:細い 夏型:太い

●違い-2
中脚の色の違い 越冬型:全体的に黒 夏型:一部黒

この違いからすると、先日の個体はどうやら夏型のようです。

by Nature_Oyaji | 2016-07-18 18:47 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 18日

同じ田んぼでの観察 モートンイトトンボ産卵・コオイムシ・シマアメンボ

この田んぼにはトンボを始め、いろいろな昆虫たちが生きています。
トンボについては過去見たものも含めると、ホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボ、オツネントンボ(越冬三種は生息)、ハラビロトンボ、ミヤマアカネ、キイトトンボ、ナツアカネ、アキアカネ、シオカラトンボ、ハグロトンボ、コオニヤンマなどなど。時期が異なればまた違ったトンボがいると思います。

●モートンイトトンボ このトンボも沢山群れています。朝一で♀に襲いかかり移精・交尾態に至る様子を観察。まだ撮影していなかった産卵の様子。
▽早朝
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽産卵 撮影9:30
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●コオイムシ 
他にも近所では見られなくなった昆虫たちも多数。以前ネットでこの場所を調べていた際出ていたコオイムシ。千葉の田舎で育ったものの、まだ見たことがなかったので是非残したい。
少し離れた所で撮影していた虫友Tさんが見つけてくれて無事撮影。これも変わった生態の一つ。

背中の卵は一部は孵化済
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●シマアメンボ発見
暑い日でした。梅雨が開けたかと思うほと。日光が強く、もう半分溶けてしまっていて二人とももう帰ろうか・・状態。
休憩場所として山に続いている道を行くと、山水が流れる細流があり、涼んでいるとそこにいたシマアメンボを発見。

シマアメンボ自体は初見ですが、山の細流など必ず流れのある場所に生息している昆虫。体長は5~6mm。写真は翅のない無翅型。

涼みながらこれをどう撮影しようか、臨時の講習会開催。
暗い場所で、動きが早く止まることはない対象。
さてどう撮影するかですが、答えは「閃光発光で止める/フォーカスはマニュアルで固定しておき、相手がピント範囲に来たらシャッターを押す」
マニュアルで1/60程度、絞りF3.5、ISO200。ストロボ 、マニュアル発光1/60程度で試して、条件ぎめ。

結果
こちらも一度残しておきたかったので嬉しい 背中の模様がなかなか面白い。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

涼んだのでだいぶ元気になり、その後少し撮影して撤収。お疲れ様でした。


by Nature_Oyaji | 2016-07-18 18:45 | 昆虫 | Comments(2)
2016年 07月 18日

ホソミイトトンボ 夏場の産卵

先日見た長寿のホソミオツネントンボと同様、ホソミイトトンボも夏型が羽化・産卵の時期であるのに、まだまだ元気な個体が生存しています。

この田んぼにも越冬型の♂♀が飛んでおり、今日は撮影は出来ませんでしたが年の差婚を目撃。
越冬型♂+夏型♀、逆の夏型♂+越冬型♀。それぞれのペアで産卵していました。
何とも不思議な生態です。

そんな田んぼで朝からまだ撮影出来ていない夏型(+年の差婚)の産卵の様子を観察。
▽5:45 すでに連結状態
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

日が昇り、田んぼの様子を見ると無数のホソミイトトンボたち。見ているだけでなにか幸せな気分になります。

先に投稿した羽化撮影のカタがついて連結がいる田んぼで暫く観察。途中からいつもの虫友Tさんが合流。

8:30を回った頃、沢山いた連結していたホソミイトトンボたちが産卵開始。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

かなり敏感で今回はなかなか近寄れず、望遠での撮影となりました。
途中、年の差婚ペアがいたので産卵場面を残そうとしたもののうまく撮影出来ず。
追いかけている間に朝方の産卵のピークは過ぎてしまい、結局産卵場面は同じ場所でのものばかりに。

さて今後の予定として、今日産み落とされた卵が羽化するのは8月下旬頃。またその頃には越冬型の羽化を残したい。
またこの田んぼ脇は南向きの山が迫っている場所。これだけの多産地であるので、この冬の越冬個体探しはこの山で行おうと意見が一致。


by Nature_Oyaji | 2016-07-18 17:45 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 18日

ホソミイトトンボ(夏型) 羽化

この春、初のホソミイトトンボ(越冬型)の産卵撮影で訪問した場所へ。
もうその時産み落とされた卵が羽化し、夏型として産卵も始まっている頃。
まだ間に合えばと思い、羽化探しで訪問してみました。

ホソミイトトンボの夏型は越冬型に比べ更に小型。ヤゴのサイズ比較はわかりませんが一般的には約13mm程との事。

春先活発に産卵していた場所を注意深く探すと、もう体がだいぶでてしまった個体を発見。

●ホソミイトトンボ(夏型♂)
▽6:49
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▽6:55
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▽7:10
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▽7:21
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Olympus E-M15II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ここから推測すると定位は6:30前後位からでしょうか。
今日はこの周りをウロウロしていたのですが、最後にこちらに驚いて飛び上がった個体を見たのは11:15分頃。その間は羽化は続いていたものと思います。

by Nature_Oyaji | 2016-07-18 17:15 | トンボ | Comments(0)
2016年 07月 16日

ヒヌマイトトンボ 昼の様子

今日最後の観察。
茨城の涸沼では先日知り合いの方が産卵撮影をしていました。
こちらも同様と考えても良いはずなので、気温も上がったこともありまた訪問。
涸沼では14時頃産卵撮影したと聞いていたので、その時間帯は要注意。

12時過ぎから様子見。
葦を倒して作っている道脇には、相変わらずある程度の個体数は見ることが出来ます。
濃いオレンジ色の未成熟の♀個体がまだまだ多く、成熟体は見つからず。

▽未成熟の♀
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▽暫くしてようやく♀成熟体を発見 水場に近く産卵間近か??
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

川とは反対側の葦には現在幾つか道ができています(単に葦を倒して作った道)。
試しにその道をたどってみると、人の高さより高く伸びた葦の中の道は少し薄暗く、足元には多数の♂たち。
その道脇にはいくつか人為的に葦を倒して開放空間を作り、足元には両手で覆えるくらいの小さな溜水が作られていています。恐らくここで観察をしている市の方が繁殖し易い様に作ったものかと。
そのような空間場所にはすでに何頭かずつ♂が♀が来るのを待っている様子で、時々♂が♂を♀と勘違いして襲ったり、牽制しあったり。

さてその一つの空間でようやく交尾態を発見。時間はちょうど14時と涸沼での観察時間と同じ。
▽交尾態
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

今日は交尾態が一組だけで産卵までは見られず。
見ていると成熟した♀がポツポツこの♂が待つ空間近く来るようになり、今後はもっと交尾態・産卵が見られる様になるかと思います。
▽やってきた成熟した♀
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

明日は千葉のトンボ多産地訪問予定です。

by Nature_Oyaji | 2016-07-16 20:57 | トンボ | Comments(0)