オヤヂのご近所仲間日記

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2017年 07月 29日

ナゴヤサナエの日常

自然の生き物ですので、生死は日常的なこと。

●ナゴヤサナエ羽化 日常-1
前回に続き、羽化を観察。同じ時間帯、同じ範囲を見て行き、川岸護岸のフェンス向こうで羽化中の個体を発見。
とりあえず証拠写真。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

撮影し易い所での羽化個体を探したものの、結局今日は先程の1頭のみだったのでなんとか処女飛行撮影をと思って戻ると・・いません。
原因は、前回も川を行き来していたモーターボートの波。

ただ他の個体の中には、同じ護岸を更に30cm程上まで登っての羽化殻が残されていました。それを見ると過去遺伝子に刻まれている登る高さは、今回の人工的な波の高さにも対応していたのでしょうが、たまたま昇りそこねた個体なのか、あるいは登る高さの遺伝子情報に変異が起こっていた個体なのかもしれません。

●ナゴヤサナエ羽化 日常-2 
前回、羽化場所には餌取り場所としているセグロセキレイがいると書きましたが、今日もしっかり羽化場所で待っていました。
写真はこちらに驚き飛んで逃げる寸前の姿。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

飛んだ先を見ると、前回護岸の角で羽化していた付近。
しかもその角から下方向を見て、羽化しているかしっかりチェックしている様子を確認。
餌となる羽化がどこで行われているか、頭に入っている様です。




by Nature_Oyaji | 2017-07-29 21:36 | トンボ | Comments(0)
2017年 07月 08日

ナゴヤサナエ羽化(初)

トンボ撮影を始めてから近場の自然について検索すると、会ってみたいトンボたちが出てきました。
その中で面白い生態を持つナゴヤサナエが目に止まりました。3年前の事です。
その後、2年前茨城遠征の時、成虫は初撮影しています。

面白い生態とは、このトンボは川の上流部で産卵し(この川についてはまだどの辺りで産卵しているか、解明されていないようです)、ヤゴは成長するに従い下流域に流されて(移動の方が正しいのか)、羽化に適した場所まで来るとそこで羽化し、成虫はまた上流側へ移動して産卵する・・というもの。

羽化する流域はネットなどに公開されていて、羽化時間なども観察されている方が書かれているので、この数年(といっても2年)羽化を探していました。

今年で羽化探し3年目で、今期の羽化開始の時期となりました。
以前ここで観察されている方から見つけやすい場所を教えて頂き、今日は何とか初の羽化撮影としたい。

●7:30過ぎから探索開始
以前ナゴヤサナエ羽化について書いていたブログに、ハクセイキレイなどは羽化場所を知っていて、羽化に登ってきたナゴヤサナエを食べているとの記載がありました。なのでどの場所で羽化していそうか探すには、ハクセキレイなどが見られるエリアは要注意らしい。

行ってみると一ヶ所、波消しブロックで餌探ししているハクセイキレイがいる場所があったので取り敢えずここを中心に探索。

羽化時間帯は10時頃という記述もあり、また別な方の観察は9時頃では飛んでいなくなっていたので、7時半過ぎから行ってみた・・という記述もあったので、今日は外さないよう後者の方の時間を信じての訪問です。

●羽化殻発見
所々に初見の羽化殻が見つかり、期待が高まる。
羽化殻は護岸の垂直のコンクリート途中にもあり、この写真の様に水平に近い場所や垂直場所などどこでも羽化する事を確認。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●8:30過ぎヤゴ発見!
少し遠目の波消しブロックを望遠で覗いていた所、いきなり視界にヤゴの姿が。丁度覗いていた場所に流れ着きました。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

モーターボートの大きな波が来て流されてしまうのですが、その様子を見ていると水面近くで懸命に尻からのジェット噴水で羽化場所に近づこうとしています。

上流からの移動は川の底を移動するものと思いますが、羽化時期となり水面近くまで上がってきて、流れに乗って移動しながら適当な場所に流れ着いたら羽化するという感じです。

●流されたので噴出で懸命に先程のブロック近くに移動中の様子
水面を探すと浮いているヤゴが見られるので、それを追っていけば羽化観察もできそう
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

このヤゴは大きな波に飲まれて見失ったので、更に下流域を探索。
すると1頭ようやく見つかりました。

●ナゴヤサナエ(♂) 羽化水撮影 9:01
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

この場所は垂直の護岸コンクリートを約1.5m程昇った角。改めてどこでも羽化する事を確認。
この個体は約15分後無事飛び去り。

羽化場所などの様子が見えてきたので、水面を移動しているヤゴを探しながら移動。
するとようやくまた波消しブロックに張り付いている個体を発見。

●9:40 例のモーターボートの波がこの高さまで上がるので様子見の状態
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10:00過ぎ 暫く波が来ない事を確認していた様で、自分の体が乾き始めようやく羽化開始
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

●すぐ近くの別の個体
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

この2頭、最終的には11時頃飛び立ち、羽化開始から約1時間、サナエ系らしい時間です。

ようやく初のナゴヤサナエ羽化が観察出来、嬉しい日となりました。
今日確認出来た個体数は、羽化殻4個程度、羽化個体3頭、流されたヤゴ1頭。
この場所のナゴヤサナエの羽化調査では69日間続いたということですので、まだまだ楽しめそうです。






by Nature_Oyaji | 2017-07-08 18:21 | トンボ | Comments(0)
2015年 08月 23日

茨城遠征 ナゴヤサナエとコバネアオイトトンボ

Sさんのお誘いでナゴヤサナエ撮影に茨城訪問。
ナゴヤサナエは6月下旬~7月上旬に湖岸で羽化後、そこに流れこむ川の上流へ移動し産卵。
今の時期は上流に交尾や産卵で集まっている個体の様子が観察できます。
5時過ぎの日の出後から様子を見ていましたがなかなか飛ばず、10時過ぎにようやくメス探しで飛ぶオスの姿が見られるようになりました。

●ナゴヤサナエ 体長は42mm程。敏感でなかなか近づきにくい。初モノなのでまずは望遠で証拠写真
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

▽オベリスク倒立 遠くにはSさんの姿
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▽角度は悪いですがもう少し寄り
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 12mmで撮影

今年は数が少ないようで、今日はこの場所ではおそらく10頭もいない感じでした。
飛ぶ姿は少し前のめり状態で、横から見ると尾部の黄色の点が特徴的によく見えます。
川の水面から約30cm程度を行ったり来たりしながらメスを探し、時々川脇に留まるといった行動です。
個体数が少なかったためか、かなり遠くまで行っては戻ってくるという様子が見られました。
一度目の前で交尾が始まりました。突然飛んでいる最中にオスがメスに襲いかかり、川に流されながらも連結するという荒っぽい様子でした。

朝から14時近くまで撮影し、ここで解散。お疲れ様でした。

折角なので前回7/19に訪問したコバネアオイトトンボの様子確認へ。
●コバネアオイトトンボ オスの複眼は美しいブルーへ変化していました
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

by Nature_Oyaji | 2015-08-23 06:16 | 自然 | Comments(0)