オヤヂのご近所仲間日記

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2017年 05月 18日

ヒナカマキリ 卵鞘確認

気になっていたヒナカマキリの孵化状況。

●5/14撮影
4個あった卵鞘は2個へ。

▼こちらは孵化済(写真下側の卵はこれからの様) これを見ると前幼虫は卵鞘中央から孵化です。
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▼こちらはまだ孵化前 ただ2つ穴が空いているので一部孵化済のよう
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

一つの卵鞘に卵は10~12個程。
孵化する時は卵鞘の中央から出てくるため、向き合った前幼虫同士が同時に孵化ならぶつかって具合が悪い。
その為、出て来る所が重ならない様、少しずらして互い違いに産み付けてあるようにも見えるし、時間差で孵化して同じ場所を使うのかもしれない。あるいはその両方。

普通は無駄が少ない方向へ落ち着くのが生き残りやすいと思われるので(「分子進化のほぼ中立説」が今の考え方のようで、「進化」自体、言葉の学術的な意味をよく理解していないので使いづらい・・。)、
▼互い違いに産み付け(卵鞘自体コンパクトになりそう)
▼孵化する際は初めに出る個体が懸命に穴を開ける
▼反対側の次の個体は時間差で同じ場所から出る(か自分も少しは孔を開けるのかも)。するとエネルギーはさほど使わずに出られる
というのが自然な気がします。

ネットにも孵化の様子を投稿されていますが、見たものは一斉に孵化するというより、数頭ずつ出ている場面のもの。
時間差で少しずつ孵化する感じです。

どうやらここのヒナカマキリは5月中旬頃の孵化の様です。




by Nature_Oyaji | 2017-05-18 04:41 | カマキリ | Comments(0)
2017年 04月 23日

ムカシトンボ羽化 検証を兼ね今期最後の羽化探し

■ムカシトンボ羽化
先週の羽化撮影をした場所より更に山間部の場所へ。
こちらは知り合いのFさんが以前から観察していた場所で、前回上陸ヤゴを探した場所
Fさんは過去のデータからこの場所の羽化時期を計算し、今日が羽化との予測を出されていました。
本日はその検証を兼ね同行訪問となりました。(その時のFさんのブログ:ムカシトンボの羽化までの有効積算温度について

■先週羽化撮影した場所を再チェック
●観察ポイントに行く前に先週羽化を撮影した場所を訪問
昨日虫友Tさんもチェックで訪れていたのですが、先週より羽化殻は増えていないとの連絡を頂いていました(昨日の虫友Tさんのブログ)。
結局は今日も増えていることもなく、先週の2頭に出会えてこの場所は終了の様。

●少し上流のもう一ヶ所のポイントへ移動
こちらは先週は羽化を確認出来ませんでしたが、虫友Tさんのブログにあるように、岩場近くで2つの羽化殻と1頭残念ながら羽化不全の雌を確認(3個のうち1個は昨夜の雨で流れた模様)。

▽羽化不全(♀)
気になりその個体を探すと、連絡頂いた場所で飛ぶことも出来ず静かにしていました。
何かこみ上げるものがあり、その様子を残すことに。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro(10枚撮影して深度合成)

Fさんの羽化時期予測の検証のため目的のポイントへ
今日羽化が確認出来れば計算での予測と一致します。
Fさんと一緒に探索開始したものの、羽化殻や日のあたり初めたエリアで登ってくるヤゴを探すも全く見当たらない。
10時近くになり、上陸ヤゴが見つかったエリアにも日がさし始めましたが、羽化で登ってくる個体はなし。
改めてゆっくり探すとようやく前日羽化した居残りを発見(昨日は曇りで若干気温は低めで、夜はかなりの雨。その影響で居残りとなったものと推測)
この初の羽化個体発見は、同時にFさんが計算・羽化日を予想した日の検証が出来たことに。
今後の楽しみとして、引き続き来年以降も羽化時期の様子は観察していきたい。

●初発見の羽化個体(♂)
この個体は前回上陸ヤゴが見つかった場所から数m、川からは5~6m離れた場所。
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Olympus E-M5II+PROMINAR 8.5mm F2.8 MFT
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

更に11時近くに向かいの川近くから飛ぶ個体1頭と、羽化している雌の個体を発見。
この2頭は先程の雄の場所とは離れていて、別なルートでの上陸で、羽化場所がはっきりしている雌については川岸からは1m程。
岩石は多くは無いため、どんな所にひそんでいるか。
草だらけで探しにくいのですが、来年確認してみたい。

また4月12日に上陸ヤゴで見つけた羽化時割れる部分の盛り上がり。
こちらも定位個体を確認することができなかったので、また来年の確認です。

ここまで確認でき充実した気分で解散。お疲れ様でした。
なお今回の結果はFさんが詳細にまとめられています。

いつものホソミイトトンボ多産地へ移動

■再び先週のポイント訪問
再度念のため、朝寄ったポイントを訪問。
羽化が見つかったポイントは変化なし。
もう一ヶ所のポイントでは先程撮影した羽化不全の個体が行方不明。よくアリなどに襲われることがありますが、そうではなさそう。
また川の上には雄が1頭、餌を捕りながら行ったり来たり。間もなく産卵時期となるので、そちらの観察もしっかりやりたい。

■ヒナカマキリ卵鞘確認
また通り道だったのでチェック。
驚いたことにまだ孵化していない。
孵化の時期を知らないので念のための観察でしたが、これが普通なのかもしれない。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

■ホソミイトトンボ多産地着
風が強く、田んぼ回りを歩き回ったものの何も見つけられず。今日はここまで。










by Nature_Oyaji | 2017-04-23 21:42 | トンボ | Comments(0)
2017年 04月 02日

ヒナカマキリ卵鞘確認とホソミイトトンボ確認

ムカシトンボ観察が終了し、ホソミイトトンボ観察場所へ移動。

■移動途中にあるヒナカマキリ生息場所へ卵鞘の様子を確認
昨年秋に卵鞘の場所を確認していた所へ孵化の様子を確認へ。結果的には4つある卵鞘には変化なし。
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Olympus E-M1 M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

■ホソミイトトンボ確認へ
久しぶりにホソミイトトンボの確認で訪問。
まずは田起こしや草が生え始めた田んぼへ。いろいろな植物が生え始めましたがまだトンボたちはここには出ていない。
せっかくなのでたまには田んぼ回りの植物とそこで出会えたナナホシテントウとミヤマセセリを撮影。
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全てOlympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

その後、越冬していた竹林の中も探してみましたが、とうとう見つからず。
竹林から山あいの上側へ移動するとは思えないので、田んぼに出ていないとなると、竹林付近にいるはず。
でも見つからない。また近々訪問して、その時での様子観察をするしかなさそう。




by Nature_Oyaji | 2017-04-02 21:46 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 01月 21日

皇居でヒナカマキリ卵鞘探し

前回、皇居のヒナカマキリ探しは2014年11月8日に実施。
あの年はとうとう成虫には出会えず終わっていました。

今は何とかどの辺りにいそうか少し頭に入り、卵鞘探しにも慣れてきたのでリベンジを兼ねて探索。
前回もご紹介しましたが皇居は多くの自然が残されていて、ヒナカマキリの生息場所も公開されています。
今回もその地図を元に一回り。

探し始めて10分も経たないうちに1個めの卵鞘を発見。

●ヒナカマキリの卵鞘 もちろん樹木や大きな葉の裏などにも産卵するのですが、見つけにくいので探す時はこんな人工物が良いと思っています。
これなら歩きながらでも見つけることが出来ます。
この卵鞘の産卵の高さは約75cm、ヒナカマキリについての報告書などを見るとだいたいその高さに集中しています。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

皇居内の外周近くは立入禁止エリア多数で、こうしたフェンスがあるので逆に生息場所が守られている気がします。
フェンスの向こう側には広葉樹の落ち葉が積み重なった安定した場所が広がっていて、いかにも生息している感じがします。

このエリアを暫く探すと卵鞘は1個、他は卵鞘の跡が2つ。
何かに食べられたのだろうか?? それとも採集者の仕業??
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

じっくり近づくことが出来るフェンスを探しながら一回りしたものの、結局見つかった卵鞘はこの1個のみ。
皇居内は至る所で目撃されているので、恐らくはフェンスの向こう側や葉の裏など、目の届かない所に産み付けられているのでしょう。
秋にはまた成虫探しとしたい。




by Nature_Oyaji | 2017-01-21 15:58 | カマキリ | Comments(0)
2017年 01月 09日

越冬昆虫探し フユシャクとヒナカマキリ卵鞘探し

ホソミイトトンボの興奮が冷めやらぬまま、このまま帰宅する気にもなれず、以前ヒナカマキリ探しをした場所へ。
成虫探しは難易度が高いですが、卵鞘ならある程度どの辺りに産み付けるか分かってきたし、生存している確認にもなります。
で、探し始めて5分も経たないうちに擬木にある卵鞘を発見。
1個見つかった周りをさっと探しただけで計4個見つかり、しっかりここで行きていることを確認。
秋までには成虫を求めて何度か訪問したい。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

擬木にはもう一つの目的だったフユシャクの♀を確認。これは期待していなかっただけに嬉しい。
ただ同定ができない・・。
●シロオビフユシャク(♀)??
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●ウスバフユシャク)(♀)??
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全てOlympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+STF8


越冬トンボ探しもあと残すはオツネントンボ。
この冬には作戦を立ててなんとかしたい・・。


by Nature_Oyaji | 2017-01-09 19:23 | カマキリ | Comments(0)
2016年 11月 13日

ムカシトンボ ヤゴ探し

ムカシトンボは小学生の頃、図鑑で見た以来ずっと出会いたいと思っていたトンボ。
昨年ようやく成虫と産卵の様子を撮影し、この春にやっと羽化の様子も撮影出来ました。

この春の羽化撮影の少し前、一度虫友さんとヤゴ探しをしてみましたが、網もない状態で空振り。

そんなこともあり先日のヤンマタケ撮影で茨城に訪問時、ご案内頂いた方にムカシトンボのヤゴ探しの手ほどき(場所ややり方など)をお願いしました。
実際にヤゴを探した場所は、ほぼ川の中央付近で適度な大きさの石(足で動かせる位)が沢山ある川底。
網を置き、その上流で石をガサガサ足で動かし、石にしがみついているヤゴを流して網ですくい取る方法。

せっかく教えて頂いたので、今日は網を用意し羽化撮影した川で実践。12月になると水も更に冷たくなるので、試すなら今! という訳です。

まずは羽化を撮影した少し広めの河原があり流れが緩やかな場所。
ただここの川底の石は足で動かせるものが少ない場所で、1時間ほどあれこれ探してみましたが1頭も見つけられず。

上に草が生えている石が気になりトライ。
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Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

するとすぐカワトンボのヤゴが。ミヤマカワトンボかアサヒナカワトンボか・・。
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Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

暫く川を上りながら探してみましたが、川底は同様に大きな石が多い場所ばかり。
動かせるものは手で動かして見たもののヤゴは見つからず。動かすのも大変な位の石ばかりの所は住みにくいのかもしれない。

最後は産卵を撮影した付近の川。
手のひらの半分程の石が結構あり、流れは比較的緩やか。その場所を探すとようやくムカシトンボ(その他)のヤゴも発見。

ヤゴを直径約4cmの容器に入れて撮影。
●ダビド属のヤゴ
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●以下はムカシトンボ
▽通称パンダ柄 約1cm程
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▽上と同じ位のノーマルタイプ
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▽最初のパンダ柄と更に大きなヤゴ(約2cm弱) 最終令か?
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すべてOlympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

ようやくムカシトンボのヤゴも発見。
次は春先の上陸前の個体や、上陸後陸で過ごしている個体を見つけたい。

帰り道、昨年ヒナカマキリ撮影した場所へ立ち寄り。
ダメ元で成虫を探しましたがもうさすがに時期が遅すぎの様。
幸いなことに卵鞘は見つかったので、また来年の9-10月訪問へ。

●ヒナカマキリ 卵鞘 大人の膝位の高さまで。ここには4つ産み付け。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro








by Nature_Oyaji | 2016-11-13 22:56 | トンボ | Comments(2)
2016年 10月 10日

秋の連休 3日目 房総へヒナカマキリ・ルーミスシジミ・シルビアシジミ探し

秋の連休最終日。
まずは気になっているヒナカマキリを7時過ぎから探索開始。
前回の探索時見つけられなかった悔しさもあり、その時考えた
・ヒノキ回り探し
・探索範囲を広げる
を実施。

▽ヒノキ回り探索
ヒノキ回りは思った通り、ヒノキの皮の裏にも卵鞘発見。ただ成虫は潜んでおらず発見に至らず。
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iPhone6での撮影

▽林床等環境確認
改めて樹木の様子を確認したものの、広葉樹が密集している場所はなく、竹林と点在する針葉樹と広葉樹の環境のまま。
なのでふんわりした林床場所はなく、竹の葉、針葉樹、少ない広葉樹の重なった状態。
隠れにくい林床ではあるものの、やはりこの林床のどこかに隠れているに違いない。

▽範囲を広げての探索
色々場所を変えて探索をしてみましたが、やはり見つけられずでしたが、それでも個数は少ないですが新しい場所で卵鞘を確認出来たことが収穫。

今日は日も差さず暗いまま気温が低いので、出てこなかったものと推測。
また次回天気が良い日に再訪問です。

そのまま房総へ移動。
まだ早いとは思ったのですが、ルーミスシジミのポイントの様子を確認に訪問。
既に撮影されている方がおられて、様子を見ると1頭ルーミスシジミが降りていました。
ご一緒させて頂き撮影。

●ルーミスシジミ 今季初 独特の翅裏の模様が美しい
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Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

天気は一時良くなり、日差しが差す時もありましたが、ルーミスシジミに当たることもなく、開翅ならず。
それでも今の時期に出会えたこと自体、嬉しい。
ご一緒させて頂いた上越のNさん、ありがとうございました。

その後昨日確認出来たシルビアシジミ探しとしてみました。
何ヶ所かポイントの場所を探索してみましたが、どこも見つけられずの結果。
また次回、作戦をねって再訪問です。
探している最中、確認のため撮影したヤマトシジミ。改めてみるとこちらも美しい姿。

●ヤマトシジミ
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)


虫友Tさんは今日はホソミイトトンボ観察でしたが、驚いた事に今日は全くいないという連絡をもらいました。
前回10/1にはまだ潜んでいましたが、この一週間程で一斉に移動してしまったようです。

昨年はいつ越冬開始なのかも分からず、もっと寒くなってから越冬個体探しを開始しました。
今年は初の定点観察場所として様子を見ていた場所で、越冬開始への移動の頃が特定出来たのが嬉しい。
Tさん、お疲れ様でした。越冬個体探し、がんばりましょう。




by Nature_Oyaji | 2016-10-10 19:28 | チョウ | Comments(2)
2016年 10月 02日

ヒナカマキリ探し その2

今日は以前卵鞘を見つけた場所に茨城のSさんとその友人の方、Fさんも集まり皆でヒナカマキリの成虫探し。
天候が少し悪く曇り空のため活性が低いと思われるのでどうなるか・・。

探索開始!
皆でそれぞれ思い思いの場所で探すもどうにも見つかりません。
卵鞘は既に20個以上産み付け済。成虫が既に死滅したとも思えません。
実際、以前訪問した都下の生息場所では、別の方々が10月下旬に観察しています。
なお、産卵について調べると一匹の♀は数回産み付けるらしい。
3回としても7匹程度はここに産み付けたことになります。

探した場所は地面や産み付けられたバランの回り。結局1時間ほど探したものの、誰も見つけられず残念ながら解散。
オヤヂはともかく、3人も昆虫探しに長けたメンバーでも探せないとなると、ひょっとしたら地面ではなく木の上?なのかもしれません。
生態を検索した所、どうやら樹上生活は行わないようで好地性、常緑広葉樹林の林床を離れないとあります。

また別の論文にはヒノキの樹皮の内側にも産卵するとありました。思い出してみると今日の場所には大木のヒノキがあり、かなり樹皮はめくれて隙間が空いていたので、隠れている可能性があります。

■次回訪問計画
▽ヒノキの樹皮回りのチェック
▽もう少し探索範囲を広げる
 ・生態的には広葉樹の落ち葉の林床が好みなので、そんな場所がないかどうか 
 ・探索した場所の地面は竹の落ち葉ばかりでペタッとしているので隠れることが出来ない ⇒ バランには産卵のみに来ている可能性
▽夜行性らしい ⇒ 夜の探索実施もしてみる 産卵も夜なのかもしれない
▽どうしても見つからないようなら気温がもっと低めになる月末まで待って、天気の良い日に日なたぼっこするために草の上に出てくるのを待つ

他の場所を探すのも平行して行うが(卵鞘探し)、活動期間の11月のうちにこの場所をじっくり探索しておきたい。

●探している時見つけたトウキョウサンショウウオ
たまたま朽ちた竹を退けた所、その下に潜んでいました。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

サイズから10年以上生きている個体との説明。

あとで虫友Tさんに聞いた所、
▽サンショウウオは産卵の時のみ水場に降りて来て、それ以外は山で過ごす
▽山ではこのように何処かに潜んでいて、夜などに出てきて餌探し
▽脈拍等新陳代謝が低いため、10年以上の長寿命
との事。サンショウウオは子どもの頃から見てはいましたが、生態についての知識が抜けていました。
それにしてもここは結構高い山の上。産卵場所と思われる下の水場からは相当の距離と標高差。驚きです。


さて今日はそんなわけで残念ながら解散となりましたが、悔しいのでもう少し探してみる事に。
実はどうせ行くならと、その近くの別の神社を3ヶ所ほど訪問予定地として探してありました。
結果は
▽2ヶ所は集合場所に来る前に確認してみましたが、両方共卵鞘は確認できず。
▽残るもう一ヶ所を解散後訪問してみましたが、こちらもダメ。

もう一ヶ所、以前タテジマカミキリ探しで訪問した神社を思い出し、そこへ移動。

移動途中に大きめな神社があったのでダメ元で探索。 
すると鐘つき堂の脚部分に一つだけありました!
●ヒナカマキリ 卵鞘 どうにも卵の数が通常の半分程度 あとで生態について調べていた所、卵の数はその時の栄養状態によるらしい
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

回りを念入りに探してみましたが、成虫は見つからず、卵鞘もこの場所ではこの一つだけ。

それでもこの山にはいることはわかったので、色々な所をチェック。
●石灯籠にあった古い卵鞘(孵化済)
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●別の建物の裏にあった卵鞘 これも数が足りない
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

産卵しそうなツワブキやバランに似た植物の葉の裏もいろいろ調べて回りましたが、植物への産卵は見つけられず。
場所が違うのかもしれません。こちらも遅めの時期に、日当たりの良い所に出てくるのを待つのが良さそうです。

タテジマカミキリ探しの神社到着。
夏を過ぎたカクレミノの新芽部分を見ると、かなりの確率で食害されている跡が。
タテジマカミキリの幼虫は確実に潜んでいます。幼虫はこのまま3年ほど過ごす様です。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽タテジマカミキリとカクレミノの関係(妄想)
食害を受けるカクレミノですが、長年の共存共栄による進化で実は枝を増やすのに役立っている・・のかもしれないなと。実際、食害を受けるとその部分からはしっかり次の枝が伸びるようになっており、時には同時に2つの枝が出る場合もある。(下の写真は食害の後、同時に2つ枝が出て、更に一方は食害されているもの)
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Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

さて改めてこの神社でヒナカマキリ探し。
卵鞘がありそうな場所を見て回りましたが、とうとう見つけられず終了。

▽カエルとヒナカマキリ(また妄想)
撤収時、結構な数のアカガエルを目撃。越冬のために山に登ってきたものでしょうが、ここでまた妄想。
こんなカエルが徘徊していたら、ヒナカマキリは格好の餌。
卵鞘が沢山あった山にはカエルは登っておらず、過去捕食者がいないため生息場所として残されていたものではないかと推測。


皆さん、お疲れ様でした。
次回は何とか見つけたい。







by Nature_Oyaji | 2016-10-02 19:22 | カマキリ | Comments(0)
2016年 09月 17日

房総でヒナカマキリ探し

今日は房総の保養所ヘ出かけたかみさんと娘のお迎え。
10時が迎えの時間なので、せっかく房総にいくなら早めに出かけて、まだ見つけていない千葉のヒナカマキリ生息場所探しを計画。

ネットで見つかった県内での生息場所(場所の記載はありません)は、たまたまかも知れませんが、比較的海に近い林が多い。
加えて元々の生態として、広葉樹の葉がふんわり重なるような場所が好み。
また古い放置された神社などに多い。これは適度な落ち葉の量のこともあるし、落ち葉の裏に産卵することもあるらしいので、掃き掃除などで排除される事が少ないためなどが考えられます。

地図を見てかみさんたちの居る保養所近くの神社を探すと、数km先に幾つか確認。Googleアースで見てもしっかり樹木に囲まれているので期待大。

7時過ぎ着。長い石段の上に鬱蒼とした林の中にあるかなり古い神社。毎日掃き掃除などしていないことは明白で逆に良さそう。ただ広葉樹は少なく、杉や孟宗竹が取り囲んでいる状況。
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以前神奈川で探した際は10時過ぎになって擬木などに登ってきたので、今回まだ時間帯が早い事もあり成虫を探すのは難しそう。
なのでまずはいるかいないかの確認のため、目に付きやすい卵鞘(といっても1cmもありません)を探すことに。

探すこと30分、とうとう見つかりました。石碑の裏側に小さな卵鞘。真上からみてもまだ抜けだした穴がないので今年産み付けられたもの。記念すべき卵鞘第一号 かつ 自分で見つけた生息場所第一号です。
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更に探すと、南向きの場所に生えているバランに卵鞘を発見。

どこでしょう??
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ここです。
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更に探すとこのバラン群の中に6個の卵鞘を発見。
更に同じ南向きの隣のバラン群の中にも幾つかの卵鞘を確認。
こうしてみるとここではこの南向きの暖かい場所のバランの葉の裏がお好みのよう。

さて肝心の親カマキリですが、これがなかなか見つかりません。結果的にはバラン裏の卵鞘探しの際、1頭裏に張り付いていた個体が見つかりましたが、すぐ地面に降りてしまいロスト。

回りの落ち葉をひっかきなから長時間成虫を探したものの、とうとう見つからず今回は諦めて撤収。
それでもまずは生息場所が確認出来た事と、成虫も確認出来た事が嬉しい。

過去見た生息場所では10月中旬まで。
擬木などに登ってきた時間帯は約10時位。

次回天気の良い日の同時間帯の訪問としてみます。




by Nature_Oyaji | 2016-09-17 20:03 | カマキリ | Comments(0)
2016年 03月 13日

シーズン開幕直前 久しぶりに八王子方面探索

今週は火曜以降は金曜まで晴れ続きで気温は13℃~20℃(都内)で、一気に春めいてきます。
ただ週末は残念ながら雨模様なのが気がかり・・。

そんなシーズン開幕前、頻繁に通うことになる八王子方面を久しぶりに訪問。今日一番の目的はムカシトンボの上陸ヤゴ探しです。

まずは八王子の知り合いの方から連絡頂いたカワガラスの様子。昨年は4月中旬に二度目の子育て中の所を撮影していましたが、今日は今年生まれた2羽が先週巣立った時期の訪問。

●カワガラス ヒナはすでに親と同じ位の大きさ。羽の色はまだトラ模様。盛んに自分で餌を探していますが、時々親から餌をもらっています。親は早くも次の子育てを開始する頃の様で、見ている間に追い払うしぐさも。
▽餌をねだるヒナ
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▽巣立った2羽を前に親は安心顔?
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E-M1+BORG FL71(400mm)

●ヒナカマキリの卵鞘探し
続いてカワガラス撮影場所から割と近い、こちらも昨年ようやく撮影が出来たヒナカマキリのポイントで卵鞘探し。

卵鞘は、調べたり聞いたりした情報では、落ち葉の裏にも生むし、蔦のように葉の落ちない日当たりの良い植物の葉の裏(地面より少し高い位置)にも産み付けるという。

ここでも同様に落ち葉や、ヒナカマキリが隠れていた竹の皮の裏などを丹念にひっくり返して探してみましたが、なかなか見つかりません。落ち葉は全体的に湿り気が強く、これでは春までにカビが出そうで、産み付ける環境的には良くない状態。

近場のコンクリートの屏も見ましたが見つからず、ふっと見えた竹の根元の皮が気になり、ひっくり返すとようやく一つ見つかりました。

▽竹の根元の皮 風雨が避けられ、触ってもわりと乾燥気味で環境は良さそう。
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▽その皮の裏側には小さな卵鞘
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卵は卵鞘に対して縦方向に2個 x 5~6個 の約10~12個程並んでいます。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

心配なのはこのヒナカマキリがいる場所の樹木の上部をかなり切ったり、邪魔な木を根元から伐採してしまったりで、かなり明るい環境になってしまった事。三浦半島でもそうでしたが、割りと直射日光が差さない環境が好みのようなので、この変化で影響が出ないか気になる所。

●続いて本日の目的のムカシトンボのヤゴ探し。
昨年少し古い調査資料(ネットで探したもの)に出ていたムカシトンボのポイントを何ヶ所か探索し、ようやく羽化殻を見つけた場所

ムカシトンボは羽化する約1ヶ月前から上陸して、石の下などで羽化に適した気候になるのを待ちます。この辺りは毎年約4/10前後には羽化することが知られていて、そうなると今頃が上陸開始の頃。すでに上陸したヤゴがいるとすると、まだ川から遠い場所へは移動していないはずなので、川から近い場所を丹念に探索。石の裏や落ち葉の裏などを探してみましたが、今日は見つけられず。

川岸に近い所の川も探しましたが、網が手に入らなかったので石をそっと動かしてみたり、引っかかっている植物を退けてみたりしましたが、こちらもダメ。4/10前後前にまたもう一度訪問したい。

●続いて以前虫友さんとホソミイトトンボ撮影をした里山訪問。
天気が良く、気温が高ければ越冬トンボが動き出す可能性がありましたが、今日はあいにくの曇り。それでも何かに出会えたらと思いつつ、昨年出会えたマルタンヤンマのポイントやアキアカネ撮影場所を一回り。結局何も出会えずに終わりましたが、今年のシーズンを思うと楽しみな場所の一つ。

●最後にまだ見たことがなかったアサギマダラの越冬幼虫。
初見なので何令幼虫なのかもさっぱり。そしてこの小さな幼虫撮影の難しいこと。左手で葉を持ち、右手でカメラ。両方が微妙に動いてしまうので、ブレ写真ばかり。やっと数枚見られそうなカット。
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

それにしても道近くにあるキジョランのほぼすべて、恐らく幼虫捕獲のためでしょうか、かなり荒らされてます。幼虫はほぼ皆無。ようやく1頭見つけて撮影。

●ウメジロ撮影 ミヤマホウジロもいたものの、撮影出来ず。
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E-M1+BORG FL71(400mm)
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Olympus E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

さて天候が悪いものの、来週はシーズンイン。楽しみです。

by Nature_Oyaji | 2016-03-13 20:49 | 自然 | Comments(3)