娘がおもしろいから・・といって図書館で借りてきてくれました。暫くは通勤の友です。
「
だましのテクニックの進化 昆虫の擬態の不思議」(
藤原晴彦 著)
擬態は本当に不思議です。見た側が何かに似ている様に思わせること。
自分では己の姿を見ているわけでもないのに、見る側(主に捕食者)には葉に見えたり、小枝に見えたり、捕食されないよう欺く。どうしたらそんな姿になるのか、取捨選択の繰り返しの結果なのだろうか・・。
ムラサキシャチホコなどどう見てもカールした枯葉にしか見えない。ムラサキシャチホコを探してオニグルミの周りを探しましたが、少し枯れた葉と瓜二つでこれに似せたものに違いありません。
数億年生きてきている奴らにとって、人間なんてずっと後からひょこっと現れてきた新参者。そんな奴らには負けませんって言ってるいるよう。
そんな好奇心を満たしてくれる本なのか、期待して明日から読んでみます。