オヤヂのご近所仲間日記

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2016年 10月 02日

ヒナカマキリ探し その2

今日は以前卵鞘を見つけた場所に茨城のSさんとその友人の方、Fさんも集まり皆でヒナカマキリの成虫探し。
天候が少し悪く曇り空のため活性が低いと思われるのでどうなるか・・。

探索開始!
皆でそれぞれ思い思いの場所で探すもどうにも見つかりません。
卵鞘は既に20個以上産み付け済。成虫が既に死滅したとも思えません。
実際、以前訪問した都下の生息場所では、別の方々が10月下旬に観察しています。
なお、産卵について調べると一匹の♀は数回産み付けるらしい。
3回としても7匹程度はここに産み付けたことになります。

探した場所は地面や産み付けられたバランの回り。結局1時間ほど探したものの、誰も見つけられず残念ながら解散。
オヤヂはともかく、3人も昆虫探しに長けたメンバーでも探せないとなると、ひょっとしたら地面ではなく木の上?なのかもしれません。
生態を検索した所、どうやら樹上生活は行わないようで好地性、常緑広葉樹林の林床を離れないとあります。

また別の論文にはヒノキの樹皮の内側にも産卵するとありました。思い出してみると今日の場所には大木のヒノキがあり、かなり樹皮はめくれて隙間が空いていたので、隠れている可能性があります。

■次回訪問計画
▽ヒノキの樹皮回りのチェック
▽もう少し探索範囲を広げる
 ・生態的には広葉樹の落ち葉の林床が好みなので、そんな場所がないかどうか 
 ・探索した場所の地面は竹の落ち葉ばかりでペタッとしているので隠れることが出来ない ⇒ バランには産卵のみに来ている可能性
▽夜行性らしい ⇒ 夜の探索実施もしてみる 産卵も夜なのかもしれない
▽どうしても見つからないようなら気温がもっと低めになる月末まで待って、天気の良い日に日なたぼっこするために草の上に出てくるのを待つ

他の場所を探すのも平行して行うが(卵鞘探し)、活動期間の11月のうちにこの場所をじっくり探索しておきたい。

●探している時見つけたトウキョウサンショウウオ
たまたま朽ちた竹を退けた所、その下に潜んでいました。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

サイズから10年以上生きている個体との説明。

あとで虫友Tさんに聞いた所、
▽サンショウウオは産卵の時のみ水場に降りて来て、それ以外は山で過ごす
▽山ではこのように何処かに潜んでいて、夜などに出てきて餌探し
▽脈拍等新陳代謝が低いため、10年以上の長寿命
との事。サンショウウオは子どもの頃から見てはいましたが、生態についての知識が抜けていました。
それにしてもここは結構高い山の上。産卵場所と思われる下の水場からは相当の距離と標高差。驚きです。


さて今日はそんなわけで残念ながら解散となりましたが、悔しいのでもう少し探してみる事に。
実はどうせ行くならと、その近くの別の神社を3ヶ所ほど訪問予定地として探してありました。
結果は
▽2ヶ所は集合場所に来る前に確認してみましたが、両方共卵鞘は確認できず。
▽残るもう一ヶ所を解散後訪問してみましたが、こちらもダメ。

もう一ヶ所、以前タテジマカミキリ探しで訪問した神社を思い出し、そこへ移動。

移動途中に大きめな神社があったのでダメ元で探索。 
すると鐘つき堂の脚部分に一つだけありました!
●ヒナカマキリ 卵鞘 どうにも卵の数が通常の半分程度 あとで生態について調べていた所、卵の数はその時の栄養状態によるらしい
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

回りを念入りに探してみましたが、成虫は見つからず、卵鞘もこの場所ではこの一つだけ。

それでもこの山にはいることはわかったので、色々な所をチェック。
●石灯籠にあった古い卵鞘(孵化済)
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●別の建物の裏にあった卵鞘 これも数が足りない
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

産卵しそうなツワブキやバランに似た植物の葉の裏もいろいろ調べて回りましたが、植物への産卵は見つけられず。
場所が違うのかもしれません。こちらも遅めの時期に、日当たりの良い所に出てくるのを待つのが良さそうです。

タテジマカミキリ探しの神社到着。
夏を過ぎたカクレミノの新芽部分を見ると、かなりの確率で食害されている跡が。
タテジマカミキリの幼虫は確実に潜んでいます。幼虫はこのまま3年ほど過ごす様です。
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Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽タテジマカミキリとカクレミノの関係(妄想)
食害を受けるカクレミノですが、長年の共存共栄による進化で実は枝を増やすのに役立っている・・のかもしれないなと。実際、食害を受けるとその部分からはしっかり次の枝が伸びるようになっており、時には同時に2つの枝が出る場合もある。(下の写真は食害の後、同時に2つ枝が出て、更に一方は食害されているもの)
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Olympus E-M5II1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

さて改めてこの神社でヒナカマキリ探し。
卵鞘がありそうな場所を見て回りましたが、とうとう見つけられず終了。

▽カエルとヒナカマキリ(また妄想)
撤収時、結構な数のアカガエルを目撃。越冬のために山に登ってきたものでしょうが、ここでまた妄想。
こんなカエルが徘徊していたら、ヒナカマキリは格好の餌。
卵鞘が沢山あった山にはカエルは登っておらず、過去捕食者がいないため生息場所として残されていたものではないかと推測。


皆さん、お疲れ様でした。
次回は何とか見つけたい。







by Nature_Oyaji | 2016-10-02 19:22 | カマキリ | Comments(0)


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