気になっていたヒナカマキリの孵化状況。
●5/14撮影
4個あった卵鞘は2個へ。
▼こちらは孵化済(写真下側の卵はこれからの様) これを見ると前幼虫は卵鞘中央から孵化です。
▼こちらはまだ孵化前 ただ2つ穴が空いているので一部孵化済のよう
Olympus E-M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
一つの卵鞘に卵は10~12個程。
孵化する時は卵鞘の中央から出てくるため、向き合った前幼虫同士が同時に孵化ならぶつかって具合が悪い。
その為、出て来る所が重ならない様、少しずらして互い違いに産み付けてあるようにも見えるし、時間差で孵化して同じ場所を使うのかもしれない。あるいはその両方。
普通は無駄が少ない方向へ落ち着くのが生き残りやすいと思われるので(「分子進化のほぼ中立説」が今の考え方のようで、「進化」自体、言葉の学術的な意味をよく理解していないので使いづらい・・。)、
▼互い違いに産み付け(卵鞘自体コンパクトになりそう)
▼孵化する際は初めに出る個体が懸命に穴を開ける
▼反対側の次の個体は時間差で同じ場所から出る(か自分も少しは孔を開けるのかも)。するとエネルギーはさほど使わずに出られる
というのが自然な気がします。
ネットにも孵化の様子を投稿されていますが、見たものは一斉に孵化するというより、数頭ずつ出ている場面のもの。
時間差で少しずつ孵化する感じです。
どうやらここのヒナカマキリは5月中旬頃の孵化の様です。