オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 07月 07日

ヒヌマイトトンボ 羽化

■今期目標のヒヌマイトトンボ羽化観察
羽化に関しては全く情報がなく、他のイトトンボ科と同様とすると開始は早朝6時前後からと予想。
生息場所は汽水域で、葦の中の池(引き潮で取り残される場所)と考えられ、川近くの葦などにもいるかもしれない。
池での羽化とすると今日の干潮は5:30で、早朝と重なる絶好のタイミング。探索は取り残された場所を丹念に確認するしかなさそう。

現場に行って驚きました。
あたり一面、既に満潮と思えるほどの水位。雨での増水を忘れていました。
これでは池自体が完全に水没で、エリアを絞ることが出来ない。

虫友Tさんが合流。
前回虫友Tさんがテネラルを確認。今日もそのエリアをチェックした際、未成熟メスが多い場所を確認済み。おそらくその付近で沢山羽化したに違いなく、その付近の探索に決定。

●6:30過ぎ 探索開始
胴長を履き、ここの観察者が作ったと思われる葦の中の道を進むと、水から出ている葦の新芽の途中に♂の羽化個体を7:00過ぎに発見。
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こちらの動きに反応して上に移動。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

●羽化場所は水面からは約15cm位の所
ただ今日は干潮が5:30なので発見した7:00頃には少し満ちて来ているため、羽化として登り始めたと思われる6:00頃からすると数cm程度水位は上昇。
なので今は15cm位ですが、実際には+数センチ多く登った事になる。

●メスのテネラル個体発見(虫友Tさん)
オスが見つかった近くの場所で確認。少し色づき始めている個体。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●結果
▼生活史は夏に産卵後、1~2週間で孵化し、そのまま幼虫で越冬し、ここでは6月に羽化開始。
▼羽化時間帯は6時位からか。定位からはもう少し早いのかもしれない。
▼水面からは約20cm程度の様。汽水域生息のため、恐らく水の上下の幅に合わせて羽化しているものと推測。
▼産卵撮影が残り今季の次の目標
成熟した♀も確認済みで、こちらが撤収後、虫友Tさんは交尾態も確認している(虫友Tさんブログはこちら)ので、次回訪問時は探してみたい。
時間帯は昼~午後で、単独産卵。サイズ的にはモートンイトトンボと同じ位で、モートンイトトンボも単独産卵なので、以前撮影したイメージを思い出して望みたい。

7月は来週、再来週と予定があるため、今季の羽化探しは今回で終了。
それでもなんとか羽化殻近くにいるてネラル個体を抑えられ、生態の一端は確認出来たので、また来季に繋げたい。


by Nature_Oyaji | 2018-07-07 17:48 | トンボ | Comments(0)


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