オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 07月 21日

山梨のヒメボタル

■山梨のヒメボタル
2週続けてのヒメボタル撮影。そして今季のヒメボタル撮影最終です。
昨年も同時期訪問撮影していましたが、設定を完全に間違え全く撮影出来ていなかったので、今回が初撮影。

場所的には過去撮影した場所(ここを含めて3ヶ所)ですが、一番木の密度が高く発光時間帯も遅い(21時以降)の為、発光時間帯ではほぼ暗闇状態で、撮影条件が厳しい。

▼1枚めはソニーでマクロ望遠撮影
高さは約50cm程度にしたが、ここのヒメボタルはこの高さから更に高めに飛ぶ事もあり、ほぼ真横からの飛翔撮影となってしまい、広がり感のない結果。
またメスはまだ発生していない様で(数頭このエリアで光ってはいた)、メスの発生時期であれば草地部分での光があることで、オスの飛翔とメスの発光の場所が異なる1枚となったのですが、それはまた次回。

▼2枚めはオリンパスで広角撮影
広角撮影はISO2000でしたが、広角ゆえ光が弱めになり補正した事やオリンパスではこの撮影条件ではノイズが出てしまい、少々残念な結果(こちらの撮影技術の事ももちろんあります)。
f0324026_02064893.jpg
SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
f0324026_03465474.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

来季も今回の撮影結果を踏まえ、また訪問撮影としたい。

●まとめ
今季はこれにてホタル撮影は全て終了。ヒメボタル観察地としては過去3ヶ所のみですが、その場所について簡単に記載。

▼発生時期と発光時間帯
ヒメボタルは全国に生息地があり、それぞれ発生時期や不思議ですが光る時間帯が異なる。

以前も記載しましたが、メスは飛ぶことが出来ない。生息域でメスの移動が出来ない様な事(自然的あるいは人工的)あった場合、その範囲が生息域として閉鎖された形となると思われる。
オスは飛べると行っても長距離移動しそうになく、オスメスともそのエリアにある意味閉鎖されたため、発生時期、発光時間帯が異なる進化となったのではないかと想像。

観察場所は過去3ヶ所しかありませんが、以下に時期と発光時間帯をまとめると
▼秩父 発生6月上旬 発光時間帯 22時頃~
▼岩手 発生7月中旬 発光時間帯 19時頃~
▼山梨 発生7月中旬 発光時間帯 21時頃~(今回初確認)

●飛翔の高さ
こちらも生息場所が異なることも影響しているためか、それぞれで微妙に異なる
▼秩父 平地 高さ30~50cm
▼岩手 山岳部 高さ30~50cm
▼山梨 山岳部 高さ30~100cm(それ以上も)

●飛翔速度
ヒメボタルの発光は短時間発光なので、飛翔速度が遅い場所ではほぼ光は円の結果となる。

「飛ぶ=メスを見つけるための行動」なので、メスの数の違い(少ない時期・場所では速く移動して見つける必要がある)だとすると、同じ場所でメスの有無での違いがあるのか、観察出来たらはっきりする。
あるいはメスに関係なく速く飛ぶ個体が多かったら、その場所での進化の結果。ひょっとしたら他の産地のものより、オスは目が良く、速くとんでもメスを見つけられるのかも・・などなどいろいろ頭を巡らすのも面白い。

▼秩父 こちらは2年前の撮影では円状。今回の様な飛ぶ速さに注目して見てないのですが、写真を見る限りゆったり飛翔のものに見える。写真からするとメスは発生済。
▼岩手 わずかですが速く飛ぶ個体が見られる。メスの発生は少数の時期。
▼山梨 速く飛ぶ個体が比較的多めだった。メスの発生は少数の時期。

また来季も楽しみたい。


by Nature_Oyaji | 2018-07-21 20:27 | ホタル | Comments(0)


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