オヤヂのご近所仲間日記

sskk3311.exblog.jp
ブログトップ
2018年 07月 29日

ネアカヨシヤンマ・マルタンヤンマ羽化場所 定点観察

■定点観察としてネアカヨシヤンマ・マルタンヤンマの羽化を撮影した場所で産卵時期の様子確認
6月下旬に羽化撮影した場所ですが、時期的に産卵時期。
羽化撮影時、ヤブヤンマの羽化殻も確認しており、この場所にはヤブヤンマ、ネアカヨシヤンマ、マルタンヤンマが生息している。

●定点観察の目的
自分としてはトンボの撮影ではその生活史の羽化・交尾態・産卵という一連の姿を残したい。
そして出来れば定点観察として、同じ場所で達成したい。
同じ場所での観察は、今年の様に春の訪れが早くても、場所による違いを考慮する必要がないので、ここでの羽化、産卵はいつかが特定出来れば、毎年の効率的な訪問のタイミングに役立つ。
また他の昆虫たち、ここでの季節の変化を残す事も大切。

●産卵時間軸
今日の目的の産卵は時間軸からは
▼マルタンヤンマ 7:00~10:00頃(17:00〜18:30頃も有り)
▼ネアカヨシヤンマ 早いものは9:30前後~14:30頃
▼ヤブヤンマ 13:00~16:00頃
なので、運が良ければ3種類の産卵が撮影出来る。

●マルタンヤンマ産卵開始 
7:30~10:00過ぎまで産卵。
羽化時、薄黄色だった色はすっかり飴色に変化。
f0324026_19533201.jpg
f0324026_19533272.jpg
f0324026_19533238.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

10時過ぎまで2頭が湿地内のあちらこちらで産卵。
ゆっくり近づけば遠くに逃げることなく、少しホバリングののちまた産卵開始。
そこを広角で狙ったものの、しゃがんで近づいた所で何度も逃げられてしまい断念(まだマルタンの間合いがつかめず)。

●一時ルーミスシジミ観察で移動
マルタンヤンマが見えなくなった10時過ぎから更に12時過ぎまで湿地内を見て回ったものの、産卵・飛翔・ぶら下がりしている個体は1頭も見つからなかったため、一旦気になっていた夏場のルーミスシジミ観察へ移動(別途記載)。

●14時半から再探索
ルーミスシジミ観察から戻り再探索。
湿地の脇の斜面には日差しを遮るこんもりした木が生えていて、その下はぶら下がりや産卵には適している場所があり、当初からここでヤブヤンマやネアカヨシヤンマは産卵するのではと思っていた場所。

日差しも強くなっていたため、その木の裏側を覗き込んだ途端、大型のヤンマが飛び出して何処かへ・・。
まさにぶら下がっていたようで、全く気づかず残念な結果(次回訪問時は落ち着いてチェック)。

その後は注意して同じ様な木の下を順に見て回ったが、それ以降1頭も見つけられず、また産卵に来る個体もなく今日は15時半位で撤収。

■まとめ
●今回はマルタンヤンマのみ確認
羽化殻数からすると、ここではマルタンヤンマの個体数が他の2種より多く、その結果のような気もする。
また他の2種は地面に産卵のため、湿地の上を飛ぶマルタンヤンマより見つけにくく、もともと産卵場所がわかっていないこともあり、気づかなかったのかもしれない。

また今日は台風通過後で天気が不安定で、突然の雨があったり曇りだったりと気温が高くなく、活性が低かったのかもしれない(とするとマルタンヤンマはそれでも他の2種より活性が高いのか??)。

●ネアカヨシヤンマの産卵場所
産卵個体を見つけるのが一番ですがその場所が不明なため、逆に羽化個体がいた場所から逆に想像すると・・。
1. 今季の羽化周りでの産卵説
昨年は池周り、池から遠くない場所での羽化でしたが、今季は昨年見つからなかった池から遠い場所。
その付近は割と日当たりがよく、樹木も少なく、また水平な場所がほとんどない他の多産地の様子とは大きく異なるが、ここで産卵した可能性。
2. 流れ着き説
昨年羽化が多く見られた池ですが、今季は近くで1頭羽化殻発見。
池には山からの水が少し流れ込んでおり、溢れた水は下流の今季の羽化場所方面に流れてはいるが、羽化場所を迂回するように湿地の端から反対側へ流れている。池付近で産卵・発生したヤゴが移動し、途中でその羽化場所へ移動することもありうる。または大水時に流されて来たということもありうる。

どちらにしろ事実を確認するためには、やはり産卵現場を確認する必要がある。


by Nature_Oyaji | 2018-07-29 21:02 | トンボ | Comments(0)


<< 夏のルーミスシジミ      ヒヌマイトトンボ 産卵時期観察 >>