オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 09月 29日

ホソミイトトンボ 9月末の様子

■久しぶりに定点観察場所でのホソミイトトンボの様子
9月もあと1日で終わり。
今日は台風24号の影響で到着した7:30過ぎには雨。気温は約18℃。
久しぶりに虫友Tさんと待ち合わせして観察(虫友Tさんブログはこちら)。

●羽化個体探し
先週末も虫友Tさんは訪問済で、驚きの過去の観察では最も遅いタイミングでの羽化を確認済。
合流後一緒に羽化個体を探したものの、羽化個体は見つけられず。
その年の平均気温にもよりますが、ここでの越冬型の羽化は9/20前後で終了の様(いつもの定点観察ありがとうございます!)。

●田んぼ周りの個体
以前、11月での色の変化を観察したブログを書きましたが(その時のブログ)、過去数年ここで一緒に観察していましたが、自分が認識していなかった事を教えてもらった。

それは「羽化直後の色は茶系で暫くそのままで、その後は徐々に青みが増し、冬が近づくと越冬色の茶系に戻る」という事。
1. 8月下旬から越冬型の羽化開始となりその時の体色は茶系→その後だんだん青色が増す→また寒くなってくると茶系に変化。
2. また越冬が近づくと複眼の色合いが濃くなり縞々がはっきり見て取れるようになる。体色が青色でも複眼の色を見ると間もなく体色が茶系に変化するか判断出来る。

▼オスの個体(茶色)(Photohitoリンク
体が茶色でまだ複眼の色が薄く、青色に変化中。
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▼同トリミング
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▼オスの個体(青色に変化後)(Photohitoリンク
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▼メスの個体(青色に変化後)(Photohitoリンク
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●越冬場所での個体(田んぼ周りから少し高地の草地)
昨年は11月にこの越冬場所での移動後の個体を確認していましたが、先週虫友Tさんが既に多数の個体が移動済ということを確認してくれていた。過去観察したことがなかったので、これは嬉しい新しい知見(ありがとうございます!)。

▼オスの個体(少し青色が残るが大方茶色に変化)
複眼の縞々もはっきりしている。
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▼同トリミング
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一緒に探しながら、「先週は下草にたくさん見られたが雨のためか先週に比べて見かける個体数が少ない」という話を聞きつつ越冬エリアにある枯れ木に近づくと、雨を避けることも出来ない場所なのですがたくさんの個体を確認。
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▼メスの個体
体色は青色ですが、複眼の縞々がはっきりしている。
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▼同トリミング
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●オスの個体(茶系)
梅の木で雨宿り中。複眼の縞々もはっきり。
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▼同トリミング
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全てSONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

■今日の結果
虫友Tさんが継続観察してくれていたので、今回は自分では発見はなかったものの、新しい知見を教えてもらいながら確認。
-田んぼ周りからの移動は9月には開始していた(新知見)。
-田んぼから沢脇を上った道脇にいるのを発見。沢からも移動(先週確認)。
-越冬場所の下草には多数の移動個体(先週確認)。
-今回、枯れた木に多数止まっていましたが、越冬までここで捕食しながら、夜はその周りで過ごす。
 それを繰り返しているうちに、雨が当たりにくくまた風の通りが少なく、そして日当たりも適度にある越冬に適した場所を探し当てるに違いないと感じた次第。

お疲れ様でした。


by Nature_Oyaji | 2018-09-29 21:50 | トンボ | Comments(0)


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