オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 11月 01日

2018年 羽化

■今季出会えた羽化
羽化撮影は時期、時間、場所、天候が合った場合のみ可能で、どれか欠けても出会うことは難しいもの。

場所などはGoogleMapとストリートビューで大まかなロケハンまで出来てしまうのですが、残りの時期や時間、天候については、現場にいかないとわからないことばかりで、何度も足を運ぶ事もしばしば。

まずは羽化を探し、羽化開始かどうか確認。同時にそこでの羽化場所を確認。時間については何度も通い、早めの時間帯から探してヤゴが登ってくるのを待つか、運に任せて定位や羽化中の個体に出会えるかどうかにかかっている。

ただ羽化期間は1週間程度で終わってしまう種もいるので、羽化に出会えるまで数年かかることもよくある事。

時間はかかるものの、そうして出会えた場合はまさに至福の時。

今季もそんな感動の時を過ごしたく活動。

●4月
▼ムカシトンボ(4/8)
今季は桜が例年より10日程早く、羽化時期も早まっていた。
そのためいつも羽化撮影している場所ではタイミングが合わず、定位からの撮影は出来なかったが、過去撮影出来なかった草地で羽化している個体に出会えた。
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▼ヨツボシトンボ(4/15)
昨年は4/29での撮影。こちらも少し早めだった様。
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▼サラサヤンマ(4/21)
例年は5月になってから訪問していましたが、今季は羽化が早まっていることを考え、思い切って10日程早く訪問。幸運にも羽化個体2頭に出会えた。
今季も出会いの運は良さそうと感じた日。
来季はヤゴ探しも行ってみたい。
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▼アオヤンマ(4/23)
いつもの場所で3年目の夜な夜なアオヤンマ羽化観察開始。今季は4/23~5/6に何度か通って観察。今季は明るくなってからの羽化には出会えなかったのですが、夜の観察は昨年羽化時間帯が確認出来ていた為、今期は思ったタイミングで出来るようになった。
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●5月
▼コヤマトンボ(5/5)(初)
いつもお世話になっているKさんに同行させて頂き、初のコヤマトンボ羽化撮影。川から10m以上移動して羽化する個体もいて驚いた。
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▼ウチワヤンマ(5/12)
今季初訪問でまた今季の夜な夜な羽化観察開始。
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▼ウチワヤンマ(5/25)
月とのコラボ撮影を残したいと思っていたので満月の日を待って訪問。
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▼アオイトトンボ(5/26)(初)
産卵などは何度か撮影していたものの、羽化は未撮影で今季は何処かで撮影したかったもの。近場の多産地の池のある施設は9時からオープンなので羽化撮影は無理だったのですが、サラサヤンマと同じ場所が以外にも多産地と分かり、ようやく撮影。
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●6月
▼オナガサナエ(6/1)(初)
以前Kさんにご案内頂いた際、大量の羽化殻を見た場所へ。夜羽化するとは聞いていたものの、何時からかはうる覚えだったが思い切って訪問。22時でこの程度なので、サナエ系ということもあり21時頃から開始なのかもしれない。
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▼グンバイトンボ(♂テネラル 6/2、定位 ♀6/17)(初)
3年越しの羽化観察で今季ようやく定位から撮影出来、嬉しい一時。
ただメスだったのが心残り。来季はぜひともオスを定位から撮影し、特徴である脚の軍配状の部分が開く所を残したい。
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▼マルタンヤンマ(6/13)(初)
こちらも3年越し。6/2に翅が伸び切った個体を初見し、その後6/13にようやく念願かなって定位から撮影。
昨年までは羽化撮影など出来るのか?と思うほど遠い存在でしたが、一度撮影出来ると不思議と別の場所でも出会うことが出来るようになり、トンボとシンクロした様な不思議な感覚になった。
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▼ハッチョウトンボ(6/17)(初)
こちらも3年越しで初撮影。今年こそはと思って望んだ昨年、比較的近場での生息場所に訪問したものの、もともとの個体数が少なく、また保護している場所でもあるので、いろいろ立ち入って探す事も出来ず諦め、また一年待ち。今季少し遠くですが多産地に訪問しようやく撮影。
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▼ヤブヤンマ(6/22)(初)
昨年のオフシーズンからネットで羽化場所を探していたがなかなか見つからなからずにいた所、シーズンイン後知り合いの方が羽化を撮影。大切な観察場所でもあるのでダメ元で伺い、快く教えて頂いた感謝の一枚。訪問して驚いたのはセミのように見上げた場所で羽化している個体もいること。その後、別の場所で羽化殻を見つけることが出来たのはここでの経験があってのもの。
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▼カトリヤンマ(6/24)
明け方まで続いた雨粒が残る中での羽化。
過去撮影した中で一番美しいと感じた場面。
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▼ネアカヨシヤンマ(6/29)(定位からは初)
昨年初撮影出来たので、今季はぜひとも定位から撮影を狙っていた。場所は房総の沼地。全く街灯もないので月がなければ闇夜の場所。幸いその日は月は出て少しは明るい日でしたが、近くではシカが鳴き、カエルの声が聞こえる中、20時過ぎから探索。
0時近くにようやく定位しているメスを発見し目標達成。この撮影でマルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ネアカヨシヤンマの定位からの撮影達成。

オス(23:50)
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メス(1:30)
翅がほぼ伸びた頃。月と一緒に。
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●7月
▼ヒヌマイトトンボ(7/7)(初)
ヒヌマイトトンボは2年越し。テネラルは何度か出会えていたものの、羽化については情報がないことと、汽水域での生息で水の上げ下げが関係している気もしていて、探すのは難だと思っていた。今季は早朝、偶然にもなんとか見つけることが出来、来年は定位から探してみたい。
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今季はマルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ネアカヨシヤンマの黄昏飛翔3種の定位からの羽化撮影が一気に達成出来たことが嬉しい。
またグンバイトンボを含め、3年越しで撮影出来た種もいくつかあり、羽化撮影にはやはり一つ一つの確認作業の上で初めて出来るものだなと痛感。
ただ素人同然ゆえ、たくさんの方々に助言頂いた結果でもあるので、改めてここに至る間に関わっていただいた方々に感謝いたします。



by Nature_Oyaji | 2018-11-01 22:19 | トンボ | Comments(0)


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