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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 02月 02日

越冬トンボ観察-16 房総へネアカヨシヤンマの越冬ヤゴ探し

■今日の目的のネアカヨシヤンマヤゴ探し
先週頂いた観察論文では、九十九里浜に広がる田んぼには広く浅くネアカヨシヤンマが分布していると記載されていた。
観察されていたのは休耕田付近の自然の小湿地(用水路は誤りでした。ご連絡ありがとうございました)。水は不定期的に入ったり枯れたりを繰り返している場所で、冬には枯れてしまう。
改めてGoogleMapで怪しい休耕田を何か所かピックアップし、順に訪問探索。

●ポイント-1
田んぼ内に残されていた大きめの林。林を囲むように用水路があり、その中の一部を探索。
タニシの殻は多数あるので、最後まで水が残っていた部分と思われる。
水路の底は固めで、落ち葉は少なく、タニシ殻があった付近をトングで葉をひっくり返すもどうにも居そうにない。(水路でも条件が良ければ生息しているらしい)

●ポイント-2
その場所から内陸方向へ2km程移動した山間。
行ってみると休耕田が何枚も広がっていて、ガマやカンガレイを始めとする湿性植物が生えていた。
休耕田の端の場所などは水も少なく良さそうな環境。暖かくなったら再訪問。
張った氷を退けて少し網でガサ入れ。エビなどがかかったがそれ以外は特に見つからず。
越冬トンボ観察-16 房総へネアカヨシヤンマの越冬ヤゴ探し_f0324026_19340219.jpg
iPhoneX
●ポイント-3
建屋があるエリアの林の中の直径約20~30m程の池。
以前ここにもネアカヨシヤンマがいると伺っていた場所で今回初訪問。夏場などは水が多いようだが、今日見た所では真ん中に少し水が残っている状態。
干上がった部分は踏み入れても数cm沈む程度で少し硬め。その干上がった部分をトングでひっくり返すと落ち葉はかなり堆積していて、別のネアカヨシヤンマヤゴを観察した場所と良く似ている。

朽木が多数あるので順番にひっくり返し裏側を確認したり、トングで付近の葉を退けてみたりを1時間以上やってみたが残念ながらヤゴは見つからず。

半分諦め気味に埋まっていた大きめの朽木を少し引っ張り出し、その時盛り上がるように出てきた落ち葉や泥をまたトングで探索。
越冬トンボ観察-16 房総へネアカヨシヤンマの越冬ヤゴ探し_f0324026_19493541.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

するとようやく1頭のヤゴを発見。恐らく朽木に張り付いていたもの。

▼先ずは特徴である背棘を確認
ネアカヨシヤンマのヤゴであることを確認。
越冬トンボ観察-16 房総へネアカヨシヤンマの越冬ヤゴ探し_f0324026_19470587.jpg
▼サイズは約2cm
越冬トンボ観察-16 房総へネアカヨシヤンマの越冬ヤゴ探し_f0324026_19503147.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●ポイント-4 
論文に書かれていたエリア内の怪しいと思えた場所。ただ行ってみた所、全くの見当違いの場所で完全に見誤り。
今日一番確認したかった場所でしたが、大失敗。もう一度GoogleMapでチェックし、改めて再訪問計画。
ここまででこのエリアで予定していた場所は終了。

以前虫友Iさんとヤゴ探しした場所へ2度めのヤゴ探しへ。
まだ昼過ぎだったので、もう一度探索。
前回確認した場所では二人でも何も見つけられず、ひょっとしたら産卵はしているがヤゴはいない可能性があるかもしれないため、まだチェックしていない方向から探索。

林の中にはいくつもの水が貯まるエリアがあり、先日の雪の影響があるのかもしれないが、落ち葉はしっとりとして越冬には適した環境も点在。
移動しながら順番に水路内の落ち葉をひっくり返してみたが、ここでも見つけられない。
2時間ほど探索したが諦めて今日は撤収。

■今日の結果
●とりあえずは新しいエリアでヤゴ発見
他の場所と同様、水はなく落ち葉や朽木下の湿気が多い場所で越冬。
体長は約2cmで、他の場所で見たヤゴと同等サイズ。今回も朽木回りで発見。

●2度めの多産地探索
違う側からのアプローチで、まだ確認していなかった水路が多数あったので期待したものの、ここでも見つけられない。
やはり6月まで待って羽化殻を探してどのエリアで生息しているかを確認するのが良さそう。

●次回の探索計画
-自然の小湿地の探索から(どうやって探すかが問題)
・休耕田回りで自然の溜まり水状態になっている様な所・・。
-山間より海岸に近いエリア
-あとはじっくりGoogleMapでロケハン


by Nature_Oyaji | 2019-02-02 21:20 | トンボ | Comments(0)


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