■今季遅れていた産卵もようやく開始となり、それに伴いオス同士のバトル開始
●探雌中にオス同士が出会うとバトル開始
今回は同じエリアを回るオスたちは3~4頭程で、時間差で同じ産卵場所を回るわけですが、時にその産卵場所に複数のオスが出会ってしまうと、バトル開始。
昨年撮影して初めて知ったのですが、後ろから抱え込む様にして相手を追い出す。
写真としてはピントも合っておらず酷いものですが、生態の一場面の記録としては有りかと思う。
いずれもSONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
こちらも遅れていたもの。今回は1頭のみ産卵。
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
■今日の結果
●いつもよりだいぶ遅れての産卵
他のトンボや昆虫たちと同様遅延発生に加え、個体数自体が少ない。
それに加えて再訪問した際は採取者の集団(約20~30名程)が来ていて、見ている眼の前でやってきた個体を根こそぎという感じで捕獲。
7年後はまた今季のように個体数が少ない年となるのかもしれない。
●バトル
たまたま産卵場所でオス同士が出会ってしまうと、一方のオスがもう一頭のオスの背中側から押さえつけ追い払う。
目では空中で絡み合っているとしか見えないが、撮影してみると生態の一旦が見えてくる。
今後もトンボたちの様子をよく観察して、変わった行動が見られたら何とか残してみたい。