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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 05月 19日

久しぶりのご近所散策

■きちんと定点観察が出来ていないのですが、久しぶりにご近所散策
●ホソミオツネントンボ
今季は産卵自体、しっかり撮影出来ておらずいつものトンボ多産地訪問。
しかしながらここ数年、この場所でのホソミオツネントンボ自体の個体数は激減し、ペアになっている個体も全くいない。
唯一、オスが1頭だけ畦道でメス待ち。

●諦めていつもカトリヤンマの羽化撮影で訪問している谷戸へ
ここは越冬姿を撮影している場所から直線で200m~300m程でこの谷戸と越冬場所を行き来しているのかもしれない。
畦道には一定間隔で数頭のオスの姿。
撮影しようと近づき、飛んだと思ったら妙なことに・・
久しぶりのご近所散策_f0324026_18020493.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
久しぶりのご近所散策_f0324026_18024739.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

慌てていて飛んだ際、近くにいたオスと連結になってしまった。
捕まってしまったオスはそれまで敏感に動いていたもの、連結後はほぼ無抵抗状態。

●アオイトトンボも発生
別の調節池を訪問。この池にはイトトンボ系はアジアイトトンボ、アオモンイトトンボ、アオイトトンボが生息。
昨年は5/13に羽化を撮影していたが、今季は今回が初訪問。

池に近づくと、アジアイトトンボ、アオモンイトトンボはすぐに確認出来、少し探すとアオイトトンボも確認。
昨年は単に5/13にたまたま訪問し羽化個体を見つけたが、例年はいつ頃なのか定点観察が出来ていないので不明。
久しぶりのご近所散策_f0324026_18124873.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

■今日の結果
●ホソミオツネントンボのオス同士の連結
連結後、ほとんど無抵抗状態に変貌したのが不思議でならない。
何度か抵抗した様子も見られたが、上のオスが放さず、飛んで逃げられる力もなくなり様子が妙。
この連結状態には普通はメスが捕まるわけだが、捕まえられた側の動きをコントロール出来る何か仕組みがあるのかもしれない。
オスが外敵に気付いて一緒に飛ぶ際も、息もピッタリに飛び去る。それもこの連結での見えないやり取りがあるためかもしれない。

●オスの拒否行動について
通常、他のオスが探雌などで近付いて来ると、止まっているオスは少し翅を開き、尾部を上側に曲げるなどして拒否行動をする。
今回は撮影で近寄った際、慌てて飛んだオスがそのまま近くにいたオスに仕掛けた結果で、仕掛けられたオスは拒否行動する時間もないまま連結されていた。

●アオイトトンボも無事発生
定点観察が出来ていないので、今季どの位平年とのズレが発生しているのかは不明。
ただ今日の結果も今後の定点観察時のデータとなるので、訪問して見つけた事は重要。


by Nature_Oyaji | 2019-05-19 18:20 | トンボ | Comments(0)


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