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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 05月 25日

メスを待つサラサヤンマ

■そろそろ産卵時期のサラサヤンマ観察
昨年は春先の進行が早かったため、今頃はサラサヤンマの産卵時期だった。
ただ今季は何度も書いている通り春先の寒の戻りのため、皆何かと遅れ気味。

そんな中、今回は新たなサラサヤンマの生息場所の2ヶ所の確認と、あわよくば産卵が見られるやもしれず訪問。

●1ヶ所目
古くは田んぼだったが現在は草に覆われた湿地化した場所になっており、地元の方々が隣接した山も含め自然を保つため保全活動を行っている場所。
トンボの種類としてはシオカラトンボやクロスジギンヤンマ、コサナエ、ヤマサナエを確認。
谷戸ゆえ山からの細流が流れており、ミルンヤンマやコシボソヤンマの可能性があるため、今後も訪問していきたい。

目的だったサラサヤンマについては10:30近くまで探してみたものの、今回は出会えず。

●2ヶ所目
広めの湿地で葦で覆われた場所があり、あまりにも茂り過ぎているので立ち入る余地がない位で、到着早々そこを探すのは一瞬で諦め・・。
ただそこから流れ出ている細流がもう一方の小さめなエリアを潤しており、歩きながら見てみると木が覆いかぶさっていて正にサラサヤンマが好みそうなエリアを発見。
早速踏み入れてみると飛び立つトンボを確認。

▼サラサヤンマ(♂)
メスを待つサラサヤンマ_f0324026_21534298.jpg
メスを待つサラサヤンマ_f0324026_11533500.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

まだ新鮮なオスの個体。他にライバルとなる個体がいないのでゆったりしているかと思いきや、案外神経質でホバリングはあまりしてくれず、とうとう飛んでいる様子は撮影出来なかった(飛翔撮影が下手ということもある)。

■今日の結果
●新たなサラサヤンマ生息場所確認
とりあえずオス1頭を確認。今後も引き続き観察としたい。
1ヶ所目についてもサラサヤンマも含め引き続き観察場所として再訪問予定。

産卵についてはやはり遅れ気味。

飛翔撮影しようとしてもすぐ止まろうとするので、止まった所でまた飛んでもらったが、ゆったりホバリングしてくれない。
時間的には正午近くで、夏日の中、体温が上がりすぎてしまっていたのかもしれない。



by Nature_Oyaji | 2019-05-25 13:31 | トンボ | Comments(0)


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