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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 07月 27日

ネアカヨシヤンマ 産卵

■昨年から観察しているネアカヨシヤンマの多産地も産卵の頃
今季6/18に羽化を確認したネアカヨシヤンマですが、もう7月も終盤。
既に産卵も見られる時期なのでその確認と、今日は台風の影響もあり気温は35℃程でぶら下がりそうな予感。

●13:30より探索
時間的にはぶら下がっていても良い時間帯。
過去の観察では、暑い中、飛翔していたトンボたちは木陰など涼しげな場所にすっと入り、ぶら下がって暑い昼の時間帯を過ごす。
ぶら下がる場所が既知なら既に止まっているのを探す方法もあるが、飛んでいるトンボたちが何処に止まるかを目で追って撮影するほうが効率的に思える。

ただ今回は時間的に訪問が遅く、左右の竹林・雑木林の間を飛ぶヤンマの姿はなく、今日は止まる場所を追うことは無理。仕方なく改めてぶら下がりしそうな場所・・水場に木々が覆いかぶさるようになっていて、且つかなり暗めの場所・・を探してぶら下がり探索しつつ待つことに。

見つけたのは羽化した池の一番端の所。暗くまた池の岸には朽木など産卵場所に適した環境が整っている。少し前にはここでの今季初のカトリヤンマが止まっていて、涼しい場所に違いない。

そして少し待つと目の前の葉に大きなヤンマが静止・・。

●ネアカヨシヤンマ(♀)
羽化後初撮影。しかもオス型メスで、複眼のブルーが美しい。翅は薄い飴色でスレなども無くまだまだ若い。
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_21531797.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

●3頭まとまっての産卵
数分後、翅を震わせ始めた直後に飛翔。そして止まっていた真下の池の縁の朽木に止まり産卵開始。
撮影してみると既に1頭産卵中で、暫くするとまた何処からともなくもう一頭飛来し、計3頭で同じ朽木に産卵開始。
驚いたことに3頭ともみなオス型メス。
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_21560765.jpg
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_23241219.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

●不用意に飛ばしてしまい、最後まで残った1頭 Photohitoリンク
ずっと産卵を続けていた個体。
広角撮影のチャンスだったのでレンズを交換して近づき、ようやく数年後しの広角での撮影を達成!
いつもはかなり敏感で、少しでも動こうものならあっという間に飛び去ってしまっていたが、今回の3頭はずっと続けて産卵していたためか、広角撮影で近寄っても逃げもせず、また誤って飛ばしてしまってもすぐ戻って来て産卵開始。こんな経験は初。
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22020826.jpg
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22030321.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

●撮影中、一度飛ばしてしまった個体が戻って来て、また一緒に産卵開始
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22041121.jpg
Photohitoリンク
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22043225.jpg
Photohitoリンク
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22045332.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
▼複眼部分をトリミング
昆虫ゆえ表情はないように思いがちだが、こうした無の懸命さと、命をつなく健気さからとても豊かな表情に思えてくる。
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22143499.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

●最後はレンズを変えて50mmでの広角撮影
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22055543.jpg
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22063571.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

■今回の結果
●ぶら下がり場所は未発見
今日は13:30過ぎに35℃になりぶら下がりもいそうな感じだったが、見つけられず(ぶら下がる場所がわからないので今後も探索)。
ただ今回産卵していたエリアは適度に薄暗く、水の上を覆うように木が茂っていて涼しげな場所なので、この付近でぶら下がるような気がする。

●交尾態
まだ探雌の時間帯や、どんな状況で交尾態となるかなど情報がなく、唯一の情報は11:20頃交尾態になったペアを確認したこと。
ぶら下がっていたメスを探雌していたオスが見つけてペアになったのか?もしそうならここには産卵でメスが集まるので、探雌のオスが来て交尾態になる可能性が高い。効率良く交尾態観察するためにはオスより先にぶら下がっているメスを確認し、オスの登場を待つのがが良さそう。

●産卵撮影のための鉄則
池の縁にある朽木。
柔らかくネアカヨシヤンマの産卵管が抵抗なく刺さる御神木といっても良い感じの朽木で、3頭まとまって同じ木に産卵。こんなまとまっての産卵撮影も初。
ずっと産卵を続けていたためか、いつもの超敏感な状況ではなくなっていて、広角で思いっきり近づいても全く逃げる素振りは見せなかった。それに乗じて初の広角撮影達成。広角での撮影が出来たのは嬉しい。

もちろん急な動きには反応するので、その時の素早く逃げる行動はやはりネアカヨシヤンマ本来の動き。

以前トンボ撮影ではお世話になっている方から、「産卵に夢中になっているメスは手で簡単に捕まえられる」と聞いていた。その時は絶対無理と思っていたが、実際にやってみるとそれは本当に簡単だった。

特に今回は訪問した時には既に産卵中で、産卵時間は長かったと思われ、そんな偶然が重なって広角撮影に繋がった様だ。

産卵に夢中にさせてから撮影する・・やはりこれはゆったり撮影するための鉄則。


by Nature_Oyaji | 2019-07-27 22:22 | トンボ | Comments(0)


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