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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 08月 14日

ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵

■関東のヤンマ13種のうち、羽化未撮影だったルリボシヤンマの初の羽化撮影
とはいうものの、実は羽化撮影は大失敗していた・・。

前日の21:00に定位固体を見つけていたが、ここではオオルリボシヤンマとルリボシヤンマが生息していて、まだヤゴから同定出来ないため、どちらのヤゴかは羽化してみなければ分からずにいたもの。
まもなくして虫友Iさんが合流。

●定位ヤゴ 13日 22:45
ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00163689.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

21:00時点ではライトを当てると激しく尾部を回転させていたが、22:00過ぎにはライトを当てても動かなくなり、いよいよ開裂を待つのみ・・となったのでカメラをセット。
そして予め後ろの葉(写真のグリーンの葉は3枚ほど)を退けていた所、脅威と感じたのかヤゴが自ら落ちて水中へ・・。やってしまった。

その後、暫く二人で別のヤゴを探したものの、新たな固体は見つけることが出来ず羽化撮影としては解散(本当に申し訳ない)。

虫友Iさんは別のポイントへ移動し、こちらは翌日またここでマルタンヤンマの産卵目的で居残り。

さて一人になり、そのまま寝てしまうのももったいないので、また近場のオオルリボシヤンマの羽化場所と、ミルンヤンマ羽化場所を再訪問。

●オオルリボシヤンマ羽化場所
前回なかった羽化殻が数個。新たな羽化固体は見つからず。

●ミルンヤンマ羽化場所
新たな羽化殻が2個(下流エリア)と残念な羽化不全が1頭。
8/10以降でも羽化は続いていたことを確認。

その後、またルリボシヤンマ羽化場所に戻り、4:00に探索したが羽化固体は見つからずそのまま車中泊。

●ルリボシヤンマ産卵
6:00過ぎからマルタンヤンマの産卵待ち。
7:15過ぎになにかのヤンマ系が降りてきて産卵開始。あとから教えて頂いたが、当初オオルリボシヤンマ産卵と思っていたが、実はルリボシヤンマだった。
なお、マルタンヤンマについては産卵する固体なし。

ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00461009.jpg
ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00461184.jpg
Photohitoリンク
ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00461159.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

●ルリボシヤンマ 羽化(初)
産卵固体が飛び去り、また羽化個体探しをした所、ようやく1頭羽化を発見。恐らくは場所から言っても昨日撮り逃した個体と思われる。

こちらについても知り合いの方にチェック頂き、オオルリボシヤンマではなく、ルリボシヤンマと連絡頂いた。

▼8:49
ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00535017.jpg
▼10:24
ルリボシヤンマ 羽化(初)& 産卵_f0324026_00535023.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今回の結果
●初のルリボシヤンマ羽化撮影
撮り逃したと思われる個体が翌日羽化(したものと思われる)。
定位している間にヤゴの鰓呼吸からトンボの気門呼吸に変化していると聞いたことがあったので、落ちた時は溺れるかもしれないと思ったりもしたが、そこは過去そうやって生きていたので、簡単には溺れないはず。結果的には案の定、無事に羽化。

ただ初のルリボシヤンマの羽化撮影が、定位から撮影出来るチャンスだったのに、今更ながら残念。

●長期羽化
産卵したメスを撮影した日に羽化したメスの個体を撮影。
夏場羽化するトンボの羽化期間は長いと教えて頂いたが、正にルリボシヤンマも該当。

ミルンヤンマについても7/20からの羽化継続を確認。でももう流石に終盤と思われる。



by Nature_Oyaji | 2019-08-14 06:11 | トンボ | Comments(0)


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