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オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 08月 18日

キトンボ 羽化(初)

■今季の目標の一つ、キトンボの羽化撮影で群馬へ
5月にオオトラフトンボ羽化撮影でお世話になったMさんにまたご案内頂き訪問。
キトンボの羽化については事前にネットで確認したが、時期、時間帯などの公開情報は皆無。
ただ羽化の経過については屋内での撮影されたものがあり、裂開から翅を広げるまで約1.5時間程度とあった。

●21:30頃から羽化個体チェック
21:00待ち合わせ後現場へ移動し、21:30頃から池の岸辺をチェックすると・・驚いたことに数頭羽化済で、しかも翅は伸び切り開いていて、色も既にキトンボ自体の色になっていた。
反対側の岸辺にも5~6頭羽化済で状況は同じ。

羽化の場所は岸近くの水面から約15cm~20cm位。水中から直接生えている植物に登って羽化していて、歩いて陸を移動しての羽化はしていなかった。
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS(写真は23:00の撮影だが見つけた状態と同じ)

見つかった羽化個体の様子が皆同じだったため、ひょっとしたら既に今日の羽化は終わってしまった可能性もあり、観察結果として羽化個体を撮影していたが急な土砂降りとなり一時中止。

●22:30過ぎに小ぶりになり観察再開
多くのトンボでもそうだが、トンボによって一番羽化する時間帯があるがそこから外れて羽化する個体もいる。
また急な土砂降りになった事もあり、小雨になった今、遅れて羽化する個体もいる可能性がある
探索してみると、登っていた2個体を確認。

1頭は羽化殻かよく分からなかったのでそっと触れた瞬間、跳ねるようにして水中へ消えた。
もう1頭は光を当てる度に激しく体を揺すって警戒。暫く放置が必要。

更にもう1頭、倒垂中の個体を発見し撮影。

●キトンボ(♀)
▼23:31
f0324026_03211740.jpg
▼23:43
f0324026_03215675.jpg
▼23:56
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

その後、更に雨が悪化したため、残念ながら今回は解散・撤収。


●解散後念の為写真チェック
少し移動し写真確認した所、大失敗発覚。シャッタ速度を1/3で撮影していたため、ほとんどがブレブレ。
上記写真は何とかその中でもブレが少ないものを掲載したが、定位からの撮影目的もあり、どうしようか迷ったものの、また戻って撮影することに決定。
先程の残りの一頭を確認するとまだそこにいてくれた。

●キトンボ(♂)羽化
裂開を気にしながらカメラ準備をしていると、細かく体をゆすり始めたと思ったら裂開開始。

▼2:23 裂開から00:03
f0324026_03081071.jpg
▼2:24 00:04
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▼2:25 00:05
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▼2:43 00:23
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▼2:47 00:27
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▼2:51 00:31
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▼2:59 00:39
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▼3:05
 00:45
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▼3:13 00:53 (Photohitoリンク
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▼3:46 01:26
Photohitoリンク
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▼3:54 01:34Photohitoリンク
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

更に黄色に色づくまでここから約1時間程度なので、そこまで撮影できれば良かったが、体力的な事もあり今日はここまで。

■今回の結果
●羽化場所
岸近くの池から直接生えている植物に登っての羽化。水面からは約15~20cm程度。岸から遠い場所では羽化殻もないので、池底を歩いて浅瀬に向かい、そこに生えている植物を登っての羽化の様。
体が小さいためか、体に合った細めの植物を選んでいた。近くに太めの水生植物(大人の人差し指程度)が生えていたが、そこでは全く羽化せず。

●羽化開始時間帯
21:30過ぎには翅は開き、色も付いていたこともあり、他のアカネ系より早く19時台から開始したと思われる。機会があれば19時から様子見としてみたい。

●羽化自体の時間
19時台から開始で、明け方には飛翔する様。羽化開始から約7~8時間位。
飛翔自体は明け方だが、翅が開くのは裂開後約2時間程度。

1枚めの写真は23:00の撮影だが、見つけた21:30過ぎには翅は伸び切り、開いていた。他の個体も同様。
今回は突然の雨で翅が濡れて飛ぶことはなかったが、雨が止んだ時には羽ばたいて逃げようとしたので、恐らく濡れていなければ飛べたものと思われる。

●ヤゴサイズ VS 成虫サイズ
ヤゴサイズと成虫サイズの違いが大きいと感じた。でも他のアカネ系でも同じ位かもしれない。


改めてご案内、ありがとうございました。
この池では越冬3種が生息しているということで、遠くでなかなか頻繁には観察出来る場所ではないのですが、他のトンボの観察もありまた来てみたいと思っています。


by Nature_Oyaji | 2019-08-18 22:35 | トンボ | Comments(0)


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