■3年ぶりにヤンマタケ探索
その時は地元の方が探してくれていたものを単に撮影したのみで、今回は初めて一人で探索。
●まずはムカシヤンマ生息地の様子確認
今季、ムカシヤンマの羽化は寒の戻りのため、羽化が遅れ撮影出来なかった。
生息場所を見ると、大小かなりの巣穴と思える穴が空いていて、無事に生息していると思える状況。
安心して次のヤンマタケ探しへ移動・・と思った時、偶然にも初のヤンマタケを確認。
●ヤンマタケ(ノシメトンボ)
翅の様子とこちらに生息しているトンボの種類から、ノシメトンボと確認頂いた。
ヤンマタケの向こう側はムカシヤンマ生息場所。
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
●細流探索
以前ご案内頂いた細流は今年の10月末の台風での濁流に飲まれていて、水が上がった跡は前回ヤンマタケが見つかった場所より高い所まで達していた。
またその際の暴風雨でも飛ばされてしまった可能性がある。
細流を小一時間程探してみたものの、やはり見つからなかった。
■今回の結果
●ヤンマタケ発生場所
以前の同行時に見つけて頂いた際は、殆どが細流脇近くの湿度が高めの場所。
トンボ自体が水辺近くにいることで、そのような場所で絶命していることもあるようですが、今回は細流から上の道脇。すぐ近くはムカシヤンマ生息場所で常に水が滴っていて、湿度は他の場所より高めだったのがうまく発生に繋がったのかもしれない。
●撮影設定失敗
被写界深度を稼ぐためかなり絞っての撮影とした。当然光量が足りないので、LEDライトで補い、ファインダーで確認しながらの撮影だったが、自宅で写真を見て愕然。
皆光量が不足していて、現場でのイメージとは程遠かった。
初歩の初歩なのに、その場でヒストグラムで確認し無かったのがそもそもの失敗の原因。
次回からしっかり確認しての撮影としたい。