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オヤヂのご近所仲間日記

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2021年 06月 06日

ハッチョウトンボ羽化

■アマゴイルリトンボ羽化撮影しながらのハッチョウトンボ探索
前日の早朝、アマゴイルリトンボのいる場所に続く木道を歩きながら湿地を探していったが、まだ6時台では飛ぶこともなかった。

1日目のアマゴイルリトンボ撮影がほぼ終了した12時過ぎに探索
12時を回ってからまた木道脇を探索すると、未成熟のハッチョウトンボ(♂)を確認。
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21090969.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

色がはっきりしていた♀
見える範囲でのオスは皆色の薄い未成熟個体だった。このメスの個体は色がはっきりしてだいぶ成熟度が進んでいるようだ。
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21141073.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

1日目はこれらの撮影で終了。

2日目の探索
虫友Iさんと駐車場から移動し、木道を歩き始めた所でサラサヤンマ羽化個体(♀)を確認。
7時前後でここまで翅が伸びているということは、前日の居残りの可能性。昨日は気づかず・・。
この場所は湿原の中ではやや乾燥気味のエリアで、改めて乾燥に強いヤンマだと感じた。また千葉の観察場所より1.5ヶ月遅れ。
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21220604.jpg
iPhone 12 mini

アマゴイルリトンボの羽化撮影の途中でハッチョウトンボ羽化探し
アマゴイルリトンボ撮影の合間にハッチョウトンボ羽化探し。9:43にオスの羽化個体を発見。
Photohitoリンク
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21363511.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

この個体を確認後、虫友Iさんと交代。
撮影に向かった虫友Iさんはなかなか戻ってこなかったが、戻ってきたので話を聞くと他に羽化個体が3頭程いたとのこと。
また交代してもう一度ハッチョウトンボ羽化探し。
1頭は飛んで移動してしまったが、2頭はまだ羽化殻にしがみついていた。

ハッチョウトンボ(♂)11:12
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21483696.jpg
SONY α7RIII+TS-E135mm F4L Macro

ハッチョウトンボ(♀)11:00
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21492632.jpg
SONY α7RIII+TS-E135mm F4L Macro
同じメスをやや上から撮影
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21515029.jpg
SONY α7RIII+TS-E135mm F4L Macro
移動して違う湿原にて探索
この湿地は先に羽化個体を撮影した所より標高が低いためか、オスの成熟が進んでいて赤みが強かった。
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21570268.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21573280.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

同じオスを正面から
ハッチョウトンボ羽化_f0324026_21583350.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今回のまとめ
●サラサヤンマ羽化を確認
初日にはホバリングしていたオスがいて、おそらく同日に羽化した個体(♀だった)を確認。
成熟までの正しい日数を知らないのだが、3週間程と聞いた記憶がある。羽化を見てから産卵観察まで確かにその位の期間があった。
生息環境によるものか、たまたまこの個体が遅かったのか、サラサヤンマの羽化自体ダラダラ続くのか今後も要チェック。

●ハッチョウトンボ羽化
前回の観察では9時頃では翅は伸びていたが、腹部はまだ伸び切っていない状態だった。
その時はそれ以上撮影していないが、今回はもっと尾部が伸びており、おそらくは前回見た個体と同じ時間帯に羽化したものと思われる。
次回の観察地は定位からは7時頃から確認しておきたい。




by Nature_Oyaji | 2021-06-06 14:59 | トンボ | Comments(0)


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