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オヤヂのご近所仲間日記

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2021年 08月 29日

カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認

■カトリヤンマ 交尾態探しと産卵場所の確認
前日はほぼ未撮影で終わってしまったので、今日は確実に成果を残したく、栃木のカトリヤンマ観察へ。
前回の課題だったメスの尾毛の様子や産卵についても確認しておきたい。

当日、天気は朝方弱い雨が降り、11時頃から回復の予報。
現地で虫友Iさんと合流。

午前中は曇りということもあり、交尾態は数組程度。そんな中、一緒の活動の際は何かと虫友Iさんが先に見つけてくれるのですが、今回も目線よりやや高めでスッキリした所にいた交尾態を見つけてくれた(ありがたい)。

▼位置を少しずつ変えて撮影
メスの尾毛は折れていた。またなぜか前回同様、この向きからの撮影ばかり。
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_22234443.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_22234506.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_22234575.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
▼別ペア
こちらも虫友Iさんが見つけてくれたもの(重ねてありがたい)。このメスの尾毛も折れていた。
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_20440924.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

交尾態を探しながらメスの尾毛をチェックすると、多数折れている個体を確認。
やはり産卵しているに違いない・・。

産卵を確認
15時近くになった頃。
ここまで交尾態については二人で15組以上は確認していたが、低めの良い場所での撮影としては2組位だった。
交尾態もあまり確認できなくなった頃、それでも探していると近くで虫友Iさんから「産卵!」との声がかかった。
林の中には一時水が溜まっていて、現在は水は無くなっている場所がいくつかあった。
前回、産卵するならここだと思っていたのですが、産卵していた場所はまさにその場所だった。

15時過ぎから撤収する16時半頃までは頻繁に産卵に来たのですが、若いメスのためか落ち着いて長時間産卵することは少なく、少し止まってはすぐ移動を繰り返していた。
またもともとカトリヤンマの産卵時は敏感なのですが、ここに来た全ての個体は超々敏感でレンズを向けただけでも飛んでしまうほど。
そんな中で数少ないチャンスで撮影できた場面。
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_00160133.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_00161955.jpg
▼鮮明ではないのですが、このメスは尾毛が残っていた
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_00165405.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_22330211.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_00185096.jpg
カトリヤンマ 交尾態(今季2度め)と産卵確認_f0324026_00190658.jpg
SONY α7III+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今回のまとめ
●カトリヤンマ産卵
千葉より遥かに北側ということもあるようで、8月中に産卵を確認出来た。
産卵場所は前回ここだと思っていた所での産卵を確認出来たので、そのような意味でも嬉しい。


by Nature_Oyaji | 2021-08-29 16:27 | トンボ | Comments(0)


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