福島遠征-2 マダラナニワトンボ観察（10/1-10/2）

■この地では3度目のマダラナニワトンボ観察

2014年に福島にボランティアで訪問し、解散後せっかくなので付近のトンボ撮影をした事があった。

その時、撮影中知り合った方からマダラナニワトンボがいる湿地を紹介頂き訪問し、初めてマダラナニワトンボを撮影した。

その後は何度か新潟の産地を訪問し、羽化、産卵を撮影したのだが、この福島での産卵撮影は未達のままだった。

また昨年はアマゴイルリトンボ産卵撮影で近くの湿地を訪問した際、未成熟を見たエリアを散策したが見つけられなかった。

10/1の観察

8時過ぎから湿地周りを散策。

キトンボ

数は少ないがキトンボを確認。

10時過ぎに1組のみ、産卵を目撃。

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

マユタテアカネ交尾態

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

マダラナニワトンボ

11時を回った頃、以前未成熟がいた付近を散策。

林縁部には未成熟を含むマダラナニワトンボを確認。

10月のこの時期の撮影はここでは初めてなので観察第一歩。

親子でトンボ撮影に来られていた方とも話をしながら撮影（拙いブログを見て頂いているということでびっくりです。お疲れ様でした）。

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

撮影場所は湿地にほど近い休耕田。

あとでGoogleMapで確認した所、直接湿地に繋がっているわけではないので産卵場所としては適切な場所ではないが、環境的には植物があり地面はやや湿り気がある所。

間違って産卵しても良さそうな場所だったが13時を回っても産卵するペアは現れなかった。

10/2の観察

一旦沼沢湖方面に戻り、天の川撮影などをして車中泊。

改めて二日目の観察開始。知人から以前産卵を撮影したという場所で待機。

11:23頃、立て続けにオスの成熟個体が湿地付近に飛来して来た。

その後交尾態などを探して付近を見て回ったが見つからず、12:30頃まで待機してみたが先程のオス2頭のみの飛来で今回も産卵ペアは現れなかった。

昨日の休耕田に戻りオベリスク倒立中のメス個体を撮影。

SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

現場でお会いできた方々、お疲れ様でした。

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■今回のまとめ

●マダラナニワトンボ、時期的には産卵時期だったが確認出来ず

毎年観察している訳ではないので、この地の変化に付いての知識は皆無なので、2日間好天気の中で産卵しなかった理由は不明。

ただ撮影中、未成熟の個体も多く見られたこともあり、ひょっとしたら時期が遅れているのか、気温がだいぶ高かったので（気温計がなく未測定だが体感的には汗ばむ状態で30度近かった）その影響があったのか。

やや不完全燃焼で、来週末の3連休はまた天気は下り坂で気温はグッと下がる予報。

新潟に遠征するかこちらに再訪問するか（或いは今年はこれでお終いか）悩みどころ。