|
2025年 05月 13日
■先週の5/9に続き2度目のキイロヤマトンボ羽化探索 5/11夜から5/12午前中は予報通り雨となったが、さほど強い雨ではなかった。 今日13日は朝方まで雲が残り、晴れてくるのは9時過ぎで気温は6時で15度の予報。 5/9の訪問ではコヤマトンボの羽化殻が1個だけ見つかり、まだヤマトンボ系の羽化自体のスイッチが入っていないようだった。 加えて今日は雨上がりの翌日で、羽化するだろうか?? などあれこれ考えていたのですが、結果はともかく行ってみなければ羽化するかしないかはトンボに聞かなければわかるはずもなく、また14日に行って殻が見つかったら後悔しそうで、やはりここは行ってみるしかないということで出発。 今日の目的は羽化開始かどうかの確認と、生息流域のどこで羽化するかの確認。 現地6時半着 朝から太陽が出ていればよりスイッチが入り、ひょっとしたら羽化が見られるかもと思いながら6時半頃現地着。 外は15度とはいえ、太陽が出ていないこともあり体感的にはややひんやり。 先ずは上流部からチェック この生息地は羽化殻が見つかった上流部から下流部まで約400m程で、その所々に砂地のキイロヤマトンボが好みそうなエリアが点在している。 昨年はおそらく羽化時期終盤の頃と思われる5/24に上流部で2頭の羽化個体が見つかったのだが、先ずはそのエリアから探索した。 写真は撮影していないが、岸の植物の状況は4日しか経っていないのでほぼ変化なし。 昨年は川の左右の岸で殻が見つかっているので、定位個体がいるという前提でしっかりチェックしながら移動。 2周してみたが、新たな殻は見つからず、この4日間ではまだ発生していないようだ。 何も見つからないので、念の為昨年は枯れた竹で先に進めなかった更に上流部をチェック。 小さな沢が流れ込んでいる場所がいくつかあった。 ネットで羽化写真を探していたのですが、いくつかの画像はその流れ込んでいる場所近くと思われる写真があった。 思うに小さな沢が流れ込む場所には少なからず砂が堆積しているため、キイロヤマトンボのヤゴが住みやすい場所になっているのでは?と思っていたので、次の探索時も付近を探して検証はしてみたい。 ![]() 下流域のチェックへ この時点で8時を回っていた。 下流域でも昨年はコヤマトンボとキイロヤマトンボの羽化殻は見つかっていた。 日当たりについては、上流部はほぼ東西方向に流れているので太陽が出れば早くから日光が差し込む場所なので先にチェックしていたのですが、下流域はやや直角に曲がった先になるので、左右の岸の竹林などで日当たりが遅いこともあり、後回しにしていた。 倒垂個体発見 下流域の殻が見つかった場所は、川底は砂地で、岸から2~3m程砂地、そして数mの垂直の土手になっている。 昨年見つかった殻はその土手で見つかった。そのイメージで川底が砂地となっている付近の土手から探していくと、暗がりに体を揺する何かが見えた。 もしや・・と思いよく見てみると殻から抜けたばかりのヤゴが8時15分頃に見つかった。 殻の模様、色、頭部の形などからこれはもしや??と思い、慌てて上流部に置いているカメラなどを取りに行った。 流れに逆らっての往復400mは年寄りには苦行そのものだったが、心はこれで目標達成出来るかもと思うと、心は清々しい気持ちで満ちていた。 撮影開始 コヤマトンボの可能性もあるのですが、念の為1台は翅が伸びる様子を残したいのでタイムラプス撮影とし、もう一台で時々別方向からの撮影とした。 ただ羽化場所は竹が3本横に倒れている場所のそのうちの1本の根元付近だったため、撮影方向が限られてしまいやや苦しい撮影。 抜け出る場面も残したかったが、撮影方向をよく吟味すればよかったと後悔。残念ながら背中越しとなってしまった。 キイロヤマトンボ(♂) (環境はこちらの動画)(体が伸長する様子はこちら) 8:25 ![]() ![]() 斜め横方向から抜け出る場面が撮影出来ると思っていたが、背中側をこちらに向けての羽化になり失敗。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 9:43 腹部がやや伸長 ![]() 10:19 ![]() 10:43 ![]() ![]() 11:47 ![]() ![]() SONY α7RIII+TAMRON 90mm F/2.8 Di III MACRO VXD 飛翔 13:12 タイミングが合わず・・。取り敢えず飛翔した時間として掲載。 ![]() SONY α7CII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 更にもう一頭(♂)(環境はこちらの動画) 1頭目のタイムラプス撮影設定後、近くを探索しているともう一頭羽化個体が見つかった。 9:09 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() SONY α7CII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 飛翔撮影 この所飛翔撮影はタイミングが合わずほぼ撮影出来ていなかったが、今回はなんとか撮影出来た。 12:31 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() SONY α7CII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical 羽化時でのコヤマトンボとの違い コヤマトンボはキイロヤマトンボと生息域が重なることもあり、ここでも同じ場所で羽化殻が見つかっていた。 その為昨年も殻の違いをチェックしていたのですが、今回羽化の初期の観察が出来た際、キイロヤマトンボの胸部の黒色部分が目立つ事に気づいた。 ヤゴの頭部の形の違い(コヤマトンボは短系でキイロヤマトンボは細長系)でも同定が出来るのですが、倒垂中の状態からでも胸部の黒色部分の有無で同定が出来ると思われる。 コヤマトンボ(虫友Iさんから頂いた写真) ![]() キイロヤマトンボ ![]() ![]() ■今回のまとめ ●キイロヤマトンボ羽化撮影 定位からの撮影を狙っていたが、今回は倒垂からの撮影となり、ほぼ願いが叶った結果となった。 昨年は2頭とも殻から出てしまったあとの撮影でやや心残りだったが、これで一つの生態撮影が達成出来たのは嬉しい。 また羽化開始から飛翔まではおよそ5時間かかるということがわかったのも嬉しい。 羽化の時期・場所・時間帯 時期 羽化殻はなかったため、今回の2頭の羽化が今季の羽化開始の確認となった。 川で飛翔するトンボの時期からすると連休明け位から羽化開始と予想しての探索だったが、予想通りの結果となり自身がトンボになれた様な気持ちとなった。 場所 またこのエリアで最も早く開始する場所は下流域と確認。 時間帯 倒垂(殻から出たばかりでまだ脚をばたつかせている頃)が8時頃だった。 裂開から倒垂までは10分ほどで出るトンボもいるので、7時半頃には定位していると思われる。 ただ1回のみの観察なので羽化の時期・場所・時間帯について引き続き定点観察としたい。
by Nature_Oyaji
| 2025-05-13 12:49
| トンボ
|
Comments(0)
|
アバウト
カレンダー
検索
最新の記事
記事ランキング
カテゴリ
全体 自然 トンボ チョウ 鳥 ホタル 人工物 機材 日記 セミ バッタ 昆虫 ハチ カマキリ クモ カメムシ フユシャク 蛾 星 風景 夜景 月 越冬 ヤゴ 花 カミキリムシ 菌類 哺乳類 花火 星景 昆虫 未分類 タグ
ホソミオツネントンボ(200)
ホソミイトトンボ(182) オツネントンボ(104) カトリヤンマ(98) サラサヤンマ(62) ネアカヨシヤンマ(62) ムカシトンボ(60) ミルンヤンマ(49) ウチワヤンマ(49) カワセミ(45) マルタンヤンマ(43) コシボソヤンマ(41) ヤブヤンマ(40) オオアオイトトンボ(36) アオヤンマ(33) ハネビロエゾトンボ(32) ホンサナエ(31) ゲンジボタル(31) アキアカネ(29) ミヤマアカネ(27) ヒヌマイトトンボ(26) キトンボ(26) 月(26) ヒナカマキリ(26) ナツアカネ(25) マダラヤンマ(24) アジアイトトンボ(23) タカネトンボ(22) 天の川(21) 星(21) グンバイトンボ(21) ムカシヤンマ(21) オニヤンマ(20) モートンイトトンボ(20) アオイトトンボ(18) ヒメボタル(18) ミドリシジミ(18) キイロヤマトンボ(17) ノシメトンボ(16) コフキトンボ(16) キイロサナエ(16) ツマキチョウ(16) オオルリボシヤンマ(16) アオモンイトトンボ(15) 星景写真(15) マダラナニワトンボ(15) ルリボシヤンマ(15) セイヨウミツバチ(15) タテジマカミキリ(14) 富士山(14) チョウトンボ(14) モンシロチョウ(13) 夜景(13) ナゴヤサナエ(13) ヤマサナエ(13) ルーミスシジミ(13) ムラサキツバメ(13) エゾトンボ(11) オナガサナエ(11) ベニイトトンボ(11) ふたご座流星群(11) ハラビロトンボ(11) ハッチョウトンボ(11) コヤマトンボ(11) オオキンカメムシ(10) クロスジギンヤンマ(10) ヨツボシトンボ(10) ムラサキシジミ(10) アマゴイルリトンボ(9) ホソミモリトンボ(9) 雲海(9) ダビドサナエ(9) トンボ(9) スカイツリー(9) シオヤトンボ(9) モノサシトンボ(9) ヤンマタケ(8) シオカラトンボ(8) アカガネコハナバチ(8) クロスジフユエダシャク(8) オオイトトンボ(8) ルリビタキ(8) コサナエ(7) オオモノサシトンボ(7) ウラギンシジミ(7) ギフチョウ(7) コバネアオイトトンボ(7) リスアカネ(7) カラカネトンボ(7) ムラサキシャチホコ(7) クロイトトンボ(7) ミヤマカワトンボ(7) コシアキトンボ(7) クロサナエ(6) 産卵(6) ルリモンハナバチ(6) 東京スカイツリー(6) メガネサナエ(6) ギンヤンマ(6) ベニシジミ(6) 最新のコメント
以前の記事
2025年 11月 2025年 10月 2025年 09月 2025年 08月 2025年 07月 2025年 06月 2025年 05月 2025年 04月 2025年 03月 2025年 02月 2025年 01月 2024年 12月 2024年 11月 2024年 10月 2024年 09月 2024年 08月 2024年 07月 2024年 06月 2024年 05月 2024年 04月 2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 外部リンク
お気に入りブログ
小畔川日記 あだっちゃんの花鳥風月 週末は瀬音を聞きながら 蝶と蜻蛉の撮影日記 トンボの日々 蝶鳥ウォッチング 徳島県のトンボ観察記 みき♂の虫撮り友人帖 仲良し夫婦DE生き物ブログ 続 鳥撮るclub 最新のトラックバック
ライフログ
ブログパーツ
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||