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オヤヂのご近所仲間日記

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2025年 05月 24日

キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目

■今回で羽化確認後13日目&昨年初撮影後1年目
今日は昨年の5/24に初めてキイロヤマトンボの羽化個体撮影が叶った日からちょうど1年目の記念日。
そして今季は5/9より羽化個体探しを始めたが、5/13に羽化個体が見つかり今日で12日目となった。

ここまでの羽化数
前回の5/15の羽化撮影の投稿後もブログにしていなかったが探索を続けていて、羽化個体には出会えなかったものの羽化殻については未訪問時中の羽化や見落としだったものが見つかり、今日までの総数は11個体となっていた。

10時より探索開始
家の都合もあり訪問が遅れたが、10時頃より下流域より探索開始。
そして目線より高めの枯れた竹の根元付近でメスの殻が見つかった。
この殻で12個体目。
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キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目_f0324026_05101327.jpg
キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目_f0324026_05101387.jpg
iPhone 15

細流が流れ込むエリアについて
また以前の投稿で小さな沢が流れ込む付近は、三角州のような砂地のエリアが出来やすくその付近では羽化個体写真の投稿があった・・と記載していたのですが、実はこの羽化殻が見つかった場所はちょうどそんな三角州的な砂地がある場所だった。
もともとここは砂地のエリアだが、その上に流れ込んだ砂が重なり生息場所として良い砂地エリアが出来上がっている。
そして斜面にある沢の流れている場所の右側の斜面では今回も含め羽化殻が見つかっており、この様な砂地のある場所もヤゴの生息場所としては良いポイントとなっていることが確認出来た(気づくのが遅い・・)。
キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目_f0324026_05112998.jpg
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iPhone 15

30分ほど探索したが、羽化個体・新たな殻も見つからないため上流域へ移動。

羽化個体発見
先程の場所から約50m程上流側にも良さそうな砂地が広がっていて、訪問時には必ずチェックはしていたものの今までここでは羽化個体は見つかっていなかった。
キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目_f0324026_05225181.jpg
iPhone 15
今回も上流域に行く途中にある為、通った際にややきつい砂地斜面を登ってチェックしていくと、ここでは初のキイロヤマトンボ(♂)が草の間の地面で見つかった。
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iPhone 15
10:18撮影
個体が見つかった草地は川岸から斜面上まで約5m程で、ここで羽化していたとするとヤマトンボ系らしい長旅だったようだ。
キイロヤマトンボ探索 羽化開始後13日目_f0324026_05264948.jpg
iPhone 15

そっと翅を摘んで指に止まらせて、飛翔の様子を撮影しようとしたが、まだ翅が十分に固化しておらず飛ぶことが出来なかった(その様子の動画はこちら)。
付近に殻は見つけられなかったが、時間的にも本日羽化した個体のようで、なにかの要因で羽化殻から離れて飛べずに地面にいたようだ。
周りには小さなアリなども多数いるので、このアリが羽化中に来たのかもしれない。

せっかくなので付近の安全な小枝に止まらせて、いろいろな角度から撮影した。
こうしてみると腹部がスマートでやや湾曲した姿は本当に美しいと感じる。
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SONY α7RIII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical
なお先程の羽化個体は13個体目となった。
撮影後、また上流域も探したが羽化個体・羽化殻も見つからず、本日はここまでとして撤収。
■今回のまとめ
●ここまで13個体を確認
全て一人での確認ではないものの、目の届く範囲での探索でここまで13個体が見つかった。
他の場所を知らないため比較は出来ないが、キイロヤマトンボの希少性を考えると、このポイントの個体密度は高いと思われる。

今日は初のキイロヤマトンボの羽化撮影からちょうど1年目の節目となる日であり、昨年より思い描いていた、ここでの羽化時期の確認や羽化時間帯・飛翔までの時間など、未知の知見を得ることが出来たのは何より嬉しい。

今季の観察記録一覧
今季の観察開始からの個体数、気温、雨量、湿度をまとめた一覧を作成したので、一旦今日までのまとめを掲載。
ただこの一覧から羽化の予想が出来る関連性は見いだせない。
また、欲を言えば全ての羽化殻の雌雄の確認が出来ればよかったが、諸事情により未達となり課題を残した。

以下、確認出来た生態・未達事項を列記
●定位時間帯:倒垂個体は8時頃2頭見つかったことから、7時半頃には定位している可能性
●羽化から飛翔までの時間:約4時間から5時間程度で、日当たりの具合やその日の天候により変化
●羽化のピーク:まだ羽化時期が終わっていないため時期尚早かもしれないが、ここでは5月19日頃までに羽化した個体数が多く、羽化開始から1週間程度で一旦ピークを迎えたように感じる
●羽化時期終盤の可能性:昨年は24日以降では見つかった羽化殻も少なくなり、昨年通りならそろそろ終盤と思われる
●細流による川底の生息環境形成:もともと砂地の場所だったが細流が運んだ砂も重なり、ヤゴが生息しやすい場所となっているようで、その付近では4頭ほど羽化・殻を確認している
●雌雄の羽化の順:今回の観察では不明。確認出来た雌雄はオスが4頭、メスが2頭で、未確認の殻は4個。未確認を全てメスとすると6個体となり、ほぼオスメス同数となる。この点については来年、再度確認する必要がある

来年は今回確認出来なかったことも含め、きちんと結果を残したい。


by Nature_Oyaji | 2025-05-24 20:00 | トンボ | Comments(0)


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