オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 10月 28日 ( 2 )


2018年 10月 28日

カトリヤンマ(♂)ホバリングとぶら下がり撮影

■今季の目標の一つだったカトリヤンマ(♂)のホバリング撮影
カトリヤンマのオスは場所によっては長くホバリングする・・とは聞いていたものの、いつも羽化や産卵撮影している谷戸では、探メスするオスは見かけるものの、ホバリングするオスは皆無。
ひょっとしたら何処かで行っているのかもしれないのですが、3年探しても見つけられず。

カトリヤンマ撮影自体は今季ようやく交尾態も撮影出来、残るはオスのホバリング撮影を残す事ができれば、自分としては一連の生態撮影(羽化、交尾態、産卵、飛翔)が一応完了(出来はさておき)。

そのホバリングする場所については自分では探す事が出来ず、今回は虫友Iさんにご案内頂いた。
その場所には今季3度程通ったものの、今まで一度も見ることが出来ず(虫友Iさんはしっかり撮影済)。

そんな状況の中、今日は10月最後の日曜日。
あと数日で11月となり、今後急激に気温が下がるとの予報も出ている中、トンボシーズンも間もなく終了。
遅くまで見られるカトリヤンマですが、流石に今期最後かと思いつつ4度目の訪問。

●ようやくホバリングするオスとの対面の時
生息場所には虫友Iさんを始め、数名のトンボ界の重鎮の方々。トンボ談義しながらの待ち。
そして13:00を回り、ようやく2頭のオスが交互に飛来。

Photohitoリンク
●暫くホバリング後、一時休息(30分程) Photohitoリンク
複眼のブルーが美しい。
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●そしてまたホバリング Photohitoリンク
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ここまで全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

●16:00過ぎまた休息 Photohitoリンク
もう太陽は湿地向こうの木々に隠れ始め、夕刻の頃。
16:20を過ぎても飛ぶ気配はなく、今回楽しませてくれた事に感謝しつつ、ひょっとしたら今期最後のショットかとも思いつつ、広角で撮影。
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SONY α7II+Carl Zeiss Batis 2/25

3年越しのオスのホバリング撮影、ようやく達成。
ご一緒頂いた皆様、楽しい撮影でした。また新しい知識も頂き、ありがとうございました。
今後もよろしくお願い致します。

■今日の結果
●ホバリングは13時過ぎ頃から
多くのカトリヤンマのオスは通常午前中から探メスしながら、木の影や草地、産卵場所を定期的に飛翔する。メスが見つかれば交尾態となって産卵準備に移る。
そんなオスの中にはメスが産卵に来そうな場所で待機(ホバリング)する個体がいる。
時間帯はだいたい決まっていて13時過ぎ頃から開始。

あちらこちら飛びながらメスを探す場合と、あるエリアでメスを待つ場合があるのですが、どちらも何らかのメリットがあるはず。
トンボになった気持ちであれこれ出会いのパターンを考えるのも面白い。

●雨上がりの午後はホバリング個体が多い
土曜日は朝方まで雨で、昼近くに急に回復。
午後にはある程度の間隔で数ヶ所でホバリングが見られたという。
雨上がりは一般的に産卵するケースが多いので、それを狙ってオスたちがホバリングしていたのかもしれない。
逆にホバリング撮影狙いなら、そんな気象状況も考えて訪問すると良い結果になるかもしれない。

●ホバリングしなかった日々
3回ほど通ったものの、ホバリングが見られなかった理由をあれこれ想像。
基本的にホバリングはメスを待つこと。1日は曇りで気温が上がらず、メスが来ない状況だった日はあったものの、前日と同様好天気なのに前日は出て、翌日は現れなかった日もあった。
これもメスが産卵しやすい状況なのかを基準に考えると何か理由が見つかるかもしれない。

●翅の痛みが少ない個体
飛来したオスは翅の欠損もほとんど無く、きれいな状態。
この場所の羽化時期は知らないのですが、既知の多産地の羽化自体は7月末頃までには完了するので、同じ頃と考えると約3ヶ月以上にもなる。
それなのに翅がきれいな状態とは・・。これも探メスを行わない個体だからか?
あちらこちら探メスすると、木や草、竹などに翅が当たり、痛みやすい。
この時期でも翅の欠損がないのは、もともとそのような行動をしない個体ということで、綺麗なままなのかもしれない。

●産卵メスは2頭のみ
気づいた範囲では、産卵は2頭のみ。
1頭はホバリングで飛来したオスに目の前で交尾態になり、上部へ連れて行かれた。
2週間前位は虫友Iさんの観察では相当数産卵に来たということなので、時期的に終わりと思われる。


by Nature_Oyaji | 2018-10-28 23:04 | トンボ | Comments(2)
2018年 10月 28日

カトリヤンマの1年

■カトリヤンマの1年
先日交尾態が撮影出来、また3年越しのオスのホバリング撮影が完了。
改めて過去撮影したカトリヤンマ写真からその1年間の様子を振り返ります。

ただ欲を言えば1年を通じて同じ定点観察場所での写真が理想ではありますが、撮影し難い場面がありますので、今後撮影出来たらと思っています。

●羽化 6月下旬
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●処女飛行
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●夏の頃 8月中旬
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●交尾態 9月中旬
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●産卵 9月中旬~
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●産卵 (青眼型メス)
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●産卵後のクリーニング
今季は是非複眼の色が見える姿での撮影としたい。
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●飛翔・ホバリング
▼オスのホバリング
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▼メスのホバリング
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残り今季は飛翔とクリーニング行動の様子、青眼型メスを更新したい。
→ 今季はほぼ終了。また来年の目標。





by Nature_Oyaji | 2018-10-28 06:37 | トンボ | Comments(0)