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オヤヂのご近所仲間日記

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カテゴリ:ホタル( 23 )


2019年 07月 20日

ヒメボタル 今期最後の撮影

■今期最後のヒメボタル撮影へ
いよいよ今季のホタル撮影も最後の日。
いつものようにホタル師匠のFさんに同行させて頂いた。
17:00過ぎにロケハン。こちらのヒメボタルの発光開始は約23:00位からで、今回もいつもの様に場所を決め、ベースになる風景写真を撮影したら準備完了。
あとは約5時間程ヒメボタルたちの活動開始を待つのみ。

今回も2台体制で機材は
・SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art(F1.8、ISO1600、10秒撮影)
・Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(F2.8、ISO1600、10秒撮影)

※なお、現像して愕然としたのがオリンパスでの撮影。
F2.8、ISO1600、10秒撮影を行ったがISO感度が足りず、うっすらとしか写っていなかった。オリンパスでの撮影結果は全てボツ。
現場でしっかり確認していれば良かったと反省。

●17:30
f0324026_01511232.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

●20:00過ぎ
光りはじめたかどうかの確認中、ごくわずかだが一部の発光を確認。撮影するには数が少ないが今までこの時間での発光は記憶になく、新しい発見とFさんから話を伺った。

●23:00過ぎ
ようやく多くが光始め撮影開始。
開始直後はソニー機をセットした側はなぜか飛んできてくれず、それでも0:00時を回った頃からようやくセットしたエリアを飛翔してくれる個体が少々。
それは少なからずメスの発生がおくれ、発光がなかった事も影響していた様に思える。

f0324026_03525053.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

●1:30頃
だんだん光り方が弱くなってきた頃。残念ながらそろそろ今期の最後の時。
改めて自分の目で光り輝く様子を脳裏に焼き付け、ヒメボタルたちに感謝して撤収。

■今回の結果
●新しい発見
まずは20:00過ぎに一部が発光。これは今までここで何度も撮影してきたFさんが気付いた新しい知見。何かが変化してヒメボタルの発光時間に影響しているのかもしれないが、今は何もわからず。
また来年も同様にその時間に光るのか継続観察。

また光り始めた頃、見上げるような高めの木の葉に潜んでいた。こちらも過去見ることが少なかった事のようで、こちらも新しい知見。

Olympusでの失敗
撮影条件はSONYもOlympusも同じだったが、レンズのF値はSONYはF1.8、OlympusはF2.8。実際の撮影を現場で確認して設定変更するのは当たり前だが、それを怠ったツケが回ってきた結果。最後の撮影だっただけに残念でならない。
前回のゲンジボタル撮影でも撮影条件は同じでF2.8,ISO1600だったが、やはりヒメボタルの方が弱い光のため、もっとISO感度を上げる必要があった。


by Nature_Oyaji | 2019-07-20 23:35 | ホタル | Comments(0)
2019年 07月 03日

ゲンジボタル 飛翔

4/30に上陸する幼虫観察で訪れた川ではホタル飛翔は終盤
今期は千葉での撮影も出来ずにいた為、今期最後の可能性もありきちんと撮影しておきたい。
いつもお世話になっているホタル師匠のFさんと一緒に撮影。

●準備
18時過ぎ。撮影する場所を決め、まだ明るいうちに背景撮影して準備。あとは暗くなるのを待つのみ。
f0324026_03373671.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

そして19:30過ぎより徐々に光始め撮影開始。

●SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artでの撮影(Photohitoリンク
前回ヒメボタルで試したが、改めて50mmでの撮影。
f0324026_04592040.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

●Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROでの撮影 (Photohitoリンク
こちらは流れの緩やかな場所で、ホタルの光が水面に映る場面を狙ったが、どうにも高めに飛翔だったので今回は撮影できず。
f0324026_19531947.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●撮影後、念の為ヤブヤンマ羽化場所確認
時間的にはちょうど羽化している頃で念の為様子見。
先日羽化していた植え込みの中や高い場所なども含めチェックしたが、羽化している個体もなく、また羽化殻も見つからない。
ここでの羽化は終わったようで、機会があれば産卵の時期に再訪問したい。
池の中もチェック。ヤブヤンマのヤゴは確認出来なかったが、アカネ系と思われるヤゴやイトトンボのヤゴを確認。

■今回の結果
●上陸の時期や羽化までの期間
暫く雨がなく、久々の雨上がりの4/30に訪問したものの、上陸した幼虫は数頭。春先の上陸の頃はこちらが心配になるほど雨がなく、幼虫ははたして上陸出来るのだろうか?と思っていたが、この個体数を見るとやはり上陸の好機があった様。

上陸から羽化までは約45日位。
今季は6月中旬から出始め、6月下旬に個体数が多かったようなので、5月上旬前後に上陸したに違いないが、その頃は4/30以外まとまった雨はなく、上陸のタイミングについてはまたまた疑問が残る結果に。

一つの可能性としては4/30は21時過ぎに撤収したが、それ以降での上陸だったのかもしれない。(千葉では1:00過ぎに上陸していた個体を見ている)

来年の5月末~6月初めの頃に雨が降った夜、また訪問して20:00〜翌2:00頃までの観察としたい。



by Nature_Oyaji | 2019-07-03 20:35 | ホタル | Comments(0)
2019年 06月 08日

ヒメボタル

■今季初のヒメボタル
毎年どこかのエリアで撮影しているヒメボタルですが、今季初は数年前訪問した場所。
娘と待ち合わせでの訪問だったため、到着は22:30過ぎで、ちょうど雨上がりのタイミング。
既に数名の方が撮影中で、その横にお邪魔させて頂き、今回は予め背景撮影も出来ないのでそのままオリンパス機でライブコンポジット撮影。
f0324026_12433392.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

先に撮影されていた方から1~2週間前は40~50頭程飛んでいたという事だったが、今日は雨上がりという事と、時期的にピークが過ぎたようで、数頭飛翔する状況。
ただ少数ではあるがいつもの畑等とは少し異なる雰囲気で、人が生活している近くで生きていることがわかる場面となった。出来たら1頭だけでもすぐレンズ前を通過してもらえると良かった。

●撮影場所近くの草地にいたメス
初撮影。クズが一面に生えている場所で数頭が点滅中だった。
ヒメボタルをホタルの光のみで撮影。
f0324026_13112467.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●今回竹やぶでの撮影をと思っていたが、竹やぶ内でも数頭光っていたが撮影撮影断念
場所を移動し以前撮影したポイントで撮影と思ったものの、既に1:00を回ってしまい、飛翔する個体数も少なめ。
諦めかけていた所、少し遠くだったが旧田んぼ周りで約10頭程が飛翔していたため、ダメ元で撮影。

●再びオリンパス機でのライブコンポジット撮影
f0324026_13215599.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artで撮影し合成
今回はSIGMA 50mmでのホタルでのテスト撮影を兼ねていた。
ただ合成枚数が多すぎで、画像的にはだいぶ盛り過ぎ感。
f0324026_13232109.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art(トリミング済)

■今日の結果
●初のメス撮影
飛べないメスが光でオスを待つ様子を初確認。
互いが見つけて交尾に至る際は点滅がシンクロすると聞いていたので、その様子が見られたらと暫く観察していたが、メスのエリアに飛んでくるオスが少なく、シンクロ・交尾はまた次回。
メスが発生しているということは、もう終盤とあとからFさんから教えて頂いた。

●SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Artでのホタル撮影
画角的にもちょうど良く、またF1.4は明るいもののややボケ感が強いので今回はF2.2で撮影。
玉ボケも綺麗で重宝しそう。
今回のピントは見えていた遠目のホタルに合わせたため、結果は準備不足そのものの結果で、全体的に遠目過ぎでもう少し手前に合わせれば良かった。
その辺りは昨年行ったように、明るいうちから背景撮影をして準備しておかないと、やはり狙った写真は撮れないなと実感。

●次回
今季は7月に奥多摩方面の初の場所に訪問予定(Fさんは一度クマと遭遇しているという・・)。


by Nature_Oyaji | 2019-06-08 13:26 | ホタル | Comments(0)
2019年 04月 30日

GW-4日目 ゲンジボタル上陸観察

■暫く雨がなく、今日は朝からまとまった雨の日
この多産地のホタルが多数飛翔する時期は6月末~7月上旬まで。
毎年上陸はGWの頃ということで、ホタルの幼虫たちが待っていた頃の雨なので上陸に期待して訪問。

●19:30過ぎより数頭上陸開始
しかしながら、その後はバラバラに計10頭程上陸したが、続いて上陸する個体も無く、本日の観察は22時過ぎを持って終了。

▼岸手前の岩に上陸した個体
光が川の波に反射した結果、伸びた光が撮影出来た
f0324026_22125999.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

■今日の結果
上陸の頃の初のまとまった雨の日。上陸開始は過去経験していた19:30頃から同様に開始。
雨は朝から振り続け丸一日続いていたが、今回も大量上陸には出会えず。

ここに至るまでに上陸の時期に適量の雨は降っておらず、今回が初の雨のはずなのですが何かが不足していて上陸スイッチが入らなかった状況。
それが何なのか。トンボと同様、やはり定期的に来ていた寒波の影響で、遅れが発生したものと想像。



by Nature_Oyaji | 2019-04-30 22:20 | ホタル | Comments(0)
2019年 04月 15日

ゲンジボタル 上陸幼虫観察-3

■今季3度めのゲンジボタルの上陸幼虫観察
房総の多産地は17時頃より雨で、それが一晩中続く予報。
気温は南風が吹き込む関係で暖かく、夜中まで14℃前後で推移。

●17:00頃より雨
予報通り振り始めた。
雨はまだ強くないが、風は時折傘を強く握らないととばされそうになる位の風速。

●19:30より21時頃まで15分置きに確認
観察開始。風は相変わらず強め。
雨は時折激しくなり、車の天井に当たる音が大きく聞こえるほど。上陸したとすると、幼虫が流されてしまうのでは?と心配になる。

さてさて結果的には21時近くまで待ったものの、1頭の上陸も確認出来ず、またここでの観察はお預け。
残念ながら房総での観察はまた来年に持ち越しの感。

■今日の結果
●上陸しなかった理由は・・
ホタル師匠のFさんも山梨方面に確認にいったものの、やはり上陸はなかったと伺った。
気温は問題ないが、雨の振り始めが遅かったのが要因ではないかと連絡頂いた。

朝から雨が続いている様な日であれば、遺伝子に刻まれた記憶が上陸を促す。
今回は改めて短時間の雨ではスイッチが入らないという事の確認が出来た結果だった。

あるいは、ひと晩中の雨なのでひょっとしたら別の場所のように夜中に上陸したかもしれない。
ある一定の時間雨が降った場合は、スイッチが入るのかもしれない。

定点観察場所として、今日の結果は一つのデータとして記録し、次回同様の機会があったらその際は遅くまで粘って確認としてみたい。


by Nature_Oyaji | 2019-04-15 12:49 | ホタル | Comments(0)
2019年 04月 11日

ゲンジボタル 上陸幼虫観察-2

■今季2度めのゲンジボタルの上陸幼虫観察
朝から関東はかなりの雨量でしたが、気温はまた寒の戻りの日。
北関東では積雪まであり、東京の青梅でも雪が舞ったとニュースになっていた。

房総のいつもの観察場所エリアの天気予報は、朝から夕方まで気温は7~8℃とほぼ昼間は同じ。
夕方以降は9℃前後の予報。雨については1日約2mm/h。


●20:30着
気温は約7℃で3/31とほぼ同じ。
細流に沿って見ていくと、今回は数頭上陸している幼虫を確認。
まだ川からはほとんど移動していないので、上陸を開始したばかりの様。

観察しやすい場所を見て回ったが、21:00頃までに確認出来たのは約10頭程。
22:00前後で、ほぼ垂直の川岸を約1m程登った個体を確認し撤収。

■今日の結果
●今季初の上陸を確認
3/31も雨は降ったものの、雨は冷たく肌寒かった。
今回は気温的には前回と同じだが、肌で感じる空気や雨などは前回より暖かく、上陸しやすい状況だったのかもしれない。

また、前回の雨から間があった事や、それなりに気温も上がった事もあり、それらを合わせての結果に違いない。

●上陸は20:00前後からか
一般的には条件が揃えば19:30頃からと伺っていた。
到着時、川岸近くにまだいたので上陸してからさほど時間は経っていないはずで、今回は20:00前後と想像。
昨年は4/7の1:00前後での上陸を確認。そんな時間帯でも条件次第で上陸していたので、今日もその可能性もあったのですが明日仕事もあるため今回は撤収。

次は4/17(日)、4/18(月)にも雨の予報なのですが、どうするかまた当日に検討。



by Nature_Oyaji | 2019-04-11 06:29 | ホタル | Comments(0)
2019年 03月 31日

ゲンジボタル 上陸幼虫観察

■ゲンジボタルの幼虫上陸の頃
ムカシトンボ観察後、タイヤのパンク(山道で大きな石をタイヤサイドに当ててしまった様で裂けていた・・これはパンクとは言えないかも)でタイヤ交換。
八王子を20:30頃出発。その頃には関東には雨雲が通過中で、今ゲンジボタルの観察をしている場所も21:00~0:00頃までまとまった雨の予報。

昨年4/7、1時近くでも上陸していたため、ひょっとしたらと思い移動。
気温は予報では10℃以上あり条件は満たしている。

●22:30過ぎ着
ただ気温は予報とは異なり(この場所での予報ではないので致し方なし)、7℃程。
0時過ぎまで待ったものの気温も上がらず。やはり久しぶりの雨でも気温が足りずでは上陸せず。

念の為、川底を照らしながら幼虫を探してみたが、全く見つからない。
餌となるカワニナは多数見られるが、幼虫がいないとはどういう訳か。

●幼虫探し途中で多数の同種のヤゴを確認
どうやらミルンヤンマのヤゴの様で、翅芽脇の色の様子や、捉えて手のひらで転がしてみると擬死状態になる点で判断。ミルンヤンマヤゴが多数いることが確認出来たのは収穫。

最後にもう一度ライトを消して願いながら確認してみるが、単に真っ暗な闇に変わるのみで、動く希望の光はなし。

■今日の結果
●雨が降って気温が足りず、その後雨なし状態が続く予報・・
月曜に若干雨が降るが、それ以降は雨の予報はない。
幸い寒の戻りは今回で終了との予報なので、まとまった雨が降れば確実に上陸するはず。

次の雨はいつになるのか。






by Nature_Oyaji | 2019-03-31 20:44 | ホタル | Comments(0)
2018年 07月 21日

山梨のヒメボタル

■山梨のヒメボタル
2週続けてのヒメボタル撮影。そして今季のヒメボタル撮影最終です。
昨年も同時期訪問撮影していましたが、設定を完全に間違え全く撮影出来ていなかったので、今回が初撮影。

場所的には過去撮影した場所(ここを含めて3ヶ所)ですが、一番木の密度が高く発光時間帯も遅い(21時以降)の為、発光時間帯ではほぼ暗闇状態で、撮影条件が厳しい。

▼1枚めはソニーでマクロ望遠撮影
高さは約50cm程度にしたが、ここのヒメボタルはこの高さから更に高めに飛ぶ事もあり、ほぼ真横からの飛翔撮影となってしまい、広がり感のない結果。
またメスはまだ発生していない様で(数頭このエリアで光ってはいた)、メスの発生時期であれば草地部分での光があることで、オスの飛翔とメスの発光の場所が異なる1枚となったのですが、それはまた次回。

▼2枚めはオリンパスで広角撮影
広角撮影はISO2000でしたが、広角ゆえ光が弱めになり補正した事やオリンパスではこの撮影条件ではノイズが出てしまい、少々残念な結果(こちらの撮影技術の事ももちろんあります)。
f0324026_02064893.jpg
SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
f0324026_03465474.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

来季も今回の撮影結果を踏まえ、また訪問撮影としたい。

●まとめ
今季はこれにてホタル撮影は全て終了。ヒメボタル観察地としては過去3ヶ所のみですが、その場所について簡単に記載。

▼発生時期と発光時間帯
ヒメボタルは全国に生息地があり、それぞれ発生時期や不思議ですが光る時間帯が異なる。

以前も記載しましたが、メスは飛ぶことが出来ない。生息域でメスの移動が出来ない様な事(自然的あるいは人工的)あった場合、その範囲が生息域として閉鎖された形となると思われる。
オスは飛べると行っても長距離移動しそうになく、オスメスともそのエリアにある意味閉鎖されたため、発生時期、発光時間帯が異なる進化となったのではないかと想像。

観察場所は過去3ヶ所しかありませんが、以下に時期と発光時間帯をまとめると
▼秩父 発生6月上旬 発光時間帯 22時頃~
▼岩手 発生7月中旬 発光時間帯 19時頃~
▼山梨 発生7月中旬 発光時間帯 21時頃~(今回初確認)

●飛翔の高さ
こちらも生息場所が異なることも影響しているためか、それぞれで微妙に異なる
▼秩父 平地 高さ30~50cm
▼岩手 山岳部 高さ30~50cm
▼山梨 山岳部 高さ30~100cm(それ以上も)

●飛翔速度
ヒメボタルの発光は短時間発光なので、飛翔速度が遅い場所ではほぼ光は円の結果となる。

「飛ぶ=メスを見つけるための行動」なので、メスの数の違い(少ない時期・場所では速く移動して見つける必要がある)だとすると、同じ場所でメスの有無での違いがあるのか、観察出来たらはっきりする。
あるいはメスに関係なく速く飛ぶ個体が多かったら、その場所での進化の結果。ひょっとしたら他の産地のものより、オスは目が良く、速くとんでもメスを見つけられるのかも・・などなどいろいろ頭を巡らすのも面白い。

▼秩父 こちらは2年前の撮影では円状。今回の様な飛ぶ速さに注目して見てないのですが、写真を見る限りゆったり飛翔のものに見える。写真からするとメスは発生済。
▼岩手 わずかですが速く飛ぶ個体が見られる。メスの発生は少数の時期。
▼山梨 速く飛ぶ個体が比較的多めだった。メスの発生は少数の時期。

また来季も楽しみたい。


by Nature_Oyaji | 2018-07-21 20:27 | ホタル | Comments(0)
2018年 07月 19日

岩手遠征-4 ヒメボタル

■今回の一番の目的のヒメボタル撮影

ここ折爪岳のヒメボタルは、その数100万匹と言われ、山のあちらこちらで見られる。Fさんは過去5〜6回訪問済みで、昨年よりお誘い頂いていたもの。

今年の4月に「岩手県天然記念物」の指定を受け、この7月が指定後初の発生時期。
過去、指定前は生息域のある山頂に通じる道は夜でも通行には制限はなかったものの、今回からは19:30〜21:00までは一定の区間は通行止めになった。

言うまでもなく、弱い光で呼応するどのホタルに対しても、光を当てるのは厳禁。当たると暫くは一斉に発光が弱くなってしまう。
こうして繁殖の一定期間だけでも車の制限をするのは良い事と思われる。

●撮影準備
ホタル撮影は過去、E-M1 MARKIIでのライブコンポジットでの撮影ばかりでしたが、今回は初めて画像を重ね合わせるスタンダードな方法で撮影。

先ずは予め明るいうちに場所を決め、どこをどう撮影するか位置決め。
位置が決まったら動かさず、ある程度暗くなったら背景となる一枚を撮影。
そこに真っ暗になってから撮影したヒメボタルの光を重ねて行くもの。

ライブコンポジットでは長時間一発撮りの為、一度でもライトを当てられたらそこで全て終了ですが、今回は15〜20秒の撮影を何十枚か撮影し、問題のないもの、撮影結果が良好なものを選んで仕上げるので、全てダメになる事はない。

ただ背景を初めに決めて撮影して置くので、1日1枚仕上げ。
また三脚を動かした場合は、それ以降は重ねられないため、その時点で終了。

●背景撮影
少し暗めになってから、F22でしっかりパンフォーカス気味での背景を撮影。

●撮影開始
19:30過ぎ頃から徐々に光り始めたが、ただまだ空は明るめ。
20:00近くになり、まだ自分の手はしっかり見えますが、ヒメボタルエリアは木の判別も出来ない程度に暗くなり撮影開始。
セットはα7IIでは90mmマクロで、少し一定範囲を、またE-M1 MKIIでは広角気味にして両日撮影。

設定は共にF値:解放、ISO:1600、撮影時間:初日20秒、2日目15秒。

現像時、それぞれ少し背景の色合いを変えてみました。
また広角撮影は、初日分をなんとか現像(2日目は何故か光の強さがISO1600では不足で、現像は断念、)。

f0324026_22434881.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
f0324026_06344132.jpg
SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

f0324026_07132812.jpg
SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■まとめ
100万匹と言われるヒメボタルたち。
飛べないメスはできるだけ高い所に登り、見上げなながら上空から懸命にメスを探すオスを眺め光で呼応する様子・・。
暗闇で音もなくこうして毎年行われてきた神聖な生命活動。
そんな健気な様子を目の前にすると、よりホタルへの感情移入が強くなり、また会いに行きたいと感じてしまう・・

幸い今週末もまたFさんのお誘いで、今期最後のヒメボタル撮影に同行させていただくことになっている。
今回の撮影でうまく行かなかったこと、構図やセッティングなど練り直して次回に当たりたい。

初の背景写真+20秒撮影を重ねる方法での撮影でしたが、フリーソフトStarstaXでの合成は簡単であっという間に完成。
しかも撮影順に1枚ずつ重なっていくので、どの写真を抜いたらよいか、どこまで重ねたらよいかなどが目の前でわかるので便利。
現像自体も個別に納得の行くまで行うことができる点も良い。

この3連休は初の天然記念物指定ということで、観光客の出入りが多く、先に書いたとおり自動車自体の通行止めは良いが、通るたびに蛍光灯やスマホの明かり、中にはスマホでフラッシュONのまま撮影を開始したりするなど、ホタルに対してやってはいけないことばかり。
観光地化しての悪影響が出ないことを願う。


by Nature_Oyaji | 2018-07-19 06:24 | ホタル | Comments(0)
2018年 06月 14日

ゲンジボタル 終了・・

■週末訪れた場所へ再訪問
21時過ぎ着。ところがゲンジボタルがほぼいません。
昨年は最後の撮影は6/21でしたので、この推移は早すぎです。
一人撮影されていた方から、ホタル祭り(6/8~10)の頃はいたが、今年はやはり早く終わったという。
撮影するならホタル祭り開始前の頃が人がいなくて良いという話を伺い、来年再訪問。

9日(ホタル祭り最終日前日)での撮影ですが、0時近くということもありホタルの数は少ない。
f0324026_06391988.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●成虫撮影
せっかくなので数少なく光っている成虫を撮影。
f0324026_06412338.jpg
Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

ホタル祭りの時期には訪問したものの、時間帯はやはり第一回目の発光時間帯の19:00過ぎから適。
来年はホタル祭り直前の訪問としたい。


by Nature_Oyaji | 2018-06-14 06:43 | ホタル | Comments(0)