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オヤヂのご近所仲間日記

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2018年 12月 31日

越冬トンボ観察-9 千葉の自然公園でホソミイトトンボ越冬場所探索

■2年前にホソミイトトンボ越冬個体探しで訪問した千葉の自然公園訪問
千葉でのホソミイトトンボの越冬個体探しですが、以前ネットで情報収集した際、この公園での観察例がいくつかあり、その時は今の様に越冬環境も何わからないまま訪問し、発見出来ず撤収。

今回は以前より観察経験が増えた為、埼玉に続きこちらでも是非とも発見しておきたく、今年最後の活動として訪問。

●いつもの場所のホソミオツネントンボ
やや広めで所々点在するクヌギなどがある草地。
ここではホソミオツネントンボはいろいろな場所で越冬中で個体数は多い。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

●ホソミイトトンボ越冬個体探し
広い自然公園のため、まずは太陽の当たる西斜面の場所や、前回埼玉で見つかったヒノキ林を丹念に探索。
そして約2時間以上探索し、ようやく1頭目のホソミイトトンボを発見。

見つかったのは埼玉と同じヒノキ林の中で、枝に引っかかった小枝で確認。
一旦撮影後、レンズ交換中にふっと見上げると、初めは気づかなかったのですがすぐ隣にはホソミオツネントンボも仲良く越冬中。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO(深度合成)

●更にもう1頭、近くのヒノキの枝にいた所を発見(Photohitoリンク
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

■今日の結果
●今回もホソミイトトンボ越冬個体をなんとか発見
今回は前回の埼玉でヒノキの枝での発見のイメージが残っており、それが発見につながった。
見つかった場所は上には傘になる葉は少なく、雨はわりと当たりそうな場所だが、風の影響は周りには他のヒノキもあり少ない感じ。
日当たりは林の中だけに、木々の間から差し込む程度。

埼玉では個体数は多いと聞いていたが、1頭のみの発見だった。恐らく越冬に適した環境が多く、散らばっていたためかと想像。
この場所については特に多産地ということではないので、個体数自体は少ない。
そのような場所で近くですぐ見つかったというのは、越冬に適した環境が少ない為かしれない。
この場所の春先の個体数も確認しておきたい。

●越冬場所としてのヒノキ
ヒノキの枝自体は、止まる場所としての太さや生え方は越冬場所としては適しており、また緑の葉の下に枯れた枝があり、雨除けの傘状態の場所が多いのも良い。
※越冬場所として好まれる木としては、雨除けとなる葉がある常緑樹で、枯れ枝はもちろん細めな木。

●そしてまた折れた枝に静止
昨日、教えて頂いた個体がいたのも、折れてかろうじて木の皮の一部でぶら下がっている状態の枝だったが、今日の個体がいたのも枝に引っかかっていた枝。
埼玉でヒノキにいたのも途中で折れて垂直に垂れ下がっていた枝。
風でかなり揺れるものの、このような場所は好みの様。

思うに捕食者としての鳥の目からすると、この様な枝には止まれないので、仮にトンボを見つけたとしてもなかなか捕食し辛い。
それを見越しての折れ枝での越冬ではないだろうか(そこを選ぶDNAを持った個体が生き残りやすかったということでもあるが)。

●ホソミオツネントンボの越冬場所
ホソミオツネントンボはひこばえなどの枝先での越冬が多いが、ここではホソミイトトンボと同様ヒノキの枝で越冬している個体も多かった。
ヒノキの枝ということで、太陽も当たりにくい場所で、他ではあまり見た記憶がない。観察記録として記載。


by Nature_Oyaji | 2018-12-31 21:31 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 30日

越冬トンボ観察-8 ホソミイトトンボ定点場所観察

■定点観察場所でのホソミイトトンボ観察 定点場所へは今季3回目
虫友Tさんと久しぶりに定点観察場所でのホソミイトトンボ観察。前回の12/1以来の訪問。

●前回確認した2頭はどこかへ移動
前回はもっと密集していた竹林周りが風通しが良すぎる環境に変化。
越冬トンボにとっては良くない状況と思え、それでの移動かもしれない。

●今回は虫友Tさんがその後見つけてくれていた個体の確認
▼♂
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM
▼♀
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
上記の2頭は昨年好まれていたチャノキではなく、別のエリアのチャノキで確認。
しかも昨年のチャノキの上には雨除けの木が覆っていたが、この2頭のいるチャノキは雨除けになるものは何もなく、また吹きさらしの場所。

▼竹で越冬の♂
2mほどの位置で越冬。この場所は上は竹の葉が覆っていて雨除けにはなっていた。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

▼昨年好まれたチャノキにいた♂
環境的には一番良さそうだがなぜか今季はこの1頭のみ。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

▼いつものエリアとは異なる場所にいた♂
別の方が見つけてくれていた個体。
この場所は過去の越冬場所に比べ暗めで日当たりが悪く、また道の脇でもあるので風も通りやすい。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

一旦鳥を見に川沿いにいた所、虫友Tさんから新たな個体発見の連絡。すぐ戻りまた合流。

▼先程も探したはずのエリアにいた♂
ここも完全に雨除けになる木はなく、雨と風は当たり放題の場所。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
●過去認識していた越冬場所とは異なる環境
過去の観察場所ではほぼ雨除けがあり、風通しが悪く、日当たりは良い所だったが、今回見られた何頭かは完全に真逆の場所で確認。案外そんな所でも平気で越冬するのかもしれない。

基本的には体の太さにあった垂直に近い枝・ツルで、回転逃避が出来る空間があることが必須だが、「雨風が当たりにくい場所であること」と、「太陽がよく当たる場所」については必須ではないのかもしれない。



by Nature_Oyaji | 2018-12-30 17:54 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

オツネントンボの一年間の様子

■オツネントンボの一年間の様子
先日、4年目の越冬探索シーズンイン直後にやっと越冬の様子が撮影出来たので、改めて1年間(ヤゴや一部追加したい場面がありますが)の生態を掲載。

なおこのオツネントンボの一年間の様子を取り終えたことで、ようやく越冬トンボ3種の一年間の生態写真が完結。

以下、他の2種の一年間の様子。


●3月 越冬状態から産卵準備
▽3/4:まだ産卵場所から遠い越冬場所近くで活動。産卵前の栄養補給開始。
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▽3月下旬、産卵場所に移動し産卵へ
産卵のため、越冬場所から徐々に水辺付近に移動。3/19の写真ですが、繁殖時期にはオスメス共に複眼は婚姻色のブルーへ変化。
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▽3/19 水面で交尾を試みるオスたち
早朝、霜が降りているような気温ですが、6℃を越えると暖かい時期と同等な位俊敏な動きを見せる。驚くべき北方系のトンボの生態。
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▽3/26 移精直前 
この後飛ばれてしまい、その瞬間はまた次回。
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▽3/30 産卵
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●4~7月 卵期間~ヤゴ期間
卵期間は1~2週間、ヤゴ期間は1ヶ月半~3ヶ月(参考:日本のトンボ)

●7月 中旬位から羽化開始
▽7/22 7:05
定位からの羽化撮影はまた次回の課題。羽化自体は5~6時位から開始。
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▽7/16 10:15
だいぶ色がついていた個体。
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●8~10月 藪での生活
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●11月 越冬前準備 越冬場所場所近くで摂食しながら過ごす(朽木を積み上げた場所など)
▽11/6 枝の上で日向ぼっこ
越冬場所観察のためには、この時期どこにいるかを確認しておくのが良さそう。
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●12月 継続して越冬場所近くで過ごす~越冬開始
▽12/10:♂
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▽12/10:♀
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▽12/24 越冬
冬でも午前中から6℃を越える日には飛翔。周りの草地などには蚊柱も立ち、摂食行動も確認。
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▽12/24 越冬中の個体
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▽12/30 気温が上がり越冬場所から出て草地で日向ぼっこ。
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●1月~2月 越冬中 この時期でも活動出来る状況であれば越冬場所から出て活動
雪に覆われてしまう地域ではないので、気温が上がればいつでも活動する。越冬自体、自然状況の地域差がある為、それぞれその地にあった越冬場所・行動となるように思える。

●2月
▽2/17:産卵場所の池周りに一頭のみ確認。
▽2/26:そろそろ越冬状態から目覚め。暖かい日が多くなり、3月の産卵時期のため、盛んに摂食行動。
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移精の様子や、定位からの羽化などもう少し追加したい場面があるので、引き続き今季もそんな場面を狙ってこの場に追加していきたい。



by Nature_Oyaji | 2018-12-29 23:13 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

越冬トンボ観察-7 オツネントンボ 越冬場所探索

■先週見つけた越冬場所へ再訪問
前回は最高気温は11℃で10:00過ぎで6℃以上で活発に活動。

今日の予報は大寒波のため、予報気温は
・7:00 -2℃
・10:00 4℃
・12:00 6℃
・13:00 5℃

今日は大寒波のため気温が1日なかなか上がらない状況。
今日の目的としては上記気温で動きがあるのか、また先週見た個体のその後の観察と別個体の探索。

●7:00観察開始(-2℃)
▼先週既に奥に潜んでいた♀の個体
全く位置が変化していない。この一週間の動きはなかった様子。
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▼同じ朽木内にいた新たな♂の個体
天井側にしっかり張り付き中。
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●8:40(2℃) 天井にいた同じ個体
観察当初より気温が上がり約2℃。天井側に並行にしっかり止まっていたが、暖かくなり、少しぶら下がり気味に変化。ただこの状態のまま、午後になっても変化なしだった。
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●10:00過ぎ(4℃)
気温は予報通りで約4℃。2頭の動きはまったくなく、また這い出してくるような個体も見当たらない。

ここは変化がないと見て、近場の別エリアでここではまだ見ていない越冬状態のホソミオツネントンボ探しと、オツネントンボ探しへ。
結果的にはどちらも見つからずで、また初めのポイントへ移動。

●11:00過ぎ(5℃)
先程の越冬個体のいた朽木の脇に積まれた朽木。
真ん中に10円玉程の穴が空いていて、なにげに覗くと中にようやくもう一頭♂を発見。
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●12:30 6℃
先程越冬個体を探していたホソミオツネントンボですが、観察中ふっと目の前に飛来し、尾部を曲げ伸ばし。
いつもの千葉の観察場所では6℃程度で越冬状態から飛翔している様子は見たことがなく、新たな発見。
実は先週も同じ場所に飛来していたので、この近くで越冬状態でいたはず。ここで十分探す必要あり。
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+マクロフラッシュ STF-8

■今日の結果
●オツネントンボの活動温度
今回は昼過ぎにようやく6℃を越えた程度で、13:00過ぎまで待ってみたものの動きはなかった。先週は10:00で6℃を越えており、その時間帯からは活発に飛翔。

やはり活動するには午前中には6℃を越える必要があり、また午後に活動温度を越えてもすぐねぐらに戻る時間帯(13:00以降)となるため、そのような日は活動しないと考えて良さそう。

●頭部から穴に入り込んでいた個体
穴の入り口から尾部先端まで約2cm程奥で静止。この穴では中でUターン出来るスペースはないので、この個体は出る際は後ろ向きに歩いて出るしかない。それは後ろ向きにもしっかり歩けるということで、いずれは出てくる様子を見てみたい。

●次回は午前中から気温が高い日に訪問
這い出す様子や、ねぐらに戻る様子を次回はビデオで残しておきたい。


by Nature_Oyaji | 2018-12-29 19:58 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 24日

越冬トンボ観察-6 オツネントンボ 越冬場所探索 ようやく決着

■越冬トンボ3種のうち、越冬場所が確認出来ていなかったオツネントンボ 本日ようやく決着
2015年から本格的にトンボ観察を開始。秋の終わりにカトリヤンマの産卵撮影が終わる頃から、越冬に向かう3種のトンボたちの観察を開始。

2017年1月に虫友Tさんとホソミイトトンボの越冬場所を苦労の末に発見。オツネントンボも探索していたものの、隙間などに潜り込む越冬の為、探索は難航。

そして探索を開始して4年目の冬。
本日ようやく越冬場所へ潜り込むオツネントンボを確認。

今日はクリスマスイブ。神様から嬉しいクリスマスプレゼントを頂き、忘れられない日となった!

●現場の天気は快晴、気温は最高気温は11℃ 越冬前に多数日向ぼっこ確認していた場所にて
今日は虫友Iさんと探索。10時過ぎには先に虫友Iさんが先に現地入りし、多数のオツネントンボが活動しているのを確認。こちらは12時頃着で観察開始。

朽木周りには10頭まではいかないものの、片手以上のオツネントンボか活発に活動中。
以前12月末で気温6℃(10時頃)でも活発に飛翔していたので、今日は冬場の活動としては十分気温は高い。
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Photohitoリンク
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●そして13時すぎに越冬場所に潜り込むオツネントンボを初確認
カットした木や朽木の周りで過ごしていたオツネントンボですが、13時過ぎに1頭が空洞になった朽木に飛来。
しばらくホバリング後、その割れ目付近に止まったかと思うと、そのままヨタヨタ歩きながら奥へ移動。どうなるか様子見していると、朽木と朽木との間の隙間に消えていった。これが正に越冬場所に潜り込む様子の初見。

●その後も同様に潜り込む個体を確認
▼朽木に止まり、歩いて移動
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▼中に入って体の向きをいろいろ変えて、今日のねぐらをチェック
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▼先に潜り込んでいた個体
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●近くの朽木の皮の裏側にいた個体
▼手前の皮をめくってみると
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▼裏側には越冬個体
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▼帰宅時に見えた富士山
いつもより美しく見える。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

ようやく見つけた越冬場所。この冬はまずは越冬状態の定点観察としたい。
そして春先はおそらく近くの川で産卵するであろうから、その観察も引き続き行っていきたい。
そのためにも、他の場所のようにこの場所が荒らされないことを切に願う。

■今日の結果
●活動には気温が6℃以上で、太陽が出ていることが必須
オツネントンボは過去の観察から約6℃位から活発に活動。北方系のトンボらしく他の越冬トンボに比べて寒さに強い。今日は最高気温11℃で十分な気温。ただ冬場は気温が単に高くても一昨日の土曜の様に曇りでは活動しない事を確認。

活動しないのは、ねぐらに入るタイミングを太陽の高さなどで確認しているためではないか。タイミングを逸して隠れずにいても寒さで死ぬことはないだろうが、捕食されて命を落とす可能性がある。その為にも隠れるねぐらに戻るタイミングはいつなのか、何かで知る必要がある。

今日はそのねぐらに戻り始めたのは13時過ぎで、終了は正確ではありませんが15時頃まで。

●ホソミイトトンボとの類似点
虫友Tさんにねぐらに戻る時間など連絡をしている中、11月のホソミイトトンボたちが木の上に戻る時間帯と同じだねと連絡をもらった(ホソミイトトンボは13時〜14時頃までで終了)。言われてみればその通りで、この戻るタイミングの一致は越冬トンボのDNAの中に刻まれているものなかもしれない。

また過去のホソミイトトンボの観察を読み返していた所、11月中旬での観察では気温は16℃(ホソミイトトンボは秋以降は15℃以上位で活発化)で活動しても良いはずでしたが、当日は曇りで見つからなかったとあり、やはり活動するには太陽が出ていることが必須な様。時間帯も活動する条件も同様。

●ねぐらへの潜り込み
ねぐら周りでまずはホバリング。潜り込む場所を見て確認している様に思える。
そして止まってからはヨタヨタ歩いて移動。オツネントンボが歩いて移動するなどは想像すら出来なかったが、ゆっくり移動する様子をしっかり追って何処に行くのかを確認することでねぐらを特定。まずは虫友Iさんがヨタヨタ歩き始めた個体を見つけてくれた事が大きい。

●潜り込んで行う事
移動を止めたのち、尾部を半円状に曲げたり伸ばしたりを数回実施。
曲げる事で隙間の高さを確認している様に思える。その行動が終わったあとはそのまま静止状態となった。

●他の越冬トンボとの越冬方法の違い
北方系のトンボなのでより北での越冬は雪を考慮した越冬が必要。木の皮の裏や何かの隙間に潜り込むのはそのための行動と推測。

ようやくこれで越冬トンボ3種のそれぞれの1年間の生活史の確認を達成。


by Nature_Oyaji | 2018-12-24 21:32 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 23日

越冬トンボ観察-5 先週に続き、埼玉でホソミイトトンボ探し

■先週の場所から数km離れた谷戸でホソミイトトンボ探索
この場所は一昨年も越冬個体を探したことがあったものの、全く見つけられずで終了。
先週に続き、この場所でもリベンジ探索。

この谷戸はほぼ東西に伸びていて、早朝から暖かくなる場所は西側の斜面なので、西側を中心に探索。

●1時間ほど探索後ようやく発見
谷戸の入り口付近から奥には
▼ヒノキ林:枯れ枝が多数あり、日当たりの良い場所で雨も当たりにくい場所も
▼民家のサザンカの植え込み:風は通りにくく、ツル植物も適度に繁茂
▼山道の脇の低めの木や竹の雑木林:日当たり良好な場所多数と風は通りにくく、ツル植物も繁茂
があり、それぞれ雰囲気的にはいてもおかしくない。

手前のヒノキ林から順番に見ていったが、サザンカ周りもその先の雑木林でもとうとう見つけられず。

半分諦め気味の中、最後にもう一度入り口付近のヒノキ林を探索するとようやく1頭、一番端から2番目にある木で見つかった。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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SONY α7II+Carl Zeiss Batis 2/25
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

■先週3頭見つかった場所へ
新たな個体を探しつつ、前回見つけた個体を確認。
前回目をつけていた木や、細い竹が密集しているエリア、前回見つかったエリア周りを丹念に探索。
結果的には新たな個体は見つけられず、また3頭いたうち2頭はいなくなっていた。

●残っていた個体
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8


■今日の結果
●谷戸での探索
谷戸で発見の個体はヒノキの枯れ枝にいたもの。
いつもの定点観察場所でも枯れた枝にいた個体を見ていたので、ヒノキの下に入った際に目に付いた枯れ枝が越冬に適した場所に見えた。
いたのははちょうど目の高さの垂直に折れた枝。やはり縦方向が好み。

●先週見つけた3頭
先週からの気温の推移(近場のデータ)では17日が16℃を越え、他の日は12.5℃~14.6℃。
いなくなった2頭の場所は、見つかった中では良く日の当たる場所だったので、この一週間での気温の変化の為と、何か身の危険を感じる事などがあった為かもしれない。

また移動するにもただ闇雲に移動するとも思えない(よほど危険すぎる場合は別として)。
以前観察した11月の行動は、木の上にいたものが越冬場所に一気に飛び込むように降りてきた。
そうやってまだまだ暖かいうちに捕食しながら場所を探しているに違いない。

時には雨の日に飛んで雨の当たり具合も確認しているはずで、それは見つかる場所が雨が当たりにくい場所が多いことから想像出来る。

そんな事を繰り返して何か所かは越冬に適した場所を体得しているのではなかろうか。
一ヶ所目がダメなら一旦その場から逃げて、次の場所へ移動することで命が繋がる可能性が高まる。

そんな行動をする事が記録されたDNAを持った個体が今、目の前にいると思えてきた。


by Nature_Oyaji | 2018-12-23 22:18 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 23日

連休初日 夜景撮影

■栃木から夜景撮影で、ふたご座流星群で訪問した美の山公園へ
ネットで検索するとすぐ出てきますが、美の山公園からのうっすら雲海に包まれた秩父市の様子は絶品。
一度は撮影しておきたくて、天気予報をチェックし決行。
土曜は少し雨が降り、湿度は高ねで、また気温は明け方2℃の予報。
ただ天気自体は晴天ということではないので、少々難あり。

●試し撮り
念の為まだきちんと使用していなかったソフトフィルターとクロスフィルターを使って試し撮り。
1枚目はソフトフィルター、2枚目はクロスフィルターでのもの。
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SONY α7II+Carl Zeiss Batis 2/25

■今日の結果
結局明け方まで待ったのもの、雲海は出現せず。
湿度は4時位で100%とも出ていたのですが、気温は曇り空のため放射冷却現象も起きず気温は高いままで発生は不可。
雲海は前日雨が降り、翌日は晴天である時に発生しやすい。
次回は改めて機会を狙って訪問。


by Nature_Oyaji | 2018-12-23 20:35 | 風景 | Comments(0)
2018年 12月 23日

越冬トンボ観察-4 連休初日 オツネントンボ探し・・結果は全く出ず

■3連休初日。まずは栃木にオツネントンボ探し
天候は曇りですが、最高気温は13℃。こんな天候での様子確認で訪問。

●結果は全く姿見せずで終了
怪しいと思っていたエリアを探したものの、全くその姿はなし。
やはり冬場では日向ぼっこが出来る位、しっかり太陽が出た日が必須。

これも観察結果なので、記載して終了。


by Nature_Oyaji | 2018-12-23 20:19 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 16日

越冬トンボ観察-3 埼玉のポイントへ2年ぶり訪問

■2015年12月から越冬中のホソミイトトンボ探しで通った埼玉のポイントへ2年ぶりに訪問。
ここには越冬トンボ3種全てがいて、今回は
●オツネントンボについては過去撮影していた場所などで越冬個体探索
●ホソミイトトンボについてはこれまでの経験知を活かし改めてリベンジ探索
●ホソミオツネントンボも2年前撮影しているので、出来たら1日で越冬3種撮影を狙いたい

6:30過ぎ探索開始。気温は1℃。
オツネントンボポイントに向かいながらホソミイトトンボ探し。
そして7:30過ぎ、ここでの初のホソミイトトンボ発見。

●ホソミイトトンボ(♂)(7:40)(Photohitoリンク
3m程の常緑樹。葉の密度は高く、木の下は雨が当たりにくい場所。
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気温が上がるに連れ、太いながらもなんとか回転逃避。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM(HDR撮影)

●続けてその近くでもう1頭♂を発見(9:30)
日当たりの良い斜面前の低いツツジの植え込み。この場所も以前虫友Tさんと探したのですが確認出来なかった場所。
気温も8℃に上がり、盛んに回転逃避。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●更にもう1頭発見(♀)(9:45)
珍しくクヌギのひこばえにいたもの。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●続けてオツネントンボ探しへ
残念ながらいくつか積んであった廃材は片付けられていて、更に目論んでいた場所の廃材は2年経過のためたいぶ崩れている状態。飛んでも良い気温ながら付近には姿なし。

移動しながら同様に積み上げた廃材のある場所を探し、木を退けたりめくれた皮をはがしたり、立ち枯れた木も適度に皮がめくれた部分を剥がしたりしたもものの、その姿なし。

一周して12:00過ぎに探索スタート場所に戻ると、見ていなかった積み上げた廃材場所でようやくオツネントンボを発見。

●オツネントンボ(♀)(12:00)
暖かくなり何処からか出てきたもの。恐らくはこの積んだ廃材の中にいたものと推測。
ここでは1頭のみ。
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俊敏に移動。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●オオミドリシジミ卵
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


●最後にホソミオツネントンボ越冬個体探索
1日で越冬3種撮影をと1時間以上探してみましたが、とうとう見つけられず。
2年前も1頭のみ撮影したのみで、もともとこのエリアには少ないのかもしれない。

■今日の結果
●ホソミイトトンボ
ここでは10連敗以上していましたが、ようやく決着。
他のポイントでの経験が生かされた形で、頭の中に残っているいそうなポイントを思い出しながら探したが、まさにそんな所で見つかった。
今回見つかった同様の木などじっくり探せばまだまだ見つかるものと推測。

また今回は初のひこばえにいた個体を発見。
今までこんなオープンな場所にいた事はなく、今後探索する際には頭に入れておいたほうが良さそう。

それにしても過去何度も通い続けても見つけられなかった場所ですが、その後の観察経験からこんなにもすんなり見つけられるようになるとは、改めて積み重ねが大事だと痛感。そしてその経験知がしっかり身に付いている事が実感できたのが何より嬉しい。

ただいつも訪問しているポイントではなかなか別の越冬場所が見つけられない。
まだ探せていないポイントがあるに違いない。もっと高い場所の可能性もあるし、まだ踏み入れていないエリアかもしれない。

●オツネントンボ
また見つけられずで連敗更新。
基本的には定点観察場所と決めた栃木のポイントでの発見が第一ですが、まずは見つけられる可能性のある場所での発見と思っていたのですが願い叶わず。
次回はいつもの栃木のポイントで気温が高い日を狙って再訪問。


by Nature_Oyaji | 2018-12-16 06:25 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 16日

ふたご座流星群 願いを込めて…

■12月14日、ふたご座流星群は21時頃に極大
週末は埼玉方面で越冬トンボ探しを予定していたので、それに合わせて付近で星撮影が出来そうな場所を探し、「美の山公園」に決定。

帰宅後出発し、22時過ぎ到着。

結果的にはかなりの数が見られました。ただやはり一瞬なので3回お願いするのは無理なのですが、いくつか心にあることを願って…。

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SONY α7II+SAMYANG 14mm F2.8 ED AS IF UMC
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SONY α7II+Carl Zeiss Batis 2/25


by Nature_Oyaji | 2018-12-16 04:30 | | Comments(0)