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オヤヂのご近所仲間日記

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2020年 04月 26日

ミヤマカワトンボ 羽化(初)

■初のミヤマカワトンボの羽化
Kさんが見つけていた個体を撮影させて頂いた。
見つけた7時過ぎには既に殻から出ていたと伺った。

ミヤマカワトンボはメタリックなブルーと、茶系の翅が美しい。
羽化後のメタリック色への変化は昨年ハネビロエゾトンボや、タカネトンボで見ていたが、ミヤマカワトンボも羽化直後からメタリック色に変化する表面の反射や色具合はタカネトンボと似た色の輝きを持っていた。

なおその色の変化をみるため腹部先端部分をトリミングしたものを追加。

SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
▼9:29 Photohitoリンク
ミヤマカワトンボ 羽化(初)_f0324026_20582040.jpg
ミヤマカワトンボ 羽化(初)_f0324026_20582067.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS


ミヤマカワトンボ 羽化(初)_f0324026_21000142.jpg
ミヤマカワトンボ 羽化(初)_f0324026_21000081.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
●初のミヤマカワトンボ羽化
Kさんが発見した7時過ぎには既に殻から出ていた状態。
定位は6時台からの様。

Kさん、
ありがとうございました。




# by Nature_Oyaji | 2020-04-26 20:40 | トンボ | Comments(0)
2020年 04月 22日

クロスジギンヤンマ 羽化-2

■クロスジギンヤンマ羽化
21:30頃には既に倒垂中だった。そこから翅がほぼ伸びた22:15頃まで観察。

▼21:45
クロスジギンヤンマ 羽化-2_f0324026_19462846.jpg
▼21:47
クロスジギンヤンマ 羽化-2_f0324026_19471291.jpg
▼21:52
クロスジギンヤンマ 羽化-2_f0324026_19474885.jpg
▼22:15
クロスジギンヤンマ 羽化-2_f0324026_19481206.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS(トリミング済)

■今日の結果
●羽化開始の時間帯
アオヤンマは20:00頃から定位だったが、クロスジギンヤンマも同様の頃かと思われる。



# by Nature_Oyaji | 2020-04-22 19:43 | トンボ | Comments(0)
2020年 04月 19日

ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて

■ムカシトンボ撮影時、ホソミイトトンボ、ホソミオツネントンボを確認

●ホソミイトトンボ
11時頃、すっかり暖かくなった山道脇の草地で多数のホソミイトトンボを確認。
色もすっかり婚姻色に変化していたが、一部まだ発色が進まずややくすんだ色合いの個体も散見。
ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて_f0324026_06391872.jpg
ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて_f0324026_06391963.jpg
ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて_f0324026_06391876.jpg
ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて_f0324026_06391897.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●ホソミオツネントンボ(♀)
数は少ないがホソミオツネントンボも確認。
ホソミイトトンボとホソミオツネントンボ ムカシトンボ生息場所にて_f0324026_06391806.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
●ホソミイトトンボ どこから来てどこに向かうのか
発見場所周りは暖かく、餌が豊富。これから産卵までの期間にしっかり栄養を付ける必要があり、一時的にここで過ごしている可能性。

個体数は見つかったエリアが多く、下山するに従い見つかる個体数は減少。
ずっと下流側には止水域はあるのだが、そこから発見場所までは数kmある。
そこからわざわざ標高が高く、環境的にも厳しい場所に移動してきたのだろうか。

そしてここからまた生息範囲を広げるのかは、今後のトンボ好きの発見の積み重ねによると思うのですが興味が尽きない。

●繁殖場所はどこ
共に止水域を好むトンボだが、周りはムカシトンボが生息するような山間部の流水域。
どこかに彼らが好む場所があるのだろうか?いずれ探索しておきたい。

●越冬場所
成虫が見つかるとやはり越冬場所を探したくなる。
周りは杉林もあるし、低めでも雨風が当たりにくい草地もある。
ただここは雪も多いので低めの草地は都合が悪いかもしれない。
簡単には見つかるとは思えないが、秋口に移動方向の確認を行い、その方向にある日当たりが適度で、風雨の当たりにくい場所などを丹念に探すいつもの方法しかない。


# by Nature_Oyaji | 2020-04-19 21:35 | トンボ | Comments(0)
2020年 04月 19日

ムカシトンボ羽化

■今季初のムカシトンボ羽化撮影
無事クロスジギンヤンマの処女飛翔を見送り、いよいよ今日の目的のムカシトンボ羽化。
天気は今日は朝から晴れで20℃を超える予報だが、朝方は昨日の豪雨の影響で少々低めの8℃。
そしてそんな豪雨のあった翌日に羽化するのかは興味のある所。
現場でSさんと合流。

●居残り個体(♂)7:50
昨日の雨で羽化殻がながされたのか、羽化殻はなく枝に静止中。
この撮影は7:50頃で、この後お昼近くにようやく飛翔。
ムカシトンボ羽化_f0324026_00155484.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN(24mmで撮影)

昨年の4/21に同じエリアで7頭羽化に出会えたが、9時近くになっても定位する個体も見当たらず、この場所は諦めてもう少し日当たりの良い場所に移動。途中に朝露にまみれたメスを発見。先程のオス同様、羽化殻もないので流されたか飛翔して止まったのか。
取り敢えず放置して探索するも羽化個体は見つからず。

●居残り個体(♀)
何も見つからないので先程のメスを順番に撮影。
ムカシトンボ羽化_f0324026_00430335.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

撮影中、虫友Iさんが合流し、先程こちらが探索していたエリアを探索。
すると、しばらくして1頭羽化個体が見つかったと声をかけてくれた(流石です)。

●今季初の羽化個体(♀)10:11
ムカシトンボ羽化_f0324026_00555012.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
ムカシトンボ羽化_f0324026_00563204.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

●また朝の場所へ移動
移動途中、新しい発見! なんとこの山道エリアに多数のホソミイトトンボを確認。
※このホソミイトトンボについては別に記載。
ホソミイトトンボ撮影後、いつも色々教えていただいているIさんが合流。

朝の場所へ。もう昼近くではあるものの、昨年は7時頃から定位していた個体がいたのだが、今日は全く見当たらない。
それでも探索を続けると、道脇にある杉の木で羽化殻を発見。確か朝方もここを見ていたはずだが、今はまさに空になった殻が一つ。
ひょっとしたらこちらが移動後に登って羽化し、飛び去ったのかもしれない。
ムカシトンボ羽化_f0324026_01021635.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

新たな発見はこの羽化殻のみで、また先程の羽化個体撮影へ。

●処女飛翔 12:28
暫く待つと翅を広げて飛翔準備。
皆でカメラを構えて待つと、やがて例によって頭部をクリクリさせたかと思うと、音もなく飛翔。
皆のシャッター音とため息などの中、大空へ。結果はいつもの様に飛翔でピントがずれてしまった。
ムカシトンボ羽化_f0324026_01065433.jpg
ムカシトンボ羽化_f0324026_01070456.jpg
ムカシトンボ羽化_f0324026_01071454.jpg
ムカシトンボ羽化_f0324026_01072498.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

この撮影後、解散。お疲れ様でした。

撮影場所近くで待機中のムカシトンボ採集者に今季の数を聞いてみると、昨年の約1/10程度との回答だった。
やはり台風の影響大。

●毎年定点観察している別の羽化場所チェック
上陸ヤゴ探しで何度か訪問していたが、見つからないまま羽化時期となった。
過去確認していた上陸ポイントも流されてしまった。どこから上陸して羽化するかは改めて羽化個体探しから始めて行くしかない。

そう思いながら羽化殻をさがしていると、15:00頃飛翔寸前の個体を発見。こちらに気付いて羽ばたき開始。
ただ1分遅く、カメラを準備している間に飛ばれてしまった。
ムカシトンボ羽化_f0324026_06065905.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

この羽化場所は昨年も上陸ヤゴが見つかっている。
川からは最短距離では約15m程だが、上陸しそうな場所ではないので、どこから上陸するのかいつも疑問に思っている場所。
ただすっかり変わってしまった中、出会えた事が嬉しい。

■今日の結果
●台風の傷跡
改めて昨年の台風の影響が大きいと感じた。
あれだけの石が流されるほどの濁流の中、多くのヤゴが犠牲っているに違いない。
それでもこんな事は何億年も繰り返して生き延びてきているので、今後もまた観察していきたい。

●前日の降雨による羽化への影響
サンプル数は1頭のみだが、羽化することは確認出来た。


# by Nature_Oyaji | 2020-04-19 18:53 | トンボ | Comments(0)
2020年 04月 19日

クロスジギンヤンマ羽化

■ようやく今季初のムカシトンボ羽化撮影の日 途中にある池に立ち寄り
都下の住宅街の中にある公園によく管理された池がある。
さほど大きくはないが、昨年はクロスジギンヤンマが約150頭も羽化したという。
同時にここにはマルタンヤンマも生息している。ここでのマルタンヤンマについては昨年の6月に羽化撮影済

4時頃着 Photohitoリンク
朝方は少し寒く、10℃前後。
ライトを持って池の周りを一周するも、クロスジギンヤンマの羽化個体は見つからなかったが、念の為逆方向からもう一度チェックした所、1頭の羽化個体を発見。

既に翅は伸び切っており、少し冷えた空気からか翅には細かな水滴が多数。
急にライトに照らされたためか、翅を震わせ始め飛翔のための準備開始。慌ててカメラを準備し、今季初のクロスジギンヤンマ羽化撮影。
クロスジギンヤンマ羽化_f0324026_23392355.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

よほど寒かったのだろう。それから小一時間後の5時過ぎに頭部をなで始めたかと思ったら、見事に羽ばたき静かに夜明けの空に消えた。

■今日の結果
●クロスジギンヤンマ羽化
この池の様子を知っている方にあとで伺ったのですが、既にここでのクロスジギンヤンマの羽化は約1週間前から開始とのこと。
昨日は強烈な雨が振り、明け方は冷え込んだ。そのため羽化が少なかったものと推測。


# by Nature_Oyaji | 2020-04-19 04:30 | トンボ | Comments(0)