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オヤヂのご近所仲間日記

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2023年 12月 17日

いつものフィールドでのホソミオツネントンボとホソミイトトンボ

■今季も観察している越冬場所での探索
昨シーズンのホソミイトトンボ越冬個体探しは何故か一度も自分では見つけることが出来なかった(今でも不思議)だが、今季は何故かここまで行く先々(初めての場所でも)で出会えている。

ホソミイトトンボ
一昨年、初めてホソミイトトンボが見つかった近くのフィールドでも昨年は全く見つからなかったが、今年はその近くの場所で早くも見つかった。
薄暗いヒノキ林の中、ストロボもなしでの撮影。
いつものフィールドでのホソミオツネントンボとホソミイトトンボ_f0324026_21172577.jpg
SONY α7CII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

ここは田んぼにも近い日当たりも良いヒノキ林で、過去の経験からするともっといても良さそうなのだが、初めてこのエリアの田んぼで見つかってから約5年程経過した今季、初めて見つけることが出来た。

ホソミオツネントンボ
こちらは先程のホソミイトトンボのエリアから少し離れた場所。
この場所では過去10頭ほど見たことがあったのだが、ここ数年は個体数が減っている。
今季も今日の探索では3頭ほどしか見つけられなかった(ヒコバエ中心なので、落ちている枯れ枝などに静止している個体もいるはず)。
いつものフィールドでのホソミオツネントンボとホソミイトトンボ_f0324026_21234992.jpg
いつものフィールドでのホソミオツネントンボとホソミイトトンボ_f0324026_21234909.jpg
SONY α7CII+MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

■今回のまとめ
今季は今の所、越冬個体探しは順調。
ただ見つかる個体数は以前より少ない気がしている。


# by Nature_Oyaji | 2023-12-17 14:12 | トンボ | Comments(0)
2023年 12月 17日

筑波山とふたご座流星群 その2

■火球狙いで再訪問
ふたご座流星群は極大を過ぎたあとの方が火球が出やすいとの情報があったので、16~17日夜に再訪問してみた。
天気は悪くなく、0:30頃から4:00頃まで10秒間隔で撮影。

流星
1000枚ほど撮影してみたものの、大きな流星は捉えることが出来ず、小さな流星が数枚。
その中の1枚を掲載(でも本当に小さい)
筑波山とふたご座流星群 その2_f0324026_22333446.jpg
その他場面
筑波山とふたご座流星群 その2_f0324026_22344188.jpg
筑波山とふたご座流星群 その2_f0324026_22345606.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN









# by Nature_Oyaji | 2023-12-17 05:00 | | Comments(0)
2023年 12月 13日

筑波山とふたご座流星群・冬の大三角

■今年最後の流星群 ふたご座流星群
今年は月明かりもなく良い条件のふたご座流星群ですが、残念ながら天気予報は極大の14日夜~15日明け方は関東は曇りの予報。
それならばと前日の13日の夜に行くことに決定したものの、どこに行くか迷っていた。

単に流星だけの写真ではなく、何か風景と絡めて撮りたいと思いあれこれ探しているうちに、筑波山と星を撮影している写真が目に止まった。
そして更に星が水に映る場所という条件も加えて探した所、茨城の母子島遊水地が見つかった。

ネットによるとここは「ダイヤモンド筑波」が撮影が出来る場所として有名な所だったが、星撮影場所としては写真はほとんど無くダメ元で訪問地に決定。

ただ気になったのは遊水地真上を通っている高圧電線軍。
筑波山に向かって一番遊水地の水面の距離が取れる場所から広角で撮影しようとすると、写真の上側に真横に何本もの電線が入ってしまう。
到着して暗がりの中、ロケハンした際、電線の向こうにオリオン座が見えていた。
仕方がないので電線が入らない池の横に移動し、少し斜め方向から筑波山を入れての画角で撮影することにした。

20時過ぎから撮影開始
撮影を始めたもののカメラを向けた方向には流星は流れてくれない。寒い中、結局は22時すぎまで粘ったものの見えたのは1個のみ。
ただすぐ近くで撮影していた方は別の大きな流星を見ていて、そのカメラの角度なら写っているでしょうとの話で、一旦カメラを止めて確認するとなんとか写っていた。目をそらしていた間に流れたようで見ていなかった。

筑波山とふたご座流星群(少しトリミング済)
写真右下方向にはトラックのターミナル基地があるとのことでやや光害が強い。
筑波山とふたご座流星群・冬の大三角_f0324026_13142054.jpg
またこれも防ぎようがないのだが、流星を拡大すると下側先端が少し切れたようになっていた。10秒撮影を繰り返していたが、全部流れる前にシャッターが切れていた。
また水に写った流星も少し切れていたり、強い光だったため、白飛び気味で色が出ていなかっりでやや残念結果。

それでも撮影出来たことは嬉しい。
また偶然同じ場所で撮影することになった方にはいろいろ教えて頂くことが出来、そのことにも感謝。ありがとうございました。


筑波山と冬の大三角
次の写真は少し前に遡った頃で、筑波山のちょうど真上にオリオン座と冬の大三角が来ている場面。
筑波山とふたご座流星群・冬の大三角_f0324026_13254973.jpg
SONY α7CII+ FE 20mm F1.8 G

■今回のまとめ
●ふたご座流星群
今年は月明かりもなく、1時間にピーク時70個程見られる予報・・だったのだが14日夜は天気には恵まれず13日撮影とした。
ピーク前後でもそれなりに見られると思っていたが、前日の13日夜は確認出来たもので2個しか見られなかった。それでも1個は撮影出来たので満足。

初めて来てみたが、光害も少なめで上空は天気が良ければ星雲なども狙えそうで、また近々訪問してみたい。

一緒に撮影していた方からは1月のしぶんぎ座流星群の頃は池も凍るので、また違った様子が撮影出来るという。昨年は城ヶ島の馬の背洞門を絡めての撮影だったが、今年はここでの撮影としようか考え中。


# by Nature_Oyaji | 2023-12-13 23:00 | | Comments(0)
2023年 12月 10日

ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)

■毎年観察しているヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)で房総へ
数年前に赤道儀を購入したものの、数回タイムラプスや星撮影で使ったきりでほぼ放置状態なので、この冬はBORG 71FLなど望遠鏡で星雲などの撮影にトライしたい。
この週末は天気と体調が良ければ久しぶりにトライしようと考え、また明るくなってからいつものヒナカマキリやタテジマカミキリ探しも計画し土曜夜に出撃。

ただ昼間、インフルエンザワクチンを注射したこともありやや発熱気味だったことと、雲が2時過ぎまで残っている予報だったので今回は諦め。

第1ポイント
早朝からタテジマカミキリ探し。
ここは過去数回タテジマカミキリを見つけている場所。
山道沿いに生えているカクレミノを順に約1時間半ほど見て回ったが、今回は見つけることが出来ず移動。

第2ポイント
こちらはヒナカマキリの卵鞘とタテジマカミキリ探し。
ヒナカマキリは成虫を見たければ10月頃が良いようだが、その時期にはまだ探したことがない。
いつものバランが自生しているエリアと、御神木の杉の木が生えているエリアを探すと、幸い今年も卵鞘が見つかった。
取り敢えずは探しやすいバランの葉裏に計5つほど、小さな卵鞘を確認。
来年の秋口には成虫探しをしておきたい。
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20460327.jpg
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20460397.jpg
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20460420.jpg
SONY α7CII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

タテジマカミキリ探し
毎年同じカクレミノの木で探しているが、年々成長しているので当初よりかなり大きくなった。
枝先には所々、今年生まれでた跡があり健在のようだ。
そして目線の枝を探すと、あっさり見つかった。

1頭目
体と枝にはまだ隙間があり、越冬するための枝の削り取りはまだ出来ていない様子。
止まっている枝には大きめの木の樹脂の塊が並んでいた。おそらくこの個体が削ろうとした際、出てきたものと思われる。
今、静止している口元にも樹脂が出ている状態。これを嫌がって移動してしまうかもしれない。

止まっている場所はいつもの通り、体色によく似た色合いの枝で、その枝に見事に擬態している。
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20552621.jpg
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20555917.jpg
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20562533.jpg
SONY α7CII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

2頭目
他のカクレミノをさがしてみると、やや高めの枝先にもう1頭見つかった。
こちらは枝表面の削り取りは終わり、きれいに体が収まっていた。
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20581447.jpg
ヒナカマキリ卵鞘確認とタテジマカミキリ(再)_f0324026_20583597.jpg
SONY α7CII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

撮影が終わり、車に戻る途中で網で丹念に虫探ししている方に出会った。
お話を伺うともう30年以上、千葉や神奈川方面など色々な昆虫の調査を行っているとのことだった。
ヒナカマキリについては、道脇を網で探していくと秋口には先程撮影したエリアより多く見つかると説明していただいた。
またタテジマカミキリも調査を始めた頃よりはるかに個体数が減少しているということや、以前ここでナツアカネが異常発生した話、コノシメトンボ、ノシメトンボも以前は本当に多かったが、この所は減少気味という話など、色々教えていただいた。
ありがとうございました。

■今回のまとめ
●ヒナカマキリ
取り敢えずは卵鞘が見つかったので健在を確認。
卵鞘が探しづらい場所に産み付けられていることに期待し、来年は秋口にはぜひ成虫探しとしておきたい。

●タテジマカミキリ
ここでもなんとか見つかり安堵。
1頭目が樹脂で移動するかもしれないが、また観察としたい。


# by Nature_Oyaji | 2023-12-10 13:00 | 昆虫 | Comments(0)
2023年 12月 09日

千葉 何度か訪問している池で初の越冬トンボ探し

何度か訪問している池で初の越冬トンボ探し
この公園の池には過去トンボ撮影で何度か訪問していた。
今思えば環境的にホソミイトトンボがいてもおかしくないのだが、今まで探したことがなく、また暫く訪問していなかった。

公園内には大きな池の他に畳10畳ほどの池や谷戸の中央を流れる細流、谷戸脇によくあるオオアオイトトンボが好みそうな沢の流れが止まった様な水たまりなどがある。
大きな池の脇から池周りの木々を眺めて越冬しそうな場所を探してみたが、見つけやすいヒノキはないので谷戸脇にある山道のような散歩道を歩きながら探索。

道脇には低めの笹は密集しているが、ここにいる個体を探すのは難なので、見ながら偶然目に止まることに期待するしかない。
それ以外には越冬場所として過去よく見つけていたチャノキが所々生えているので、見つかるならこの木かなと思いながら進んだ。

引っかかっている杉の葉や枯れ枝、何本か見つからないままのチャノキを通り過ぎ、日当たりの良い場所にさしかかると枯れ枝が引っかかったチャノキがあった。
千葉 何度か訪問している池で初の越冬トンボ探し_f0324026_21221119.jpg
こんな不安定な枝も越冬場所として好みだなと、その枯れ枝を注視すると・・ここでの初の個体が見つかった。
千葉 何度か訪問している池で初の越冬トンボ探し_f0324026_21224668.jpg
千葉 何度か訪問している池で初の越冬トンボ探し_f0324026_21225679.jpg
SONY α7CII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

撮影時、気温も高めで16度ほどだったことと近づきすぎたこともあり、少し羽ばたいてほんの少し下側に移動。

その後、他のチャノキや探索エリアを広げて探してみたが次の個体は見つけられず終了。

■今回のまとめ
●ホソミイトトンボ
過去何度も訪問していたが、今尾思えば水は一年中潤沢にあり、ホソミイトトンボがいてもおかしくない環境だったが一度も探したことはなかった。
ただ今となってはもう千葉県では普通種の状態なので、今回はダメ元で越冬状態の個体探しとしてみたが、なんとか見つけることが出来た。
まだ出会いの運は続いているようだ。


# by Nature_Oyaji | 2023-12-09 14:00 | トンボ | Comments(0)