オヤヂのご近所仲間日記

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2019年 01月 02日

越冬トンボ観察-11 オツネントンボ 越冬場所探索

■栃木でオツネントンボ越冬個体観察
前回訪問の12/29は12:00で最高気温が6℃の日。
午前中6℃を越えない日での活動があるかの確認でしたが、やはり全く動きはなく、越冬中の個体の確認をして終了。

今日の予想気温は
・10:00 6℃
・11:00 8℃
・12:00 9℃
・13:00 10℃(本日の最高気温)

●今日の目的
1. オツネントンボは過去の観察から『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』と考えていて、今日は正に予報での気温は該当日で活動するかどうかを確認したい
ただ最高気温は10℃と低めなのでそこがどう影響するか
2. また現在確認しているオツネントンボが気温上昇と共にどう活動開始するか確認したい
3. 他の積み上げ場所周りにいるオツネントンボがどこに戻るのか、新たな越冬場所の確認もチェック

●10:00過ぎの活動チェック
10:30頃、飛翔する個体を確認しロスト。
周辺を探索し、次に確認できたのは11:30過ぎでしたが、やはり思っていたように『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』を再確認。

●その後も計5頭程のオツネントンボを確認
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●越冬中の個体観察
朽ちた穴の天井に並行に張り付いていた個体ですが、11:00過ぎ頃から尾部を下げてぶら下がり状態に変化。
その後、そのままぶら下がったまま天井を移動。
11:30頃、翅をパラパラ動かしたり、尾部をクリーニングのように曲げ伸ばし実施。
その後徐々に出口付近に移動したものの、こちらの動き(撮影や覗き込み)のためか、活動停止。

▽12:48 ぶら下がったまま静止
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▽13:07 結局また天井に張り付き活動停止
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+STF-8

●その他飛翔していた個体
12:00近くに周りにいた約5頭程の個体を探したものの、全く見当たらなくなっていた。
暫く探し続け、ようやく目線よりかなり高い木の位置で日向ぼっこしている個体を発見。その位置付近かと他の木も探したものの、見つかったのはその1頭のみで、他はどこかへ。
新たなねぐら確認の予定でしたが、それも叶わず今日は時間切れで撤収。

■今日の結果
●活動条件について
『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』と考えていたが、今日も同様の結果でこれは間違い無いと考えられる。

●越冬中の活動開始について
気温上昇に伴い、6℃近くになった10:30頃から活動開始。本来ならそのまま出口まで移動し、冬空に飛翔・・となったのでしょうが残念ながら今回はそこまで行かず。

他の個体は10:30には飛翔していたので、準備運動はもっと早い段階から行っていたと推測。

●他の飛翔していた個体は何処へ
今日は10:00過ぎで気温は約6℃前後だった。
飛翔はしたものの最高気温は13:00で10℃程で、活発に活動するには12:00前後でもっと高い温度が必要だと感じた。

そして一旦飛翔はしたもののその後は気温が上がらずだったので、活動時間を切り上げ、前回よりもっと早く(前回13時過ぎから戻り)にねぐら入したためではないか。

●前回ねぐらに戻ってきた個体
13:00近くに1頭だけ木の高めの所で日向ぼっこ中の個体を発見。
探して歩き回っていたため、嫌がって上に逃げていたのかもしれない。そしてねぐらへは戻りが遅れて暖かい木の上でまったりしていた可能性。
前回、ねぐらに戻った個体は頭上から来た感じがしていたが、ひょっとしたら同様に木の高めにいたものが降りてきてねぐら入り口に飛来した気がする。

早めのねぐら入りや、その他、木の高い所で静止などの確認はまだ次回へ。


by Nature_Oyaji | 2019-01-02 19:14 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

オツネントンボの一年間の様子

■オツネントンボの一年間の様子
先日、4年目の越冬探索シーズンイン直後にやっと越冬の様子が撮影出来たので、改めて1年間(ヤゴや一部追加したい場面がありますが)の生態を掲載。

なおこのオツネントンボの一年間の様子を取り終えたことで、ようやく越冬トンボ3種の一年間の生態写真が完結。

以下、他の2種の一年間の様子。


●3月 越冬状態から産卵準備
▽3/4:まだ産卵場所から遠い越冬場所近くで活動。産卵前の栄養補給開始。
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▽3月下旬、産卵場所に移動し産卵へ
産卵のため、越冬場所から徐々に水辺付近に移動。3/19の写真ですが、繁殖時期にはオスメス共に複眼は婚姻色のブルーへ変化。
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▽3/19 水面で交尾を試みるオスたち
早朝、霜が降りているような気温ですが、6℃を越えると暖かい時期と同等な位俊敏な動きを見せる。驚くべき北方系のトンボの生態。
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▽3/26 移精直前 
この後飛ばれてしまい、その瞬間はまた次回。
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▽3/30 産卵
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●4~7月 卵期間~ヤゴ期間
卵期間は1~2週間、ヤゴ期間は1ヶ月半~3ヶ月(参考:日本のトンボ)

●7月 中旬位から羽化開始
▽7/22 7:05
定位からの羽化撮影はまた次回の課題。羽化自体は5~6時位から開始。
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▽7/16 10:15
だいぶ色がついていた個体。
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●8~10月 藪での生活
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●11月 越冬前準備 越冬場所場所近くで摂食しながら過ごす(朽木を積み上げた場所など)
▽11/6 枝の上で日向ぼっこ
越冬場所観察のためには、この時期どこにいるかを確認しておくのが良さそう。
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●12月 継続して越冬場所近くで過ごす~越冬開始
▽12/10:♂
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▽12/10:♀
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▽12/24 越冬
冬でも午前中から6℃を越える日には飛翔。周りの草地などには蚊柱も立ち、摂食行動も確認。
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▽12/24 越冬中の個体
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▽12/30 気温が上がり越冬場所から出て草地で日向ぼっこ。
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●1月~2月 越冬中 この時期でも活動出来る状況であれば越冬場所から出て活動
雪に覆われてしまう地域ではないので、気温が上がればいつでも活動する。越冬自体、自然状況の地域差がある為、それぞれその地にあった越冬場所・行動となるように思える。

●2月
▽2/26:そろそろ越冬状態から目覚め。暖かい日が多くなり、3月の産卵時期のため、盛んに摂食行動。
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移精の様子や、定位からの羽化などもう少し追加したい場面があるので、引き続き今季もそんな場面を狙ってこの場に追加していきたい。



by Nature_Oyaji | 2018-12-29 23:13 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

越冬トンボ観察-7 オツネントンボ 越冬場所探索

■先週見つけた越冬場所へ再訪問
前回は最高気温は11℃で10:00過ぎで6℃以上で活発に活動。

今日の予報は大寒波のため、予報気温は
・7:00 -2℃
・10:00 4℃
・12:00 6℃
・13:00 5℃

今日は大寒波のため気温が1日なかなか上がらない状況。
今日の目的としては上記気温で動きがあるのか、また先週見た個体のその後の観察と別個体の探索。

●7:00観察開始(-2℃)
▼先週既に奥に潜んでいた♀の個体
全く位置が変化していない。この一週間の動きはなかった様子。
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▼同じ朽木内にいた新たな♂の個体
天井側にしっかり張り付き中。
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●8:40(2℃) 天井にいた同じ個体
観察当初より気温が上がり約2℃。天井側に並行にしっかり止まっていたが、暖かくなり、少しぶら下がり気味に変化。ただこの状態のまま、午後になっても変化なしだった。
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●10:00過ぎ(4℃)
気温は予報通りで約4℃。2頭の動きはまったくなく、また這い出してくるような個体も見当たらない。

ここは変化がないと見て、近場の別エリアでここではまだ見ていない越冬状態のホソミオツネントンボ探しと、オツネントンボ探しへ。
結果的にはどちらも見つからずで、また初めのポイントへ移動。

●11:00過ぎ(5℃)
先程の越冬個体のいた朽木の脇に積まれた朽木。
真ん中に10円玉程の穴が空いていて、なにげに覗くと中にようやくもう一頭♂を発見。
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●12:30 6℃
先程越冬個体を探していたホソミオツネントンボですが、観察中ふっと目の前に飛来し、尾部を曲げ伸ばし。
いつもの千葉の観察場所では6℃程度で越冬状態から飛翔している様子は見たことがなく、新たな発見。
実は先週も同じ場所に飛来していたので、この近くで越冬状態でいたはず。ここで十分探す必要あり。
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+マクロフラッシュ STF-8

■今日の結果
●オツネントンボの活動温度
今回は昼過ぎにようやく6℃を越えた程度で、13:00過ぎまで待ってみたものの動きはなかった。先週は10:00で6℃を越えており、その時間帯からは活発に飛翔。

やはり活動するには午前中には6℃を越える必要があり、また午後に活動温度を越えてもすぐねぐらに戻る時間帯(13:00以降)となるため、そのような日は活動しないと考えて良さそう。

●頭部から穴に入り込んでいた個体
穴の入り口から尾部先端まで約2cm程奥で静止。この穴では中でUターン出来るスペースはないので、この個体は出る際は後ろ向きに歩いて出るしかない。それは後ろ向きにもしっかり歩けるということで、いずれは出てくる様子を見てみたい。

●次回は午前中から気温が高い日に訪問
這い出す様子や、ねぐらに戻る様子を次回はビデオで残しておきたい。


by Nature_Oyaji | 2018-12-29 19:58 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 24日

越冬トンボ観察-6 オツネントンボ 越冬場所探索 ようやく決着

■越冬トンボ3種のうち、越冬場所が確認出来ていなかったオツネントンボ 本日ようやく決着
2015年から本格的にトンボ観察を開始。秋の終わりにカトリヤンマの産卵撮影が終わる頃から、越冬に向かう3種のトンボたちの観察を開始。

2017年1月に虫友Tさんとホソミイトトンボの越冬場所を苦労の末に発見。オツネントンボも探索していたものの、隙間などに潜り込む越冬の為、探索は難航。

そして探索を開始して4年目の冬。
本日ようやく越冬場所へ潜り込むオツネントンボを確認。

今日はクリスマスイブ。神様から嬉しいクリスマスプレゼントを頂き、忘れられない日となった!

●現場の天気は快晴、気温は最高気温は11℃ 越冬前に多数日向ぼっこ確認していた場所にて
今日は虫友Iさんと探索。10時過ぎには先に虫友Iさんが先に現地入りし、多数のオツネントンボが活動しているのを確認。こちらは12時頃着で観察開始。

朽木周りには10頭まではいかないものの、片手以上のオツネントンボか活発に活動中。
以前12月末で気温6℃(10時頃)でも活発に飛翔していたので、今日は冬場の活動としては十分気温は高い。
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Photohitoリンク
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●そして13時すぎに越冬場所に潜り込むオツネントンボを初確認
カットした木や朽木の周りで過ごしていたオツネントンボですが、13時過ぎに1頭が空洞になった朽木に飛来。
しばらくホバリング後、その割れ目付近に止まったかと思うと、そのままヨタヨタ歩きながら奥へ移動。どうなるか様子見していると、朽木と朽木との間の隙間に消えていった。これが正に越冬場所に潜り込む様子の初見。

●その後も同様に潜り込む個体を確認
▼朽木に止まり、歩いて移動
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▼中に入って体の向きをいろいろ変えて、今日のねぐらをチェック
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▼先に潜り込んでいた個体
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●近くの朽木の皮の裏側にいた個体
▼手前の皮をめくってみると
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▼裏側には越冬個体
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▼帰宅時に見えた富士山
いつもより美しく見える。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

ようやく見つけた越冬場所。この冬はまずは越冬状態の定点観察としたい。
そして春先はおそらく近くの川で産卵するであろうから、その観察も引き続き行っていきたい。
そのためにも、他の場所のようにこの場所が荒らされないことを切に願う。

■今日の結果
●活動には気温が6℃以上で、太陽が出ていることが必須
オツネントンボは過去の観察から約6℃位から活発に活動。北方系のトンボらしく他の越冬トンボに比べて寒さに強い。今日は最高気温11℃で十分な気温。ただ冬場は気温が単に高くても一昨日の土曜の様に曇りでは活動しない事を確認。

活動しないのは、ねぐらに入るタイミングを太陽の高さなどで確認しているためではないか。タイミングを逸して隠れずにいても寒さで死ぬことはないだろうが、捕食されて命を落とす可能性がある。その為にも隠れるねぐらに戻るタイミングはいつなのか、何かで知る必要がある。

今日はそのねぐらに戻り始めたのは13時過ぎで、終了は正確ではありませんが15時頃まで。

●ホソミイトトンボとの類似点
虫友Tさんにねぐらに戻る時間など連絡をしている中、11月のホソミイトトンボたちが木の上に戻る時間帯と同じだねと連絡をもらった(ホソミイトトンボは13時〜14時頃までで終了)。言われてみればその通りで、この戻るタイミングの一致は越冬トンボのDNAの中に刻まれているものなかもしれない。

また過去のホソミイトトンボの観察を読み返していた所、11月中旬での観察では気温は16℃(ホソミイトトンボは秋以降は15℃以上位で活発化)で活動しても良いはずでしたが、当日は曇りで見つからなかったとあり、やはり活動するには太陽が出ていることが必須な様。時間帯も活動する条件も同様。

●ねぐらへの潜り込み
ねぐら周りでまずはホバリング。潜り込む場所を見て確認している様に思える。
そして止まってからはヨタヨタ歩いて移動。オツネントンボが歩いて移動するなどは想像すら出来なかったが、ゆっくり移動する様子をしっかり追って何処に行くのかを確認することでねぐらを特定。まずは虫友Iさんがヨタヨタ歩き始めた個体を見つけてくれた事が大きい。

●潜り込んで行う事
移動を止めたのち、尾部を半円状に曲げたり伸ばしたりを数回実施。
曲げる事で隙間の高さを確認している様に思える。その行動が終わったあとはそのまま静止状態となった。

●他の越冬トンボとの越冬方法の違い
北方系のトンボなのでより北での越冬は雪を考慮した越冬が必要。木の皮の裏や何かの隙間に潜り込むのはそのための行動と推測。

ようやくこれで越冬トンボ3種のそれぞれの1年間の生活史の確認を達成。


by Nature_Oyaji | 2018-12-24 21:32 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 23日

越冬トンボ観察-4 連休初日 オツネントンボ探し・・結果は全く出ず

■3連休初日。まずは栃木にオツネントンボ探し
天候は曇りですが、最高気温は13℃。こんな天候での様子確認で訪問。

●結果は全く姿見せずで終了
怪しいと思っていたエリアを探したものの、全くその姿はなし。
やはり冬場では日向ぼっこが出来る位、しっかり太陽が出た日が必須。

これも観察結果なので、記載して終了。


by Nature_Oyaji | 2018-12-23 20:19 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 16日

越冬トンボ観察-3 埼玉のポイントへ2年ぶり訪問

■2015年12月から越冬中のホソミイトトンボ探しで通った埼玉のポイントへ2年ぶりに訪問。
ここには越冬トンボ3種全てがいて、今回は
●オツネントンボについては過去撮影していた場所などで越冬個体探索
●ホソミイトトンボについてはこれまでの経験知を活かし改めてリベンジ探索
●ホソミオツネントンボも2年前撮影しているので、出来たら1日で越冬3種撮影を狙いたい

6:30過ぎ探索開始。気温は1℃。
オツネントンボポイントに向かいながらホソミイトトンボ探し。
そして7:30過ぎ、ここでの初のホソミイトトンボ発見。

●ホソミイトトンボ(♂)(7:40)(Photohitoリンク
3m程の常緑樹。葉の密度は高く、木の下は雨が当たりにくい場所。
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気温が上がるに連れ、太いながらもなんとか回転逃避。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM(HDR撮影)

●続けてその近くでもう1頭♂を発見(9:30)
日当たりの良い斜面前の低いツツジの植え込み。この場所も以前虫友Tさんと探したのですが確認出来なかった場所。
気温も8℃に上がり、盛んに回転逃避。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●更にもう1頭発見(♀)(9:45)
珍しくクヌギのひこばえにいたもの。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●続けてオツネントンボ探しへ
残念ながらいくつか積んであった廃材は片付けられていて、更に目論んでいた場所の廃材は2年経過のためたいぶ崩れている状態。飛んでも良い気温ながら付近には姿なし。

移動しながら同様に積み上げた廃材のある場所を探し、木を退けたりめくれた皮をはがしたり、立ち枯れた木も適度に皮がめくれた部分を剥がしたりしたもものの、その姿なし。

一周して12:00過ぎに探索スタート場所に戻ると、見ていなかった積み上げた廃材場所でようやくオツネントンボを発見。

●オツネントンボ(♀)(12:00)
暖かくなり何処からか出てきたもの。恐らくはこの積んだ廃材の中にいたものと推測。
ここでは1頭のみ。
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俊敏に移動。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●オオミドリシジミ卵
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro


●最後にホソミオツネントンボ越冬個体探索
1日で越冬3種撮影をと1時間以上探してみましたが、とうとう見つけられず。
2年前も1頭のみ撮影したのみで、もともとこのエリアには少ないのかもしれない。

■今日の結果
●ホソミイトトンボ
ここでは10連敗以上していましたが、ようやく決着。
他のポイントでの経験が生かされた形で、頭の中に残っているいそうなポイントを思い出しながら探したが、まさにそんな所で見つかった。
今回見つかった同様の木などじっくり探せばまだまだ見つかるものと推測。

また今回は初のひこばえにいた個体を発見。
今までこんなオープンな場所にいた事はなく、今後探索する際には頭に入れておいたほうが良さそう。

それにしても過去何度も通い続けても見つけられなかった場所ですが、その後の観察経験からこんなにもすんなり見つけられるようになるとは、改めて積み重ねが大事だと痛感。そしてその経験知がしっかり身に付いている事が実感できたのが何より嬉しい。

ただいつも訪問しているポイントではなかなか別の越冬場所が見つけられない。
まだ探せていないポイントがあるに違いない。もっと高い場所の可能性もあるし、まだ踏み入れていないエリアかもしれない。

●オツネントンボ
また見つけられずで連敗更新。
基本的には定点観察場所と決めた栃木のポイントでの発見が第一ですが、まずは見つけられる可能性のある場所での発見と思っていたのですが願い叶わず。
次回はいつもの栃木のポイントで気温が高い日を狙って再訪問。


by Nature_Oyaji | 2018-12-16 06:25 | トンボ | Comments(0)
2018年 11月 23日

オツネントンボ 越冬前観察

■毎年恒例のオツネントンボ越冬観察
今年でオツネントンボの越冬場所探しは4年目のシーズンイン。
越冬トンボで唯一、越冬姿が確認出来ていないオツネントンボ。
毎年心が折れそうになるのですが、それでも観察を続けていると新しい発見が見つかる事が楽しく、それが心の支え。

●カトリヤンマがいた林を念の為探索
もう生きているとは思えないのですが、カトリヤンマの交尾態を見た林でオツネントンボ探し方々カトリヤンマも探索。
ともに見つけられず終了。

心が折れそうになりながら探し回った新しい場所での発見でしたが、今日も1頭同じ様な所にいるのを確認。
この草が覆いかぶさった中で越冬しているのか、それとも近場の木の隙間などに隠れているのか・・。
ただ見つかったのは1頭のみなので、好みの場所ではないのかもしれない。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

●枯れ木を積み上げて放置している原っぱ
以前もこんな枯れ枝を積み上げた場所で見ているので、念の為チェックすると・・。
思ったとおり、そこここにオツネントンボたち。
この近くでヤゴが生息出来る場所は大きな川しかなく、ワンドのような場所で羽化したものがここにいるのか、何処からか移動してきたのか・・。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

木を積み上げたエリアは草地になっていて、蚊柱も立っている。
そのため越冬前の捕食には事欠かず、またねぐらとなる積み上げた木もあるのでこの場所はこちらが見ても最適。

思うにホソミイトトンボの観察場所も草地があり同様に餌が豊富、休む高い木々もあり越冬場所はその木の真下にある低い木で、越冬前に過ごす環境が似ている。

ひょっとしたらこの積み上げた木の中で越冬するかもしれない。
この冬は改めてここで越冬探しとしたい。

●最後にいつもの建屋周り確認
毎年同様、建屋周りは暖かいのか、しっかりオツネントンボは羽化場所から移動済(羽化した池近くの草地では見つからず)。
ただどうしてもこのエリアでは越冬個体は見つけられず、ここでの探索は諦め気味。

■今日の結果
●越冬前の活動中の個体を無事確認
この時期にいる場所から大きく移動するとは思えないので、この積み上げた木の中が越冬場所として怪しい。

●気温は13℃前後で活発に活動
12時近くで13℃程、日だまりは暖かく、行動は俊敏。
もっとも産卵時期の3月末に訪問した際は、9~10℃でも活動していたので13℃あれば十分な温度。

●次回はもっと寒くなった頃訪問
以前も同様の積み上げた木にいる場所があったが、真冬に訪問した際は片付けられてしまって確認出来なかった。
この場所では是非、新しい発見としたい。



by Nature_Oyaji | 2018-11-23 21:31 | トンボ | Comments(0)
2018年 10月 21日

10月のオツネントンボ

■ミヤマアカネがいるエリアで毎年確認しているオツネントンボ
昨年も10/9にミヤマアカネ産卵で訪問時に確認。
近くの川のワンドで羽化し、このエリアで過ごしていると思われますが、急に気温が低くなる頃には暖かい場所(自分の中では日当たりの良い場所で生育するノイバラがある場所が一つの探すポイント)に集まると思われ、毎年そんな場所を探索。

今日もそのような場所を探して歩いていると、待っていてくれたかのように舞い降りて目の前の草に静止。

オツネントンボ(♀)
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM
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SONY α7II+Carl Zeiss Batis 2/25
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

■今日の結果
●毎年同じ場所での出会い
-自分が越冬前に過ごしている場所と思っている良く日光が当たるエリアでの探索ですが、今季も同様にオツネントンボを発見出来、やはりこんな場所が好みであることを確認。
いずれどこか越冬場所を探して越冬開始となるのでしょうが、流石にここでは見つけることは不可能。



by Nature_Oyaji | 2018-10-21 22:48 | トンボ | Comments(0)
2018年 07月 08日

オツネントンボ羽化探し

■昨年、羽化(既に体は出てしまっている状態)を確認しているので、今回は定位からの撮影目的で訪問
22時頃、一旦真夜中の池全体の様子をチェック。
その後4時過ぎからまた池周りを観察しつつ、定位個体をチェック。
しかし6:30を回り定位開始の頃となっても見つけられない。

●羽化の個体・・
定位しているヤゴを発見し撮影したものの、オオアオイトトンボと確認。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

その後もずっと探したものの、タイムリミットの7:30を超えたたため、残念ながら今回は諦め。

●他種のトンボの羽化場所探し
オツネントンボ探索を諦め、次の目標へ。
まだ羽化場所が特定出来ていないあるトンボの羽化場所探索。
生態等を改めて確認し、このエリアでヤゴが生息していそうな場所を確認し、その付近で羽化殻探し。
ようやく羽化殻を発見出来たので、来季に実際に羽化探しで確認したい。

12:40 オツネントンボ 再度探索
この時間では既に羽化は終え、近づけば飛ぶ状態なので、次回のために羽化場所探し。
するとある場所へ来た途端、5頭ほどオツネントンボが足元から飛翔。皆テネラルで飛ぶのもまだおぼつかない個体も。
飛び出してきた付近の草を見ると、確かに羽化殻を確認。

ここは水草が繁茂している場所で、羽化していた場所は川の流れに対しては下流側。
なのでちょうど川の流れの影響が出にくい場所。
少しでも流れの影響が少ない場所に潜んでいるものと思われます。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

今回確認出来た条件が同じ場所は何か所もあるので、次回は7月下旬頃、その場所を中心に探索予定。

●残念な美しい姿・・
オツネントンボを撮影中、美しいハネビロエゾトンボの絶命個体を発見。
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

未成熟個体と思われますが、なぜこの場所で?? しかも残念にも絶命。
こうしてみると、生き物の体の色としてこうしたメタリック系の色合いがあること自体、不思議。


●観察結果
▼今回は定位からの羽化狙いでしたが、残念ながら未達。ただ羽化場所として好みのポイントが確認出来たので、次回そんな場所を中心に探索。
▼前回の場所も考えてみると流れから遠く、ほぼ水の動きがないような場所なので、そんな所が好み。
▼22時にチェックした際、カトリヤンマの定位個体を初確認。夜の定位時間帯が確認出来たのは収穫。
▼リスアカネも22時の時点では羽化開始。

▼ホソミオツネントンボは水回りで婚姻色の個体(♀)を発見。また近くの藪で茶色の個体(今季羽化したもの)を発見。
千葉のポイントでは7月上旬に羽化を見ていますが、こちらも同様の頃と確認。

発見した今季発生した個体は近くの川で羽化したものかもしれませんが、この水場で羽化したとすると生活史からは
・4月末に水が入るので、その頃産卵
・卵は2~3週間後孵化なので5月中旬頃からヤゴへ。
・ヤゴ期間は1.5ヶ月~2ヶ月なので、最短7月上旬の羽化となり、この水場でも発生可能。

※昨年オツネントンボ撮影時、ホソミオツネントンボのテネラルを撮影していました。
ですので、上記生活史の通りここで産卵・羽化です。
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2017/7/16 Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)

▼同様にオツネントンボの発生について。
近くのエリアの池では3月末~4月上旬に毎年産卵を確認。昨年は6月に池での羽化を確認。

このエリアとしては水が入ってからとなるので、約1ヶ月遅れての産卵。
・4月末~5月上旬産卵
・卵は1~2週間で孵化なので5月上旬の孵化。
・ヤゴ期間は1ヶ月半~3ヶ月なので、最短で6月末~7月上旬の羽化。

ホソミオツネントンボもオツネントンボも産卵準備が出来た状態で水が入る4月末を待っているに違いないので、その頃訪問すると、一斉産卵に出会える可能性。これは来季チェックしてみたい。

あるいは少し上部にある常に水のある池で産卵しているのかもしれない。
その池からの水は4月末からの流れと合流するので、結果的に今回の羽化場所で成長している可能性もあるので、3月末にこちらの水辺も観察が必要。


by Nature_Oyaji | 2018-07-08 23:13 | トンボ | Comments(0)
2018年 07月 01日

オツネントンボ 羽化

■昨年時期を確認したオツネントンボ 定位個体探しで訪問
昨年は初のオツネントンボ羽化探しで、7/97/167/22の3週連続で確認しており、今季もその続き。
今季はいつも書いている通り季節推移が早く、昆虫たちも早くに発生しているため、羽化初期確認で訪問。
ただ確認出来た結果については、今年の気候が毎年続くわけではないので、今年の気候変動ではこの時期の羽化という観察結果。

●昨年確認した場所でチェック
5:00過ぎから探索。7:00過ぎにようやく体が伸び切っている個体を発見。

▼オツネントンボ(♂) 7:09
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

他の個体を探しまわったものの、見える範囲ではこの個体のみ。

▼同個体 8:43
すっかり体は出来上がり、近づいた所で飛翔逃避。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

●水場について
このエリアでは4月下旬に水門を開け、近くの大きな川から田んぼに水を入れる。
その後は常に川からの水が流れ込み、それが各田んぼを回り、最終的に観察場所を含む水路からまた川へ繋がっている。
結果として、昨年田んぼに産み付けられた卵が孵化したものが、流れの緩やかになるこの大きな観察場所で羽化している。

●結果
・羽化開始時期は6月下旬~7月前後。
・羽化自体は7月下旬まで続く。
・定位は未確認ですが、昨年羽化直後個体を6:37に確認しているので、6:00前後位か。



by Nature_Oyaji | 2018-07-01 15:33 | トンボ | Comments(0)