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オヤヂのご近所仲間日記

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タグ:オツネントンボ ( 44 ) タグの人気記事


2019年 03月 27日

オツネントンボ 産卵観察-4

■午後の家内の用事の為休みを頂いたので、それまでオツネントンボ産卵観察
今日は8時過ぎから10℃を超え、昼近くには18℃まで上がる予報。
ただ関東全域、風が強い日で、ここも例外ではなく3~7m程の少し冷たい風。

現地へ到着すると、いつもお世話になっているSさんがスタンバイ中。
早朝から見ていたが、交尾態は見ることが出来なかったと伺った。ひょっとしたらこの風の影響があるのかもしれないとの事。

●10:30過ぎには産卵開始
太陽が当たり、風が弱くなると暖かく感じる頃、やっと産卵開始。
ただ風の影響からか、あるいはここのピークが過ぎたのか、産卵するペアの数は少なく、一斉に産卵ではなく気がつくと池のどこかしらで1組産卵している程度。結局は計5~6組程が産卵したと思える状況。

●ホッとした1枚
今季はこのまま撮影出来ずに終わってしまう予感もしていたので、一安心。

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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●今回は残しておきたかった広角撮影
幸い近づいても敏感に反応しないペアに出会え、何度か産卵場所を変えた所を撮影。
カメラとレンズの下側からシャワーキャップを被せて、少し水に漬けながらの撮影。

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SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

午後の用事もあり、そこそこで切り上げ撤収。

■今日の結果
●風の影響か、ピークを過ぎたのか産卵ペアは少
撮影した2時間程で、結局は5~6組程。
過去の観察では、ここでの産卵開始は3/20前後ですが、それより早めに開始し産卵も終盤となったのかもしれない。

●久しぶりに動き回るトンボたちとの対決
今季初のウェーダーを履いて、池にしゃがみ込みながらの撮影でしたが、アプローチを忘れてしまっていて何度か飛ばしてしまったり、移動中眼の前にいたペアに気づかず、逃げられたりと散々な結果。

そんな中、1組だけ近づいてもすぐ逃げないペアがいてくれたのがありがたかった。
『産卵撮影の際、中には少し敏感ではない個体がいるので、それを探すのが成功へのポイント』と以前教えて頂いた事を思い出した。



by Nature_Oyaji | 2019-03-27 20:20 | トンボ | Comments(0)
2019年 03月 21日

オツネントンボ 産卵観察-3

■3度めのオツネントンボの産卵観察
3/17の日曜に続き、3度めの産卵観察。
今週の月曜~水曜は晴天の上、気温は上昇し、昨日は20℃超え。

知人が火曜、水曜と訪問し、産卵開始を確認済。昨日は11:00~13:30頃まで活発に産卵し、14:00頃には姿が見えなくなったとご連絡頂いていた。

日の天気は6:00~11:00頃まで弱い雨ではあるものの、気温は9:00過ぎから12℃を超えで、11:00過ぎからは晴れの予報。

気温については問題ないが、午前中の1mm/hの雨の影響があるのか、オツネントンボの産卵については過去経験がなく気になる点。ただ一般的にはトンボは雨が降ると産卵しないので少々心配。

●12:00過ぎ着 16℃前後
今日は出かけるのが遅れようやく到着。気温は16℃前後で晴天。近くの道路はまだしっかり濡れていたので雨は上ったばかりの様。

産卵個体はなく、池周りには前回より多い数のオスたちの姿。池の中にも縄張りを持ってメスを待つオスの姿。

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SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

活性は高く、少しでも近寄ろうとするとすぐ飛び立つ状況。活発なのは当然で、他のオスとのメスの奪い合いもあるし、産卵開始となったら外敵にも注意が必要になる。

●12:40過ぎ
池から突き出ている枯れ枝には1m間隔でメスを待つオスたちの姿。前回と同様、こちらに驚いて飛び立ったオスに飛びかかるオスの姿も確認。

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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●13:00過ぎ 19℃前後
交尾態もなく、全く産卵開始の気配なし。
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

池近くにもメスの姿は散見。飛び上がったメスの姿に反応したオスが交尾を仕掛けるものの、前回同様メスが拒否しオスはすぐ諦めてしまった。

その様子を見た近くでメス待ちしているオスを広角で。
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SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
●14:00過ぎ 21℃前後
ようやく今季初の連結ペアを発見。産卵開始となったが敏感ですぐ移動してしまい撮影ならず。その近くにももう一組いたものの、こちらはすぐ連結を解いてしまった。

14:30過ぎまで探してみたものの、池付近のメス待ちのオスの姿も消えた為今日はここまで。

Photohitoリンク
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
●午前中の雨は産卵スイッチOff
他のトンボと同様という事で、改めて確認出来たのは収穫。

オスたちは活性が高いものの、メス側が交尾を拒否してしまう結果。やはり午前中の日照条件は必要の様。
そして拒否されたオスはあっさり身を引いて諦めてしまう。生殖行動を無事高効率で完了するためには、無駄な行動はしないという進化の結果なのでしょう。

●穏やかな産卵
以前の産卵観察の時感じたこと。
トンボによっては捉えたメスに残っている他のオスの精子を排除して、強制的に自分の遺伝子を残そうとする種類もいると聞いたことがある。

オツネントンボについてはそんな事はなさそうで、メスが池に到着したその際はオス同士は懸命に争うが、その後は穏やかに産卵が進むような感じがしている。オオシオカラトンボ等のようにスキあらば他のメスを取り合う様な素振りがない。

生き物は通常強い遺伝子(その環境で生き残り易い性状)を残す為オス同士で争うが、考えてみると今生殖活動している面々は皆、厳しい冬を乗り越えて生き延びた強い遺伝子を持つ個体で、越冬出来たメスも同様。なのでそこから産まれる個体は、遺伝的には強いので、改めて激しい争いは必要ないのかもしれない。。

またこれは聞いた事と自分でも確認したのですが、メスを捕まえたオスは必ずしも交尾する訳ではなさそうで、中には捉えたらメスをそのまま直ぐ産卵させている事もある(交尾は朝方するのを確認。既に交尾済みが分かるのかもしれない)。

産卵出来る期間も短い事もあり、オス同士は個の遺伝子を残す争いはせず、交尾可能なら交尾し、産卵出来るメスなら直ぐ産卵させるという、その集団で短時間で効率よく産卵させる生き方を選んでいる様に思えた。

その全体の雰囲気が何か穏やかさを感じさせている。


by Nature_Oyaji | 2019-03-21 20:50 | トンボ | Comments(0)
2019年 03月 17日

オツネントンボ 産卵観察-2

■前回3/10に続き、オツネントンボ産卵観察
3/10以降のウィークデーは12~15度の日が続いていたため週末に期待していたものの、残念ながら土日は寒の戻り。
今日は朝方は晴れていたものの、10:00~12:00は少し曇り気味になり、気温は10℃位で推移。
12:00以降はまた晴れ間が出たため、期待して待ってみたが最高気温は11℃止まりで、今日も産卵個体は現れず13:30過ぎに撤収。
出会えた個体はオス6頭、メス5頭ほど。

●オスたち
今回出会えたオスたちには全て複眼にブルーのスポットを確認。
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SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●メスたち
今回のメスたちは全てブルーのスポットなし。

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SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS
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SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
産卵開始のための条件
以前の観察では3/19、20日に産卵を見ていたが、その日の朝方は-1℃など冷え込んだものの、朝から晴天。気温については10:00過ぎで12℃を超え、最高気温は15℃前後で、両日とも12時以降での産卵。
他のトンボでも同様の傾向と思えるのですが、オツネントンボの産卵には午前中から晴天で10:00前後である程度気温が上がっている事(12℃以上位)が必要の様に思えてきた。

ただ3月末〜4月上旬の更に暖かくなった頃には10:30頃からも産卵を開始しているので、最低気温の上昇と共に早まる様。

この日照状況や気温の推移に伴う産卵状況については今後も確認していきたい。

●オスの無反応
産卵条件が満たされていないので当然の結果なのでしょうが、オスメスが昼近くに接近した場面があったものの、オスはメスに交尾を仕掛けることもなかった。またこちらに驚いて同時に飛び上がった際は、メスが拒否行動をしたようにも見えた(尾部を上に反らせる行動)。
また前回見られた日当たりの良い場所で待つオスは今回は皆無。

●複眼のブルーのスポットについて
専門家の方から「成熟に関してオスメスともこのブルーのスポットは目安にしかならない(無くても成熟している事がある)」と教えて頂いた。今回出会えたメスは全てブルーが無かったが成熟している可能性。


by Nature_Oyaji | 2019-03-17 22:37 | トンボ | Comments(0)
2019年 03月 10日

トンボシーズン開幕 オツネントンボ観察

■昨日でこの冬の越冬観察は終了し、自分の中では本日からトンボシーズン開幕

●開幕戦はオツネントンボの産卵場所観察へ
これまで産卵については春分の日前後での観察だったが、その前の時期は未訪問。
昨日今日と気温が16℃前後まで上昇するため、ひょっとしたら産卵開始もあるかもしれない。
また、今期もこの産卵場所近くの越冬場所を探すことが出来なかったが、今の時期どの程度集まっているのか、興味が尽きない。

●8:30頃 気温6℃前後 
池近くの草原にいた未成熟のオス。改めて5℃以上であれば活動することを確認。

飛ぶスピードなどは意外と早く、あっという間に上昇したかと思うと、水平に移動…と、空にいる時は追えるものの、降りてきた途端、周りの枯草の色に紛れて見失ってしまう。

他の個体もその繰り返しで、一旦上空に逃げられた個体は、とうとう地面に降りた所まで追う事が出来ず。これは冬場、ずっと動かないトンボばかり見ていて、動くトンボへの動体視力が低下していたためか、あるいは単に老化現象なのか・・。
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●成熟したメスの個体
こちらも池前の草原にいたもの。このメスは複眼にブルーが入った成熟個体。
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●未成熟のメスたち
池のすぐ脇でオスを待っている様な個体も確認
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●池の上を飛びながら探メスするオス 11:50頃
今日は1頭だけ池の上を飛ぶ個体を確認。
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付き)

2017/3/19では交尾・産卵は12時台だったのて、13時過ぎまで探してみたものの、今日の所は発見出来ず終了。


■今日の結果
●オスメスとも成熟度を示す複眼の一部がブルーの個体を確認
この時期に観察したことがなかったので、今成熟している個体がいるのを初確認。
今回確認出来た個体数は重複もあると思われるが、オス4頭、メス4頭ほど。
その中で成熟個体はオスメスとも各1頭ずつで、全体が成熟するまでにはもう暫くかかりそう。

●メス待ちのオスたちを確認
日当たりのより斜面でメスが通るのを待つオスたちが数頭。ときに飛び上がったオスに瞬時に襲いかかるオスの個体も確認。
既にテリトリーを持って待っている様。

●池の上を探メスするオスを確認
未成熟個体は繁殖地近くに移動後、水場から離れた場所で捕食活動中で、池の上に来る事はないはず。
池の上を飛ぶ個体はまさに成熟したオス個体が繁殖のためメスを探している行動。今の時期でもしっかり成熟している個体を確認。

●越冬場所観察近くのエリアの観察
越冬していた枯木周りや草地では1頭も確認出来なかった。そこから50mほど離れた川のワンド状の周りに枯れた葦が密集している場所があり、そこを探すと1頭オスを確認。
時間がなくそれ以上探すことが出来なかったが、やはり産卵場所近くに移動して栄養補給中であることを確認。

●今の時期の産卵は?
気温が高い日で、成熟したオスメスがうまく出会えれば可能性はあるかと思われるが、実際に観察確認が必要。
これについては毎日観察する事が必要なので、いずれやってみたい。

新たな確認が出来、また少し観察情報が追加となった。
次週もまた観察としたい。


by Nature_Oyaji | 2019-03-10 18:59 | トンボ | Comments(0)
2019年 02月 17日

越冬トンボ観察-20 栃木でオツネントンボ越冬個体観察

産卵はここではだいたい3/20前後であと丁度1ヶ月。

今回は
▼今季観察している越冬の今の様子の確認
▼いつも産卵撮影している別の場所の確認。産卵場所への移動もあるのか、その状況確認

で訪問。

●いつもの越冬場所の確認
今日は到着した9:30過ぎで6℃を越えておりかなり暖かい。越冬場所を見ると全ていなくなっていた。
12:00過ぎまで周りを確認。十分気温は高いのでいれば飛んでいるはずですが、1頭だけ確認したのみ。
改めて越冬場所の近くの草地、少し離れた草地、竹やぶ周り、産卵すると思われる水辺近くの草地をチェックしたがどこにも見つからず。

●昨年も産卵撮影したエリア
産卵まで1ヶ月なのでそろそろ池周りに来ていて、越冬後の捕食開始も考えられるので様子見。
結果は1頭のみオスの個体を確認(撮影前にロスト)。
さらに池周りを探してみたがその1頭のみで他は見つからず。

このエリアでは実際に越冬している場所は確認できていないが、過去建屋周りで飛んでいるのを何度も見ているのでその付近で越冬しているとすると、池まで約300m程。
その越冬場所から未だ本格的には移動していない可能性もある。
ただ建屋周りも確認したが、何故か1頭も見当たらず。

■今日の結果
気温も高く飛んでいるはずですが、見つからずの結果。
これから産卵に向けて栄養補給が必要な時期なので、越冬場所近くの餌が取りやすい草地周りにいるのが自然と思えたのですが、周りの草地に見つけられないのは不思議。
暖かい日なので、越冬場所から出てきていなかったとも考えにくい。

ただ過去、同じ時期に池周りで確認出来たことがなく、今回見つかったのは収穫。


by Nature_Oyaji | 2019-02-17 23:35 | トンボ | Comments(0)
2019年 01月 02日

越冬トンボ観察-11 オツネントンボ 越冬場所探索

■栃木でオツネントンボ越冬個体観察
前回訪問の12/29は12:00で最高気温が6℃の日。
午前中6℃を越えない日での活動があるかの確認でしたが、やはり全く動きはなく、越冬中の個体の確認をして終了。

今日の予想気温は
・10:00 6℃
・11:00 8℃
・12:00 9℃
・13:00 10℃(本日の最高気温)

●今日の目的
1. オツネントンボは過去の観察から『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』と考えていて、今日は正に予報での気温は該当日で活動するかどうかを確認したい
ただ最高気温は10℃と低めなのでそこがどう影響するか
2. また現在確認しているオツネントンボが気温上昇と共にどう活動開始するか確認したい
3. 他の積み上げ場所周りにいるオツネントンボがどこに戻るのか、新たな越冬場所の確認もチェック

●10:00過ぎの活動チェック
10:30頃、飛翔する個体を確認しロスト。
周辺を探索し、次に確認できたのは11:30過ぎでしたが、やはり思っていたように『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』を再確認。

●その後も計5頭程のオツネントンボを確認
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●越冬中の個体観察
朽ちた穴の天井に並行に張り付いていた個体ですが、11:00過ぎ頃から尾部を下げてぶら下がり状態に変化。
その後、そのままぶら下がったまま天井を移動。
11:30頃、翅をパラパラ動かしたり、尾部をクリーニングのように曲げ伸ばし実施。
その後徐々に出口付近に移動したものの、こちらの動き(撮影や覗き込み)のためか、活動停止。

▽12:48 ぶら下がったまま静止
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▽13:07 結局また天井に張り付き活動停止
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+STF-8

●その他飛翔していた個体
12:00近くに周りにいた約5頭程の個体を探したものの、全く見当たらなくなっていた。
暫く探し続け、ようやく目線よりかなり高い木の位置で日向ぼっこしている個体を発見。その位置付近かと他の木も探したものの、見つかったのはその1頭のみで、他はどこかへ。
新たなねぐら確認の予定でしたが、それも叶わず今日は時間切れで撤収。

■今日の結果
●活動条件について
『太陽が出いてる時で、気温が10:00位で6℃を越える日は冬でも活動する』と考えていたが、今日も同様の結果でこれは間違い無いと考えられる。

●越冬中の活動開始について
気温上昇に伴い、6℃近くになった10:30頃から活動開始。本来ならそのまま出口まで移動し、冬空に飛翔・・となったのでしょうが残念ながら今回はそこまで行かず。

他の個体は10:30には飛翔していたので、準備運動はもっと早い段階から行っていたと推測。

●他の飛翔していた個体は何処へ
今日は10:00過ぎで気温は約6℃前後だった。
飛翔はしたものの最高気温は13:00で10℃程で、活発に活動するには12:00前後でもっと高い温度が必要だと感じた。

そして一旦飛翔はしたもののその後は気温が上がらずだったので、活動時間を切り上げ、前回よりもっと早く(前回13時過ぎから戻り)にねぐら入したためではないか。

●前回ねぐらに戻ってきた個体
13:00近くに1頭だけ木の高めの所で日向ぼっこ中の個体を発見。
探して歩き回っていたため、嫌がって上に逃げていたのかもしれない。そしてねぐらへは戻りが遅れて暖かい木の上でまったりしていた可能性。
前回、ねぐらに戻った個体は頭上から来た感じがしていたが、ひょっとしたら同様に木の高めにいたものが降りてきてねぐら入り口に飛来した気がする。

早めのねぐら入りや、その他、木の高い所で静止などの確認はまだ次回へ。


by Nature_Oyaji | 2019-01-02 19:14 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

オツネントンボの一年間の様子

■オツネントンボの一年間の様子
先日、4年目の越冬探索シーズンイン直後にやっと越冬の様子が撮影出来たので、改めて1年間(ヤゴや一部追加したい場面がありますが)の生態を掲載。

なおこのオツネントンボの一年間の様子を取り終えたことで、ようやく越冬トンボ3種の一年間の生態写真が完結。

以下、他の2種の一年間の様子。


●3月 越冬状態から産卵準備
▽3/4:まだ産卵場所から遠い越冬場所近くで活動。産卵前の栄養補給開始。
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▽3月下旬、産卵場所に移動し産卵へ
産卵のため、越冬場所から徐々に水辺付近に移動。3/19の写真ですが、繁殖時期にはオスメス共に複眼は婚姻色のブルーへ変化。
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▽3/19 水面で交尾を試みるオスたち
早朝、霜が降りているような気温ですが、6℃を越えると暖かい時期と同等な位俊敏な動きを見せる。驚くべき北方系のトンボの生態。
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▽3/26 移精直前 
この後飛ばれてしまい、その瞬間はまた次回。
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▽3/30 産卵
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●4~7月 卵期間~ヤゴ期間
卵期間は1~2週間、ヤゴ期間は1ヶ月半~3ヶ月(参考:日本のトンボ)

●7月 中旬位から羽化開始
▽7/22 7:05
定位からの羽化撮影はまた次回の課題。羽化自体は5~6時位から開始。
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▽7/16 10:15
だいぶ色がついていた個体。
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●8~10月 藪での生活
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●11月 越冬前準備 越冬場所場所近くで摂食しながら過ごす(朽木を積み上げた場所など)
▽11/6 枝の上で日向ぼっこ
越冬場所観察のためには、この時期どこにいるかを確認しておくのが良さそう。
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●12月 継続して越冬場所近くで過ごす~越冬開始
▽12/10:♂
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▽12/10:♀
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▽12/24 越冬
冬でも午前中から6℃を越える日には飛翔。周りの草地などには蚊柱も立ち、摂食行動も確認。
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▽12/24 越冬中の個体
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▽12/30 気温が上がり越冬場所から出て草地で日向ぼっこ。
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●1月~2月 越冬中 この時期でも活動出来る状況であれば越冬場所から出て活動
雪に覆われてしまう地域ではないので、気温が上がればいつでも活動する。越冬自体、自然状況の地域差がある為、それぞれその地にあった越冬場所・行動となるように思える。

●2月
▽2/17:産卵場所の池周りに一頭のみ確認。
▽2/26:そろそろ越冬状態から目覚め。暖かい日が多くなり、3月の産卵時期のため、盛んに摂食行動。
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移精の様子や、定位からの羽化などもう少し追加したい場面があるので、引き続き今季もそんな場面を狙ってこの場に追加していきたい。



by Nature_Oyaji | 2018-12-29 23:13 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 29日

越冬トンボ観察-7 オツネントンボ 越冬場所探索

■先週見つけた越冬場所へ再訪問
前回は最高気温は11℃で10:00過ぎで6℃以上で活発に活動。

今日の予報は大寒波のため、予報気温は
・7:00 -2℃
・10:00 4℃
・12:00 6℃
・13:00 5℃

今日は大寒波のため気温が1日なかなか上がらない状況。
今日の目的としては上記気温で動きがあるのか、また先週見た個体のその後の観察と別個体の探索。

●7:00観察開始(-2℃)
▼先週既に奥に潜んでいた♀の個体
全く位置が変化していない。この一週間の動きはなかった様子。
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▼同じ朽木内にいた新たな♂の個体
天井側にしっかり張り付き中。
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●8:40(2℃) 天井にいた同じ個体
観察当初より気温が上がり約2℃。天井側に並行にしっかり止まっていたが、暖かくなり、少しぶら下がり気味に変化。ただこの状態のまま、午後になっても変化なしだった。
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●10:00過ぎ(4℃)
気温は予報通りで約4℃。2頭の動きはまったくなく、また這い出してくるような個体も見当たらない。

ここは変化がないと見て、近場の別エリアでここではまだ見ていない越冬状態のホソミオツネントンボ探しと、オツネントンボ探しへ。
結果的にはどちらも見つからずで、また初めのポイントへ移動。

●11:00過ぎ(5℃)
先程の越冬個体のいた朽木の脇に積まれた朽木。
真ん中に10円玉程の穴が空いていて、なにげに覗くと中にようやくもう一頭♂を発見。
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●12:30 6℃
先程越冬個体を探していたホソミオツネントンボですが、観察中ふっと目の前に飛来し、尾部を曲げ伸ばし。
いつもの千葉の観察場所では6℃程度で越冬状態から飛翔している様子は見たことがなく、新たな発見。
実は先週も同じ場所に飛来していたので、この近くで越冬状態でいたはず。ここで十分探す必要あり。
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+マクロフラッシュ STF-8

■今日の結果
●オツネントンボの活動温度
今回は昼過ぎにようやく6℃を越えた程度で、13:00過ぎまで待ってみたものの動きはなかった。先週は10:00で6℃を越えており、その時間帯からは活発に飛翔。

やはり活動するには午前中には6℃を越える必要があり、また午後に活動温度を越えてもすぐねぐらに戻る時間帯(13:00以降)となるため、そのような日は活動しないと考えて良さそう。

●頭部から穴に入り込んでいた個体
穴の入り口から尾部先端まで約2cm程奥で静止。この穴では中でUターン出来るスペースはないので、この個体は出る際は後ろ向きに歩いて出るしかない。それは後ろ向きにもしっかり歩けるということで、いずれは出てくる様子を見てみたい。

●次回は午前中から気温が高い日に訪問
這い出す様子や、ねぐらに戻る様子を次回はビデオで残しておきたい。


by Nature_Oyaji | 2018-12-29 19:58 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 24日

越冬トンボ観察-6 オツネントンボ 越冬場所探索 ようやく決着

■越冬トンボ3種のうち、越冬場所が確認出来ていなかったオツネントンボ 本日ようやく決着
2015年から本格的にトンボ観察を開始。秋の終わりにカトリヤンマの産卵撮影が終わる頃から、越冬に向かう3種のトンボたちの観察を開始。

2017年1月に虫友Tさんとホソミイトトンボの越冬場所を苦労の末に発見。オツネントンボも探索していたものの、隙間などに潜り込む越冬の為、探索は難航。

そして探索を開始して4年目の冬。
本日ようやく越冬場所へ潜り込むオツネントンボを確認。

今日はクリスマスイブ。神様から嬉しいクリスマスプレゼントを頂き、忘れられない日となった!

●現場の天気は快晴、気温は最高気温は11℃ 越冬前に多数日向ぼっこ確認していた場所にて
今日は虫友Iさんと探索。10時過ぎには先に虫友Iさんが先に現地入りし、多数のオツネントンボが活動しているのを確認。こちらは12時頃着で観察開始。

朽木周りには10頭まではいかないものの、片手以上のオツネントンボか活発に活動中。
以前12月末で気温6℃(10時頃)でも活発に飛翔していたので、今日は冬場の活動としては十分気温は高い。
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Photohitoリンク
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SONY α7II+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●そして13時すぎに越冬場所に潜り込むオツネントンボを初確認
カットした木や朽木の周りで過ごしていたオツネントンボですが、13時過ぎに1頭が空洞になった朽木に飛来。
しばらくホバリング後、その割れ目付近に止まったかと思うと、そのままヨタヨタ歩きながら奥へ移動。どうなるか様子見していると、朽木と朽木との間の隙間に消えていった。これが正に越冬場所に潜り込む様子の初見。

●その後も同様に潜り込む個体を確認
▼朽木に止まり、歩いて移動
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▼中に入って体の向きをいろいろ変えて、今日のねぐらをチェック
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▼先に潜り込んでいた個体
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●近くの朽木の皮の裏側にいた個体
▼手前の皮をめくってみると
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▼裏側には越冬個体
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▼帰宅時に見えた富士山
いつもより美しく見える。
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SONY α7II+SIGMA 135mm F1.8 DG HSM

ようやく見つけた越冬場所。この冬はまずは越冬状態の定点観察としたい。
そして春先はおそらく近くの川で産卵するであろうから、その観察も引き続き行っていきたい。
そのためにも、他の場所のようにこの場所が荒らされないことを切に願う。

■今日の結果
●活動には気温が6℃以上で、太陽が出ていることが必須
オツネントンボは過去の観察から約6℃位から活発に活動。北方系のトンボらしく他の越冬トンボに比べて寒さに強い。今日は最高気温11℃で十分な気温。ただ冬場は気温が単に高くても一昨日の土曜の様に曇りでは活動しない事を確認。

活動しないのは、ねぐらに入るタイミングを太陽の高さなどで確認しているためではないか。タイミングを逸して隠れずにいても寒さで死ぬことはないだろうが、捕食されて命を落とす可能性がある。その為にも隠れるねぐらに戻るタイミングはいつなのか、何かで知る必要がある。

今日はそのねぐらに戻り始めたのは13時過ぎで、終了は正確ではありませんが15時頃まで。

●ホソミイトトンボとの類似点
虫友Tさんにねぐらに戻る時間など連絡をしている中、11月のホソミイトトンボたちが木の上に戻る時間帯と同じだねと連絡をもらった(ホソミイトトンボは13時〜14時頃までで終了)。言われてみればその通りで、この戻るタイミングの一致は越冬トンボのDNAの中に刻まれているものなかもしれない。

また過去のホソミイトトンボの観察を読み返していた所、11月中旬での観察では気温は16℃(ホソミイトトンボは秋以降は15℃以上位で活発化)で活動しても良いはずでしたが、当日は曇りで見つからなかったとあり、やはり活動するには太陽が出ていることが必須な様。時間帯も活動する条件も同様。

●ねぐらへの潜り込み
ねぐら周りでまずはホバリング。潜り込む場所を見て確認している様に思える。
そして止まってからはヨタヨタ歩いて移動。オツネントンボが歩いて移動するなどは想像すら出来なかったが、ゆっくり移動する様子をしっかり追って何処に行くのかを確認することでねぐらを特定。まずは虫友Iさんがヨタヨタ歩き始めた個体を見つけてくれた事が大きい。

●潜り込んで行う事
移動を止めたのち、尾部を半円状に曲げたり伸ばしたりを数回実施。
曲げる事で隙間の高さを確認している様に思える。その行動が終わったあとはそのまま静止状態となった。

●他の越冬トンボとの越冬方法の違い
北方系のトンボなのでより北での越冬は雪を考慮した越冬が必要。木の皮の裏や何かの隙間に潜り込むのはそのための行動と推測。

ようやくこれで越冬トンボ3種のそれぞれの1年間の生活史の確認を達成。


by Nature_Oyaji | 2018-12-24 21:32 | トンボ | Comments(0)
2018年 12月 23日

越冬トンボ観察-4 連休初日 オツネントンボ探し・・結果は全く出ず

■3連休初日。まずは栃木にオツネントンボ探し
天候は曇りですが、最高気温は13℃。こんな天候での様子確認で訪問。

●結果は全く姿見せずで終了
怪しいと思っていたエリアを探したものの、全くその姿はなし。
やはり冬場では日向ぼっこが出来る位、しっかり太陽が出た日が必須。

これも観察結果なので、記載して終了。


by Nature_Oyaji | 2018-12-23 20:19 | トンボ | Comments(0)