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オヤヂのご近所仲間日記

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タグ:コシボソヤンマ ( 16 ) タグの人気記事


2020年 08月 16日

コシボソヤンマ 夏の活動

■7月中旬過ぎに羽化観察したコシボソヤンマの夏
羽化自体の観察は7月17日、20日と行った。それから約1ヶ月経過し、真夏の今の様子の観察。

●8:00過ぎ
羽化した沢を探索すると数頭の縄張り飛翔中のオスを確認。

Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21124014.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21124088.jpg
SONY α7RIII+SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG DN

●オスのクリーニング行動
別個体だが8時過ぎに朝の縄張り飛翔が終了時、沢で体を水洗いし空中でクリーニング行動を行い、藪に消えた。
ピンぼけで証拠写真程度ですが掲載(次はしっかり残したい)。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21184859.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21184926.jpg
SONY α7RIII+SIGMA Art 14-24mm F2.8 DG DN

その後はいろいろ歩き回り探索するが、何も出会えず。10時過ぎに一旦車に戻り休息。

●産卵
10時半過ぎに虫友Iさんが合流し、再度探索開始。
11時頃、虫友Iさんが産卵個体を発見してくれ撮影開始。いつもながら虫友Iさんと一緒の際は先に見つけてくれたりする機会が多く感謝。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21293318.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21293292.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21301604.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21301681.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21310940.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

昼過ぎにぶら下がり探索を行ったが何も見つからず、猛暑に耐えられず一旦車に避難し14時半頃まで休息。

●飛翔撮影
16時近くになり、沢の所々でまた縄張り飛翔が見られるようになったので再び午後の撮影開始。
カメラで撮影結果の確認をすると、複眼の色が今までの個体と違う事に気がついた。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21395795.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21421249.jpg
そして自宅で次の写真の現像をしてはっきりした。どうやら青目のオスの個体のようだ。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21423941.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_10263496.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

●縄張り争い
こちらもピントがあっていないのだが、縄張り飛翔中にはよく見られる光景。
出会ったオス同士がその場でくるくる回って、最後には強い方が追い立てていく。
その場面になったので撮影してみたが、1枚めは全くピントハズレだが先程の青目(右)と普通の複眼(左)の色違いが何となく確認出来る場面となった。
もう一枚は偶然逃げる側にピントがあった場面。
こちらも次の機会には改めて狙ってみたい。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21542348.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21542307.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

●別の縄張り飛翔個体撮影

コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21553573.jpg
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21553542.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_21553532.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_22115158.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

●交尾態 16:45頃
ここまで探索しても全く出会えなかった交尾態。
縄張り飛翔をしている所にメスが来れば恐らく交尾態になるのでは?と思い、二人別々に撮影しながらその機会を待っていた。

実はメスが2頭続けて縄張り飛翔をしている2ヶ所を通ったのだが、何故か両方のオスは交尾を仕掛ける様子がなく、そのまま近くを通ったメスをスルーしてしまった。
今日はもうダメか・・と思い始めた時、また虫友Iさんの目の前で交尾態となったペアが飛び上がった。

見つけた虫友Iさんが止まるまでしっかり見届けてくれていた。止まった木の脇の斜面に山道があり、こちらは登って撮影出来るか確認。幸いその道脇から三脚を立てた高さでほぼ横から撮影できる高さだった・・が、時間が時間だけに暗めとなり撮影自体は難。
取り敢えずはストロボ有・無で撮影。

▼自然光での撮影(自分ではこちらが好み)
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_06221970.jpg
▼ストロボ撮影
影が出来たり、奥行きが感じられなかったりの結果。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_22091439.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●ぶら下がり(♂) 17:39 Photohitoリンク
ここまでぶら下がりは未確認だったが、ここでも虫友Iさんが見ていた個体が止まったので撮影。
コシボソヤンマ 夏の活動_f0324026_22143031.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今回の結果
●交尾態の時間帯
今回は16時45分頃に交尾態になったペアを確認。
過去交尾態は2度しか出会えていないが、2度とも12時頃だったので昼近くが交尾態の時間帯と思っていたが、案外時間は幅広いのかもしれない。

もっとも生き物たちは無駄な行動は余りしないと思えるので、16時以降も縄張り飛翔するという事は、メスが来るから待っているわけなので、交尾態もその時間に見られるのは当然の様に思える

今後の観察で交尾態の時間態を観察していきたい。


by Nature_Oyaji | 2020-08-16 18:05 | トンボ | Comments(0)
2020年 07月 26日

コシボソヤンマ 羽化-3

■今季3度目の羽化撮影

●21:30頃から探索
ここの細流は2本あり、それが合流して流れている。
冬場、その一方の細流でヤゴが見つかっていたが、まずはそこから羽化個体探しを開始し、合流場所~更に下流域を1時間ほど探索してみたが、ミルンヤンマ、コシボソヤンマの羽化個体は見つからなかった。
戻りながら疲れが出てしまい、車中で一休み。

●0:45頃から探索再開
もう一方の細流を上流に向かって探索。
細流脇は斜めに切り立った山の斜面で、反対側は林ということもあり、斜面に生えている植物は比較的まばらで、シダやアオキなどが生えている。

その水際から斜め上2m前後上まで探索していくと、約15分後水際近くに生えているシダの裏でここでの初の羽化個体を発見。

ヤゴがいることは以前の探索でわかっていたが、羽化場所は好みがあるのかどこでもというわけではなさそうなので、今回羽化が見つかったのは嬉しい。

▼1:23(Photohitoリンク
コシボソヤンマ 羽化-3_f0324026_22004035.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN
▼1:47p(Photohitoリンク
腹部がだいぶ伸びてトンボらしい美しい姿に変化
コシボソヤンマ 羽化-3_f0324026_22141733.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今回の結果
●新たな羽化場所確認
冬場からヤゴの確認を行い、羽化時期については別の場所での確認していた今の時期ということで、今回の結果につながった。どの程度生息しているのかはもう一度秋口の産卵時期には訪問して確認しておきたい。

体調が良くそのまま探索していたら、少なくとも倒垂状態からの撮影が出来たのが少々残念。でもこればかりは仕方がない・・。

●ミルンヤンマは次回
冬場のヤゴ観察で確認していたミルンヤンマ。今回は羽化殻も見つけられなかったが、是非ともここで見つけたい。天気次第だがまた来週末訪問したい。



by Nature_Oyaji | 2020-07-26 01:59 | トンボ | Comments(0)
2020年 07月 20日

コシボソヤンマ(♂) 羽化

■今季2度めのコシボソヤンマ羽化探索
昨日の好天気から今日も昼間は天気が良く、夜も気温は25℃程で推移するため羽化好機と思い再訪問。

●21時より探索
前回メスの羽化個体がいた付近から上流に向かって探索し、21:30頃に倒垂中のオスの個体を発見。
脚は既に胸付近に縮めているので、ライト照射等邪魔が入らなければ21時頃から羽化開始の様。

昨年の羽化撮影はメスの一頭のみ(居残りはカウントせず)だったが、今季は前回がメス、今回はオスで雌雄撮影出来た事は嬉しい。

▼21:48
この倒垂から体が出るまでの一連の撮影は単にレンズ前に設置した円形LEDで撮影したため、やはり背景等が妙に映り込み画像自体がやや雑な感じになってしまった。
改めてライティングは考えて行う必要がある。
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04450569.jpg
▼21:49
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04451244.jpg
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04452012.jpg
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04453170.jpg
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04453905.jpg
▼22:28
以下の写真はLEDを手持ちにして翅のギラツキがない角度や光量など調整しながらの撮影。少しは上の写真より良さげに思える。
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04481495.jpg
▼22:31
ライティングを変更し、バックが黒くなるようにして撮影。
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_04494633.jpg
▼23:05
名前の由来の腰のくびれがたいぶ見えてきた。
コシボソヤンマ(♂) 羽化_f0324026_19132053.jpg
全てSONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今日の結果
●羽化開始は21時頃
その時の気温や天候によりズレがありそうですが、今日のような比較的好天気の夜、気温は25℃前後では21時頃に羽化開始の様。

●水からの移動
今回は水面から垂直に約50cm程ブロックを登り、その上に生えていた植物での羽化だった。
登った先に羽化に適した場所があるのか、登ってみないと分からないとも思えるが、羽化が近付くと水面から頭や腹部先端を出す様な行動がある様なので、ひょっとしたら上を見上げて植物があるのか、確かめているのかもしれない。


by Nature_Oyaji | 2020-07-20 23:15 | トンボ | Comments(0)
2020年 07月 17日

コシボソヤンマ(♀) 羽化

■今季初のコシボソヤンマ羽化撮影

今季も同時期になり、先日の7/14には一度探索していたが、やや気温が低め(夜間で20℃程)のためかその日は見つからなかった。
今日は日中は曇りで気温は25℃程、また羽化時間帯は曇りで22℃と、前回より条件が良さそうだったため再訪問。
このエリアも昨年の台風では大きな土砂崩れが数か所であり、羽化観察した場所も崩れたため、その影響も気になっていた。

●21:00より探索
前回羽化していた場所から少し下流から探索開始。川底は昨年よりやや砂地が少ない状況。
そして探索開始から15分程で定位個体を確認。今年も出会いの神様には見放されていなかった・・。
定位場所は水際に生えている植物の茎。その植物自体は川から根本までは約20~30cm程で、ヤゴは少し陸を歩き、そこにあった植物を登っての定位となったようだ。

昨年は川の中に紫陽花の葉の一部が入っていて、そこから登っての羽化と、川岸すぐの枝を登っての羽化だったが、今回は少し川から離れた所まで移動しての羽化。
陸をどの程度歩いて行けるかはまだ観察したことがなかったので、自分にとっては新しい知見。

なお、頭の所の葉は翅に当たりそうだったので、裂開を待ってカット。

羽化自体はいつものライト照射を嫌がり、0時近くになってから羽化開始となった。
また裂開時の撮影も行っていたが、高湿度のためレンズが曇ってしまい、拭きながら撮影してみたものの失敗。
ただ観察記録としては羽化の時期と定位時間帯の確認が出来たのが収穫。

●撮影環境
この様な状況での羽化。
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_00370163.jpg
iPhone X

▼23:14
定位
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07193217.jpg

▼0:04
体が長いため、何度も前後に揺らすように羽化していたが、ヤブヤンマのような強烈な動きではない。
この頃はまだ脚を前に突き出し、殻から体を出していた。
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07200100.jpg

▼0:12
脚を縮めて倒垂状態
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07202240.jpg

▼0:29
起き上がり。倒垂状態になってから約15分後位。
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07205138.jpg
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07222785.jpg

▼0:41
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07225403.jpg

▼0:46
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_07231307.jpg
▼1:27
コシボソヤンマ(♀) 羽化_f0324026_03420604.jpg
全てSONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

今日は翅が開くまで観察する予定だったが、ここまで撮影した所で天候悪化。雨が強くなったため泣く泣く撤収。

■今回の結果
●定位は20時台からの様
昨年は倒垂状態からの確認だったため、今回初の定位個体を確認し、定位時間帯の確認が出来た。
見つけた21:15にはしっかり足場を固めていたので、20時台に川から出て来ると思われる。
これはアオヤンマと同じ時間帯。

●羽化開始時期
今回の個体近くの草地で羽化殻一個確認。
昨日羽化とすると7/15となる。
今回の確認も併せてここでの羽化開始は7/15頃からと考えて良さそう。

移動
上陸後は積極的に水場から離れるわけではなさそう。今回の上陸しての移動は20〜30cm。

羽化場所
かなり上流まで羽化殻や羽化個体を探してみたが、今回も羽化場所はほぼ昨年と同じエリアのみで、他の場所は見つけられなかった。
羽化場所は台風で一時土砂で埋まったものの、ここでは今回も羽化していたこのエリアが環境的に何か良い条件がありそうだ。また個体数も多いので、他にも羽化に適した場所があるに違いない。


by Nature_Oyaji | 2020-07-17 07:23 | トンボ | Comments(0)
2020年 02月 24日

千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)

■昨年大量にコシボソヤンマのヤゴがいた細流訪問
昨年4月にコシボソヤンマヤゴが大量にいた細流でヤゴ探し。
昨年10月の台風ではここも濁流と化したと思われる痕跡(細流から一定の高さで山側の斜面がきれいに流されている)があり、ヤゴがどの位いるのか気になっていた。
10分ほど細流脇の草が生えている場所を川の中からすくうようにして探してみると、ミルンヤンマが1頭、コシボソヤンマが2頭、コオニヤンマが1頭、カワトンボが4頭見つかった。

ヤゴハンドブック」を見ながら同定ポイントをチェックし撮影。

●ミルンヤンマ
▼全体 
約14mm程。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21323314.jpg
▼頭部
複眼の後ろ側の突起がない。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21373571.jpg
▼肛上片
明確に二叉になっている。本には「左右の肛側片より少し短い」とあるが、終齢ではないためか大分短い。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21390196.jpg
▼側棘
第5~第9腹節にある。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_22105885.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●コシボソヤンマ
▼全体
個体差なのかサイズ違いが捕獲できた。約12~3mmと10mm程度。大きな個体は先程のミルンヤンマより一回り小型。
撮影中ずっと擬死状態。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21471264.jpg
▼頭部
複眼の後ろ側に突起。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21483096.jpg
▼肛上片
こちらも明確に二叉になっている。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21494745.jpg
▼側棘
第4~第9腹節にある。第4腹節の側棘はこの写真では見えにくい。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_21551721.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●コオニヤンマ
体長約10mm。この形はコオニヤンマ独特のもの。
千葉で冬のヤゴ観察(コシボソヤンマ、ミルンヤンマ)_f0324026_22432756.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS


■今日の結果
●ミルンヤンマとコシボソヤンマのヤゴを改めて観察
本がなければ何も知識がないので同定不可。いくつか記載のある同定ポイントを確認しながら撮影。
それらを繰り返すことで少しは記憶に残っていくに違いない。
即席でタッパに白いレジ袋で背景を白にしたが、不十分過ぎ。
もっときれいに撮影する方法があるのだろうが、取りあえずは同定ポイントが撮影出来れば良いので暫くはこのままの活動予定。

●ミルンヤンマを確認
羽化時期などここでの観察は行っていないので、早々とミルンヤンマが確認出来た事は嬉しい。コシボソヤンマも含めて羽化時期の観察が楽しみ。



by Nature_Oyaji | 2020-02-24 22:08 | トンボ | Comments(0)
2020年 01月 19日

越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所

■平塚の過去見たことのなかった越冬場所の確認へ

虫友Iさんが見つけていた平塚方面のホソミイトトンボの生息場所ですが、2018/12/8に訪問した際、越冬個体はツルにいた2頭のみ発見していた。

今シーズンは定点観察として虫友Iさんが単独でホソミイトトンボの越冬個体観察されていた。その際発見した越冬場所を連絡頂いたが、過去こちらが確認していた越冬場所とは全く異なる環境だった。

◾️改めて過去の観察で得たホソミイトトンボの越冬場所
2017/1/9に初の越冬個体を発見してから今季の冬のシーズンまででの観察で6ヶ所程で越冬個体を発見してきた。
以下繰り返しになるのですが、その際見つけた越冬場所は
●チャノキなど緑の葉の中に枯れた細めの枝がある木(高めでも低めでも可)
●細めの枝がある枯れた木(高めでも低めでも可)
●竹林(逆さになった枯れた枝)
●杉やヒノキなどの枯れ気味の枝先や葉先
●枯れたツル植物

■好みの条件
●日当たりは良いが風雨は当たりにくい場所。上側は他の木が覆いかぶさっているなど
●高さは膝下程度にもいるし、大人の目線位の高さが多い(ただもっと高い所にいる可能性もあり、そこは目が届かないので見つけられないだけかもしれない)
回転逃避するため止まる枝やツルは体とほぼ同じ太さかそれ以下
●飛ぶ際、が枝などに当たらない程度の空間がある場所
枝、ツルともほぼ垂直に近い場所(ただ必ずしも垂直が必須というわけではない)
竹の場合、横に倒れていたら下に向かっている枝や、折れた枝なら逆さまに引っかかった状態の場所
引っかかった枝などは揺れ易くても可(その方が鳥などが止まれないので安全性が高いと思われる)
●水辺からは割と離れた場所(決して水の上や湿地の上にはいない。越冬中、水に落ちたら動けない)

これが過去数年で見つけてきた越冬場所の情報だが、今回はこれらとは全く異なる環境ということで、改めて訪問(ご案内ありがとうございます)。

◾️全体像
南向きで日当たりが良いのは共通だが、地形的には土手斜面を垂直に削った様な部分に草が覆いかぶさった様な状態。雨風を遮ってくれる木などはないが、垂直部分は少し奥まっていて、その上に草が覆っているので、雨は避けられそう。

またここから3m程の所に谷戸特有の田んぼ脇を流れる細流があり、水辺に極近いのも異なる点(1枚めの写真では左上の暗めの所が細流となっている)。

今の時期、太陽は8:00頃から当たり始め、山間に隠れる14:30~15:00頃まで当たっている。
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20251528.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

●この場所で越冬している2頭
地面からの高さは共に約20~25cm程度で、この高さも今までとは全く異なる。
▼♂
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20403638.jpg
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20410451.jpg
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20410402.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
▼♀
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20344339.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_20352842.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

ひとまず現在の個体を撮影したので、別々に12:00近くまで次の越冬個体探索を実施した。
細流周りなど秋口には広くホソミイトトンボを見ていたという事で、その付近の日当たりの良い場所を探しては探索。また少し高い所には太めのヒノキ林があり、優良物件のように思えたので探索してみたが空振り。

●ヤゴ探し
2時間以上探索しても新たな越冬個体は見つからなかったので重い足取りで戻ると、虫友Iさんが水中用の捕虫網を持ってきていて、ヤゴ探しをしていた。
細流に生えている水生植物付近を掬ってもらったが、簡単にミルンヤンマのヤゴが見つかった。既に何度か掬ってみた所、大小サイズの違う2種類のミルンヤンマンのヤゴが見つかったという(家で「日本のトンボ」で確認した。引用させて頂くと「幼虫期間半年~3年程度(2~4年1世代)」とあり、サイズが異なるヤゴが出てきて当然の様)。

ミルンヤンマは7月には羽化するので、今季はこちらでも撮影してみたい。またコシボソヤンマもいるようなので、コシボソヤンマの羽化撮影でも訪問してみたい。

●12:00過ぎ、改めて越冬個体がいた付近を探索
越冬個体が見つかった場所付近はかなり日当たりが良く、気温は手元の温度計で12℃を超えていた。この状況は前回の都下での探索と同様、活動する個体が出てくる可能性があると感じた。

▼改めて♂目線で撮影
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_21163175.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25

●新たな個体発見
撮影中隣にいた虫友Iさんが「このオスの近くにもう一頭メスがいたが、この♂を撮影中飛ばしてしまったようだ」と話してくれた。この狭い範囲で3頭越冬個体がいたという事で、やはり場所としては良いのでしょう。

その後また別れて近くを探索していたが、暫くして越冬個体近くで探索していた虫友Iさんから「いた!」という声がした。

越冬個体の近くで♀の個体を発見してくれ、越冬個体のいる上側の斜面に移動した個体をそのまま追っていたが、その♀は更に上に逃げた様でロスト。ただ追った斜面でまた2頭見つけてくれた。

気温が上がったのでやはり何処かに潜んでいた個体が活動を開始したようだ(都下での活動開始と同じ)。

▼新たに見つかった♂2頭
撮影してみると共に♂で、先程ロストしたのは♀だったので新たにここで3頭発見となった。
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_21395680.jpg
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_21395644.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●13:00頃から越冬場所へ移動する個体の観察開始
ホソミイトトンボについては昨年のオツネントンボの様に越冬場所へ移動する様子はまだ観察出来ていなかった。2頭いた♂は1頭ロストしたが、残った♂については今回チャンスなので見守ることにした。

その時虫友Iさんは「この前の観察では、下にいた♂は今見ている上の斜面にいたが、13:30頃一気に下に降りていったのを見た」と話してくれた。「どうやら越冬場所を記憶していて、戻る時間になるとしっかり越冬場所に戻るようだ」とも。

●以下残った♂の観察
▼13:00過ぎ
クリーニング行動のように腹部を上下し始め、少し翅を震わせたのち短い距離を飛翔。
1分程度静止したのち、また短い距離を飛翔。それを何度か繰り返していた。
見た感じでは良い越冬場所を探しての移動のように思えた。
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_22123657.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
▼そこから5分後位
一時日が陰り、一気に気温が下がった。その際一度飛んだが、体が冷えていたためかすぐ地面に落下。そんな様子は初めてみた。
ただその後また太陽が出て気温が上がると、また元気に飛翔した。もしこのまま太陽が出なかったらそのままか、歩いて移動するのかもしれない。

▼13:15位
やがてシダの下に止まり静止した。太陽は雲に隠れたり出たりをし始め、先程まで暖かかったが気温が下がり始めた。
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_22163897.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

シダの下で静止してから約30分以上見ていたが、もう翅を動かすこともなく、活動を停止し、ここで過ごすと決めたようだ。
もともとここが越冬場所で、記憶していた場所ということで戻ったのか?については今後の虫友Iさんの観察をお願いしたい(よろしくお願い致します)。

またこんなシダの下でも平気で越冬場所とするのかも気になる。他に越冬している個体がいるかどうか、こちらも是非引き続き観察をお願いしたい。

●朝撮影した2頭を最後に確認
14:00を回り今日の観察は終了。
先程の2頭のエリアも少し冷え込んできたためか、体を枝にしっかり寄せてすっかり越冬モードに変化。

▼♂
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_22271384.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
▼♀
越冬トンボ観察-15 ホソミイトトンボ(平塚-1)過去見たことのなかった越冬場所_f0324026_22271344.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今日の結果
●越冬場所は新たな場所を確認
高さは20cm位とかなり低めでも良いが、暖かく何かで雨が当たらない様な場所。ただ単に斜面では雨が当たりやすいので、垂直になった様な場所で少し空間があるような場所なら可能。

また水場からは3m程だったが、これも過去この様に近い場所には越冬個体はいなかった。気温が下がると動きが悪くなるので、何かのきっかけで下に落ちることもあるので、水が近くにある場所は危険なはず。でも杞憂なのかもしれない。

●気温12℃過ぎ位で活動開始する個体を確認
以前の都下の越冬場所と同様、12℃位から飛び回る個体がいることを確認。
朝撮影した2頭は動かないので、やはり活動温度の閾値が異なる個体がいるのかもしれない。

●越冬場所へは13:00頃から移動準備
冬場、暖かくなる場所は活動する個体が出てくるので、新たに見つかる可能性があるし、もし見つかれば近くで越冬している可能性が高い。

今回は13:00頃から越冬場所を探すような動きを開始し、13:15過ぎにシダの下に静止したまま動きを停止した。他の場所でも発見出来たら13:00頃から1時間ほど追ってみるのが越冬場所を見つける手がかりになりそう。

昨年観察したオツネントンボの越冬場所観察でも太陽が出ていて暖かい日には越冬場所から出てくるが、13:00過ぎから越冬場所近くに戻り、13:30頃からは穴に戻っていった。オツネントンボは太陽が出ていることが冬場の活動には必須で、戻るタイミングは太陽を見て判断している可能性があり、ホソミイトトンボも同様と思われる。

短く飛びながら急に気温が下がった後、体が冷えていたためか飛び上がった瞬間に落下したのはちょっと衝撃的だった。
冬場の活動は急な気温の変化もあり、戻るタイミングを間違えると危険なこともある。
戻るタイミングは大切なので、改めて太陽の動きを見ているのではと思えてきた。

また13:30過ぎに一気に元いた越冬場所に戻るのを虫友Iさんが見ている。どうやらお気に入りの越冬場所は覚えているようだ。


●今回の場所は朝一番で日が差し込む場所
山間で太陽が当たりにくい場所であるが、その中でも山から太陽が登れば早いうちに日光が当たり、暖かくなる場所だった。探索ポイントとして早くから太陽が当たる場所も好条件の一つのように思える。思えば他の越冬場所もそのような所が多かった。


by Nature_Oyaji | 2020-01-19 22:48 | トンボ | Comments(0)
2019年 08月 24日

コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影

■コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影
7/18に2度めの羽化撮影後、初の訪問。
昨日は雨で、今日も朝方若干悪かったものの、9:00過ぎには青空が出始めた日。
雨の翌日の好天気の日には、雨で産卵出来なかったメスたちが一斉に産卵する可能性がある。
またメスが出てくるようになればオスと遭遇する機会も増えるため、交尾態に出会える可能性も高くなる。
はたしてうまく出会えるか・・。

●7:00過ぎから探索
コシボソヤンマ自体は早朝から活動はしないものの、他のトンボたちの観察もあり探索開始。
その頃から活動しているのはコオニヤンマ。他の場所でもコシボソヤンマとコオニヤンマは同様の環境が好みなのか、よく遭遇する。
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22152404.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

ただその後は全くヤンマ系(ここではコシボソヤンマ以外に過去、マルタンヤンマ、ヤブヤンマ、ミルンヤンマ、オニヤンマを見ている)は姿を表さず。晴れては来たものの、また曇ったりすることもあり思ったほど気温が上がらない。
そのためトンボ自体の活性が上がらないようだ。

トンボを待ちながら、今日のもう一つの目的でもあったルリモンハナバチを撮影。

●ルリモンハナバチ
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22203266.jpg
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22203228.jpg
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22203250.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

12:00過ぎになり、気温は31℃を回ったものの一向にヤンマ系のトンボたちは姿を表さない。

●カワセミ幼鳥
細流にいたカワセミ幼鳥を撮影。まだ幼鳥のためか、極端に人を恐れることもなく近くによって撮影。
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_23043225.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

●交尾態を目撃
細流脇を行ったり来たりを繰り返し、15:00頃に初の縄張り飛翔のコシボソヤンマを確認。
いざ撮影と思った瞬間、バラバラと音がした。
よく見ると交尾態となったペアが一瞬見え、岸辺の草の下に消えた。息を呑みながら暫く待つと、しっかり交尾態になったまま飛び出し、木に止まってくれるのを念じたものの、そのまま木の枝の間から空へ消えた・・。残念。

●飛翔撮影
16:00過ぎまで待つとまた別のオスが縄張り飛翔開始。
翅の痛み具合からすると、1枚目だけに欠損があり、後のは欠損がなく、少なくとも2頭来ていた事に。

Photohitoリンク
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22302645.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25(トリミング済)
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22302674.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22302510.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 交尾態探索&飛翔撮影_f0324026_22302643.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art(トリミング済)

■今回の結果
●トンボ活性上がらずの日
雨上がりの翌日で太陽も出たものの、午前中は曇りがちで一気に気温が上がらず。
午後は雲はなくなり太陽が出たものの、相変わらず気温は上がらなかった。
そんな気温のためかトンボ自体の活性は上がらず、産卵も交尾態も縄張り飛翔も活性が低かった。
また午後一番気温が高い時でもぶら下がることもなかった。


by Nature_Oyaji | 2019-08-24 23:13 | トンボ | Comments(0)
2019年 07月 18日

コシボソヤンマ 羽化-2

■梅雨寒の中、久しぶりに太陽が出た日の夜 4度目の訪問
羽化に出会えそうな気がして再訪問。
向かっている途中で虫友Iさんからも同じ場所に向かっているとの連絡。
こちらは以前産卵を撮影した近くもう一ヶ所の下見後、合流へ。

●1ヶ所目
産卵が良く見られる場所付近やその少し下流部と、更にもっと下流部の両岸を探索したが何も発見出来ず。
遅れている可能性と羽化場所が違うかもしれないので、引き続き確認したい。

●前回訪問した場所へ
21:40過ぎに合流。
まず前回羽化撮影した場所を確認。こちらは見つけることが出来なかったが、虫友Iさんが22:00過ぎに前回羽化した場所から1m隣の同じ植物で倒垂しているメスの個体を見つけてくれた。枝先の葉の部分ががちょうど川に接していて、そこから登って羽化したようだ。

ありがたい事に先に撮影させて頂いた(申し訳ない)。
ただ撮影準備中、起き上がって尾部を抜き始めてしまい倒垂は撮影出来ず。

▼22:16
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341761.jpg
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341743.jpg
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341714.jpg
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341779.jpg
▼22:21
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341876.jpg
▼22:24
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341880.jpg
▼22:37
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341850.jpg
                               SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

▼23:57
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_07341828.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

●名前の由来のコシボソの出現 0:24撮影
羽化直後は縮んでいることもあり、全くクビレなし。
写真は一番最後に撮影したもの。この頃見るとクビレがはっきりしてきている。
見つめていても少しだけ変化していく部分だけに目視では分かりにくく、時間を置いての比較しかない。
コシボソヤンマ 羽化-2_f0324026_19431445.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

■今回の結果
●同じ場所で羽化2頭目
同じ所での羽化ということは、この辺りにヤゴがまだいる可能性大で暫くはここを中心に羽化観察予定。

手分けして上流部から撮影した場所(ほぼ最下流部分)から更に下流部まで探してみたが、他の羽化殻・羽化個体は見つからず。
今日は急激に暑くなったが、まだ一斉に羽化する所まで行っていない状況。余りに今季の異常気象の影響大の感。この台風が通り過ぎた来週に活発になりそう。

●定位時間帯
22:00過ぎで倒垂中(脚も折り畳んだ姿)だったので、恐らくは21:00辺りからか。

●ヤゴの大きさ
意外と大きいコシボソヤンマのヤゴ。
ネットで調べたヤゴの大きさを列記すると

・アオヤンマ 42.6mm
・ヤブヤンマ 45.7mm
・ネアカヨシヤンマ 47.5mm
・コシボソヤンマ 47.8mm
・オオルリボシヤンマ 51.6mm

サイズには幅があるのでしょうが、ヤブヤンマやネアカヨシヤンマより大きかったとは驚き。

●次回の計画
定位からの撮影としたい。
聞いた話ではコシボソヤンマはかなり神経質というので、定位時間帯の21:00頃(と想像)までは沢にも入らず放置とした方が良さそう。
そして21:00から運を天にまかせてしっかり探索。

ただ虫友Iさんは撮影日は20:00前後には一度この付近も探索しており、それなりにヤゴには何かしら危機感は与えていたはずですが、羽化はしていた。
そんな個体もいるということは一つの観察記録。


by Nature_Oyaji | 2019-07-18 12:52 | トンボ | Comments(0)
2019年 07月 15日

コシボソヤンマ 羽化(初)

■この多産地での羽化探しは今季3度めで、ようやく初のコシボソヤンマの羽化個体を確認
今季の目標の一つのコシボソヤンマ。
房総とこの神奈川でそれぞれ2回ずつ探索したものの、羽化殻すら見つからずどうにも進展がなかった。
今日も雨模様ながら、夕方より探索へ。そしてようやく初の羽化個体を確認。

●1ヶ所目
23:00過ぎに都下の湿地とその脇を流れる細流を確認。
ここでは昨年虫友Iさんが8月に羽化済のものを撮影しており、生息していることはわかっている場所(ただ個体数は少ない)。
1:30過ぎまで探索したが、オニヤンマの羽化殻1個とアカネ系の羽化殻2個、それからヘイケボタルが数頭飛翔するのを確認。

●次の訪問地思案・・
雨が強くなってきた中、ずぶ濡れで戻り一休み。
コシボソヤンマ探しに少々心が折れかかり、次はどうしようかと迷いが発生し、あれこれ訪問先を思案。
1. まだ今季はオツネントンボ羽化が未達なのと、ほぼ終焉のハネビロエゾトンボの羽化終了の確認に行くか
2. ネアカヨシヤンマ羽化撮影した場所でもカトリヤンマの羽化の頃なのでその確認と、合わせてネアカヨシヤンマとアオヤンマの確認に行くか
3. ホソミイトトンボの夏型も羽化中と虫友Tさんから情報を頂いているので、羽化や未達の夏型♂+越冬型♀の連結撮影に行くか
4. もう一度コシボソヤンマ羽化探しとするか

迷った末、結局は初志貫徹で、4. に決定しすぐ移動。
現地に3:00過ぎ到着。雨が続いていた為、夜の探索は止めて4:30まで仮眠。

●4:30より探索開始
明るくなる前の天気は小雨~曇り、気温は夜を通じて20~21℃だがこの条件で羽化するのかも気になる所。
探索開始から10分後・・沢に覆いかぶさるように生えていた植物が目に付き、沢にしゃがんで照らしてみると、その葉裏にいた羽化したコシボソヤンマ(♂)を確認。
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_15362634.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_15365358.jpg
Photohitoリンク
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_15373085.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

▼葉の表側からライトを当てての撮影Photohitoリンク
暗めなのでライトの当て方をいろいろ試してみたものの一つ。トンボがシルエット気味に見えてこれも良いかもしれない。
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_15381856.jpg
SONY α7RIII+Carl Zeiss Batis 2/25
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_15383910.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

▼8:49 (Photohitoリンク
見つけた際は翅を開いていたが、雨続きと寒さのため、とうとう翅を閉じてしまった。
コシボソヤンマ 羽化(初)_f0324026_23110585.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art

■今回の結果
●羽化済だがようやく羽化個体を確認
4:40過ぎに翅を開いていた個体。羽化場所もわからなかったので第一歩としては十分な発見(ハネビロエゾトンボの時と同様)。
植物自体は岸ギリギリから生えており、水から上がったヤゴはそのままこの植物の茎を登り、葉裏で羽化。
水から葉裏までの移動距離としては約50cm程度。
川底は砂より角の取れた丸い岩が多い状態。ヤゴは水中では何かにしがみついている様なので、砂地よりは良いのかもしれない。

●過去2度の探索で見つからなかった理由・・
そもそもここでの平均の羽化時期がわからないので、2度の訪問時はまだ時期が早かった可能性もあるし、今期は遅れたのかもしれない。
これについてはまた来年の羽化時期の気温の変化を見ながら、今期と比較する必要がある。
ここでは7/11には1頭オスを見ているので、また来年もこの日付近からが確認時期としたい。その前後辺りからまた羽化が見られればその頃開始と考えられる。

また今週末の梅雨明け(予報)とともに気温が上がり、多数の羽化開始となるようであれば、梅雨寒の影響があったと言えそう。

また房総の訪問場所も同様に遅れていた可能性大。こちらもいずれは確認としたい。

●次回
梅雨明け後また探索を行い、梅雨寒の影響の確認と定位からの撮影を達成したい。


by Nature_Oyaji | 2019-07-15 16:09 | トンボ | Comments(0)
2019年 07月 14日

コシボソヤンマ 羽化探索-2

■羽化探索・・とした通り、結果的には羽化はまた見つけられず
●1ヶ所目 房総
前回のコシボソヤンマ探索後、計画した房総の細流へ訪問。
4月のゲンジボタル上陸観察時、流れの緩やかな所に多数のコシボソヤンマのヤゴを見ていたので期待して訪問。
22:00過ぎからまずは羽化殻探しとしてみたが、あったのはコオニヤンマの羽化殻2個のみ。
ここは山の縁を流れた2つの細流が、Y字型に一つの流れになっている場所。
間を置いて1:00過ぎにまたもう一方向からの細流を確認したがまたこちらも発見に至らず。

早朝、ここは諦めて一端ヒヌマイトトンボ撮影+ナゴヤサナエ撮影へ。

●2ヶ所目 7/11に訪問した細流へ
16:30頃まだ明るいうちに羽化殻確認したが、また見つからず。
そして前回と同様、また23:00過ぎから1:00過ぎまでチェック。今回は7/11に確認した細流に加え、前回確認していなかった別の細流と、更に上流部をチェックしたがまたまた空振り。

その後明日朝再チェックのため、車で待ってみたが天気予報通り雨が強くなり、また午前中も朝から強めの雨の予報だったので、今回も撤収。

■今回の結果
●羽化観察は難航中
今の所、羽化殻も見つけられていないので、全く進展はゼロのまま。
コオニヤンマの羽化殻を見つけたが、以前産卵撮影で訪問した別の沢でもコシボソヤンマとコオニヤンマは同じ環境下で産卵していたので、両トンボの生息環境の好みは似ているのかもしれない。

羽化場所についてはその場所での好みの場所があるはずで、やはり定番の羽化殻確認をしっかり行ってから。
それぞれの生息場所について頻繁に訪問している場所ではないので、どこが好みのエリアなのかは不明。
解決には継続訪問しかなく、少し時期をずらしてまた近々(羽化期間もわからないが)確認訪問としたい。


by Nature_Oyaji | 2019-07-14 07:40 | トンボ | Comments(0)