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オヤヂのご近所仲間日記

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タグ:ネアカヨシヤンマ ( 37 ) タグの人気記事


2020年 08月 10日

ネアカヨシヤンマ 交尾態探し-4

■4度目のネアカヨシヤンマ交尾態探し
早朝の観察もしておきたく、6時頃から現地入り。
予定では早朝の黄昏飛翔に合わせて訪問予定だったが、前日の疲れで遅くなってしまった。

●結果は未達
今日も出会うことはなかった。
探雌行動は7時半頃から開始し、昨日は撤収する2時頃まで見ることが出来たが、今まで見聞きした事からはやはり午前中が交尾態観察には適している。

時間帯訪問やその場所での風向きなど事前に出来ることは最低限の準備としてやっておき、あとは交尾態になってどこに飛んでいくのか、こちらが気付く場所・撮影出来る場所に止まってくれるのかなど運次第。

準備・現地確認しつつ、あとは何度か通って確率を上げるしかない。

●8:26 
湿地の上の木でメスがぶら下がり。
よく探雌行動のオスが見て回っている木で、ここでオスが来たら・・と思いしばらく見ていたが、この時間帯では全く飛んでくることがなかった。

撮影中、丁度脱糞の場面に遭遇。
2枚めは1枚めトリミング(この解像度には驚き)。

ネアカヨシヤンマ 交尾態探し-4_f0324026_06222396.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探し-4_f0324026_06223720.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●11:14
探雌行動後、止まってしまったオス。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探し-4_f0324026_06231799.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今回の結果
●4連敗
それでも通ったことによる積み重ねはあるので、また次回に期待。



by Nature_Oyaji | 2020-08-10 15:56 | トンボ | Comments(0)
2020年 08月 09日

ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3

■未達のネアカヨシヤンマの交尾態探索で3度めの訪問
何日か前にここで9:30過ぎに交尾態が見つかったと連絡があり、今季3度目の訪問。
9:30過ぎに見つかったということは、当然ながらその時間より前に交尾態になっている訳で、観察時間帯を早める必要がある。

今日は到着は9時少し前着で、14時過ぎまで現場で一緒になった方々と探してみたが、今日は交尾態は見つからなかった。生き物ゆえその時の運だが、生態を知った上での観察なら(交尾態の時間帯など)出会えなくても諦めもつくし、出会えればより生態について積み重ねが出来るので、とにかく行って観察するのみ。

ただ・・この灼熱地獄の中でウエダーを着込んでの探索は修行僧状態で、好きでなければ続かない。

●オスのぶら下がり 10:11
既に30度を超えていたためか、木陰でぶら下がっていた。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3_f0324026_19334082.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●産卵 13:10頃
時々メスが入ってきて産卵するのだが、今日は待っていたエリアには2度ほど。
前回は朽木だったが、今回は過去ここでよく撮影していた地面への産卵場面となった。
いつもながら敏感でちょっとした動きで産卵を止めてしまう中、みなさんと一緒に撮影。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3_f0324026_19340321.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3_f0324026_19340361.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●午後のぶら下がり 13:34
別の場所でぶら下がっていると教えていただき広角且つF値を絞ってパンフォーカス気味にし環境を入れての撮影。
ここでも数名で入れ替わり撮影してみたが、かなり寄っても動かず、こんな個体もいるのだなと思いながら撮影。
1枚めは横で撮影したが、構図的に縦に切り抜いてみたもの。
2枚めは始めから縦構図で画像下側を少々トリミング。

ともに24mmでの撮影で、フードを外しレンズ前5cm程まで寄ってみたが、逃げることもなく撮影させてもらえた。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3_f0324026_19383686.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵-3_f0324026_20144823.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

■今日の結果
●特筆すべき事はなし
明日、連休最後ということもあり再訪問予定。
通って出会える確率を上げるしかなさそう。


by Nature_Oyaji | 2020-08-09 19:44 | トンボ | Comments(0)
2020年 08月 02日

ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵

■土日とミルンヤンマ探し後、ネアカヨシヤンマの交尾態探しと産卵撮影
先週に続き、今週末は交尾態探索と産卵撮影で2日費やした。梅雨明けで天気は良く、活性は上がっていた。
探雌するオスは多数いたのだが、この2日間はこれもタイミングなのか全く交尾態には出会えなかった。
土曜はここでの初の産卵撮影だったが草の中に埋もれた朽木だったため、生態写真としては良くなく日曜に期待していた。
写真はいずれも日曜に撮影したもの。

●7:20
ぶら下がった木で腹部の運動するのを確認。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23071114.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23072656.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●8:06 先ほどと同じ個体
8時には先程のオスが池の上の木にぶら下がっている所を確認。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23032256.jpg

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●13:00過ぎに産卵 自然光
この個体はこちらの刺激が少なかったこともあり、15分程産卵後、一時飛び上がり暫く産卵休止後、また産卵と産卵休止、最後3度目の産卵後どこかへ消えた。

一度目での産卵は朽木脇に行ったが、2度目は横から撮影させてくれた。
この場面では産卵針と差し込まれている様子が確認できた。
少し明るめということもあり、自然光での撮影。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23175640.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23190341.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23195582.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●ストロボ電撮影
やはりこちらの方がはっきり撮影出来る。お決まりの産卵針もしっかり。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探しと産卵_f0324026_23190120.jpg

SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

■今日の結果
●交尾態は未確認
この2日間の観察では交尾態は見ることはできなかった。
まだどの様な条件が揃うと交尾態になるのか不明だが、前回は9:30頃に交尾態自体と交尾を仕掛ける様子が確認出来たので、まずはこの時間帯以降に探索するのが良さそう。

●産卵
土曜は10:45頃に産卵に来たが、今回は13:00過ぎから。


by Nature_Oyaji | 2020-08-02 23:25 | トンボ | Comments(0)
2020年 07月 26日

ネアカヨシヤンマ 交尾態探索

■既に活動ピークを過ぎている(かもしれない)と思われるネアカヨシヤンマの交尾態探索
今季の目標の一つであるネアカヨシヤンマ交尾態撮影。
一昨年、初めて交尾態を撮影したネアカヨシヤンマですが、もちろん狙って出会えるものではありませんが、可能性を信じて前回撮影出来た場所を訪問。時期的にも撮影出来た時と同じ頃。

今季の活動としては、ネアカヨシヤンマの成熟は7月上旬頃とも聞いていた事と、ネアカヨシヤンマが該当するか未確認だが種類によっては交尾は一度という種もあると聞いた事もあり、7月のなるべく早い時期から観察しておきたかったが、昨今の長梅雨の為延び延びになっていた。

作戦としては広く見渡せる場所で交尾態が飛ぶ所を待ち、見られたら時間帯、気象状況などをチェックして行くのが良さそう。結果は今後の為の情報として積み重ねていきたい。

虫友Iさんも合流し、9時過ぎから探索開始。

●9:03 今季初のオス撮影(Photohitoリンク
探雌などは既に多数の個体が行っていたが、その中の1頭が枝先に止まった所を撮影。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索_f0324026_23515117.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

●9:30頃 今季初の交尾態確認
虫友Iさんが交尾態が飛翔するのを目撃。飛んだ方向を慎重に探索。一度交尾態になれば2時間以上交尾態のままなので、手分けして必死に飛んだ方向の木々の枝などを探してみたが、とうとう見つからなかった。
天候は朝から曇りだったが、交尾態が見られた頃は太陽が少し差していた。

●10:30頃
空中でメスに交尾を仕掛けるオスを目撃。
メスは飛びながら腹部を後ろ側へ反らす、いわゆる「交尾拒否」を行っていた。

●10:50頃(Photohitoリンク
休息中のメスを撮影中、ひょっとしたら探雌のオスに見つかり交尾態になるかもしれない・・などと話をしている最中に探雌のオスに見つかった。
先程同様、空中で交尾を仕掛けていたが、こちらの期待も虚しくメスに逃げられてしまい終了。

この雌自体は翅にもスレはなく、まだまだ若い状態。
産卵活動が終焉するまで時間があると思われる。他のメスもこの様な状態だとまだ観察のチャンスがありそうで、そう思って観察したい。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索_f0324026_00502233.jpg
SONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

その後も交尾態での飛翔、林の中の休息中の個体探しなどを14時過ぎまで行ったが、特に新たに確認出来たこともなく、一人先に撤収。

お疲れさまでした。

■今日の結果
●交尾態は午前中
9:30頃に交尾態での飛翔を確認したことや、2度空中での交尾態を仕掛ける様子を目撃したことなどから交尾態を仕掛けるのは午前中が濃厚。
時期も限られるのでまた今週末訪問予定。



by Nature_Oyaji | 2020-07-26 14:58 | トンボ | Comments(0)
2020年 07月 19日

ネアカヨシヤンマ 産卵

■既に産卵時期になっていたネアカヨシヤンマ
現在、自分の中でのトンボ撮影の楽しみは、その種類の1年間のイベントとなる生態写真を残していく事で、特に羽化、交尾態、産卵は是非とも残しておきたい。

そのためにはいつものことながら、時期、時間、場所、気候などがすべて合致した時のみ出会えるので、それぞれの情報とタイミングと少しの運が必要。

特にヤンマ系の交尾態についてはどんなタイミング(時間帯、場所、気候的な条件)なのかが良くわかっていない。出会えないのはその中の何かが欠けていた結果なので、わかっていないことを一つ一つクリアしていく=それぞれが生態の確認ということになるので、今後も楽しんで一つ一つ確認していきたい。

今日は偶然にも今まで一番早い時期の産卵に出会えた。
そして産卵ということはまだ一度しか出会えていない交尾態も終えているわけで、もう今季の目標としている交尾態の時期になっているということを改めて認識。少々辛くて楽しみな時期の開幕・・。

●ネアカヨシヤンマ産卵
これは言い訳にしかならないのですが、撮影時きちんと始めからストロボの準備もしていなかったのが敗因で、せっかく今季導入したストロボを活かせず、撮影失敗。
現像で処理したもののどうにもいけません。

撮影結果はさておき、産卵自体に出会えたのは嬉しい。
ここではぶら下がりは撮影したことはあるが、産卵場所はわからずにいた。この環境を参考に歩いてみると、同様に朽ちた木がたくさんあり、分散して産卵している様子が目に浮かぶ。

▼12:28
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22370097.jpg
▼13:03
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22374797.jpg
▼13:07
人が通るたびに驚いて上部の木に待機し、また降りての産卵を何度か繰り返していたが、このあと飛び去り。
ネアカヨシヤンマ 産卵_f0324026_22375698.jpg
全てSONY α7RIII+FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

今日は梅雨の中、久しぶりに好天気となり気温は午後で30℃を超えた。
生息場所も空気は熱くなっては来たものの、ぶら下がりが見られるポイントにはとうとうトンボは来ることはなかった。

■今回の結果
●産卵確認
今季初とともに過去一番早い時期での産卵だった。もっともこの時期に産卵確認で訪問したこともなかったので、偶然とはいえ一つの知見となった。


by Nature_Oyaji | 2020-07-19 22:49 | トンボ | Comments(0)
2020年 06月 15日

ネアカヨシヤンマ 羽化 自然光での撮影

■自然光での羽化撮影
同じオスの羽化の様子を自然光でも撮影したもの(単にLEDを消し、少し長時間露光)。
初めての明るい場所での羽化でしたが、逆光方向でこの方向しか撮影出来なかった。
それでも逆光状態も有りかと思い、自然光で同時に撮影していたもの。
現像で補正してみたのですが、ライトを当てての撮影より生態写真としてはそのものの美しさが出ている気がする。

4枚目のみPhotohitoリンクを付けましたが、副性器部分がエメラルドを付けたような、淡い輝きとなっていた。
この場面に出会えたことに感謝。
ネアカヨシヤンマ 羽化 自然光での撮影_f0324026_06442846.jpg
ネアカヨシヤンマ 羽化 自然光での撮影_f0324026_20231524.jpg
ネアカヨシヤンマ 羽化 自然光での撮影_f0324026_06442838.jpg
Photohitoリンク
ネアカヨシヤンマ 羽化 自然光での撮影_f0324026_06442839.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS



by Nature_Oyaji | 2020-06-15 06:45 | トンボ | Comments(0)
2020年 06月 14日

ネアカヨシヤンマ 羽化

■今季初のネアカヨシヤンマ羽化撮影
ここ数年の恒例なのですが、先日からのヤンマ系の羽化撮影の一番楽しみにしているネアカヨシヤンマの羽化撮影へ。
昨年は6/18に確認していたのですが、今日は6/13で夜の訪問予定でやや早めの探索。
ありがたいことに虫友Iさんが明るいうちに羽化が始まっていた事は確認頂いていた。
ただ探索予定の夜は20℃と昼間に比べて10℃近く低下で、移動中もやや肌寒さを感じる位でこの気温で羽化するか気になる。

●20:30過ぎより探索
結果的には羽化個体は見つからず。要因としては気温が低めとまた探索時間が早めで警戒させてしまった為かもしれない。

探索中、12日羽化したもののその後の雨で13日の夜でも飛べずに居残っていた個体が4頭程。
念の為そのうちの一頭を撮影。

▼居残りのオスの頭部
この個体は既に羽化から1日以上経過しているので、色はある程度しっかり出ているが、過去羽化直後の観察でも独特の模様と色合いが出ていることは確認済。
複眼のこの独特の模様と色合いはネアカヨシヤンマの魅力の一つ。
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_22452372.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●定位個体確認 2:37
探索開始から6時間・・。ようやく1頭の定位個体を発見。また嬉しいことにこの真下で1頭定位中の個体を確認。
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_22485953.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

ここからカメラをセットして羽化を待ったものの、一向に羽化してくれない。
羽化の状況確認でのライト照射が多分に影響しているものと想像。

●ようやく羽化開始したメス 4:40
だいぶ明るくなってきた中、裂開開始。試しに自然光で長時間露光位で撮影。
明るい中での羽化撮影は初。
ただ逆光方向な事と、場所的に木の下なので暗めになってしまったので、現像で補正で補っている。

▼裂開後暫く経過
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_22570356.jpg
▼LED使用
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23000370.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS
この個体は9:30過ぎに無事飛翔。裂開から約6時間程。

●その上で羽化開始したオス (LED使用)
▼5:02
ス撮影中、上の個体が羽化開始。
その時はオスメスどちらか不明でしたが、背景が下より抜け気味だったのでスイッチ。
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23014861.jpg
▼5:11
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23020275.jpg
▼5:44
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23034162.jpg
▼5:45
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23042952.jpg
▼5:53
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23063040.jpg
▼6:40
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_06120639.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●オスメス同時羽化 広角撮影
今回の撮影では全くの偶然だが、オスメスがすぐ近くで羽化してくれた。このような場面撮影も初。
メスが手前でオスがやや後ろ側。メスにピントをあわせ、絞って撮影。
ネアカヨシヤンマ 羽化_f0324026_23161932.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN

■今日の結果
●明るくなってからの撮影は初
定位は2時30分頃で羽化開始は5時頃。
明るくなってから羽化する個体がいることはネット等で見ていたが、単に朝方登って羽化する個体は少数のように思う。
ただ特に夜雨で、翌朝上がった日など羽化を回避した個体が上る可能性が高いと思われるので、そんな日は明るい場面での羽化撮影には狙い目と思われる。


by Nature_Oyaji | 2020-06-14 23:27 | トンボ | Comments(0)
2020年 03月 07日

越冬ヤゴ探索 自然の厳しさ

■厳しい冬もほぼ終わり、春の兆しの頃
冬の寒さと乾燥を乗り越え、ようやく春が近づきつつある今の様子を確認。

●ネアカヨシヤンマ
池はすっかり乾燥が進み、堆積した落ち葉は地面に近い部分で湿った部分が見られる程度。
所々に点在する朽木の裏にヤゴが潜んでいるのですが、ここは条件が良いのか見つかった直後はヤゴの周りはしっとりとしていた。
時折降る雨も貯まることもないのですが、それでも越冬ヤゴにとっては貴重な水分には違いなく、そんな水分で生きながらえているようだ。
越冬ヤゴ探索 自然の厳しさ_f0324026_23354473.jpg
1枚め撮影から数分も経過していない短時間の撮影とはいえ、乾燥した中ではすぐに朽木自体の乾燥が始まってしまった。
慌てて撮影後、もとに戻した。明日は少し雨が降るようなのでこの乾燥状態は少し潤うのですが、厳しさは変わりなし。
このサイズの個体はこの夏を過ごし、またもう一度冬を越してから羽化する個体。来年の再会を願って撤収。
越冬ヤゴ探索 自然の厳しさ_f0324026_23375929.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

●冬を越せなかったアオヤンマたち
朽木によっては池底の落ち葉の上に乗った状態のものがある。
落ち葉自体も水を含むことができるので、うまく雨水を含んで朽木との間で湿度を保てる場所もあるし、場所によっては乾燥が進むと葉も乾燥してしまい、ヤゴが潜んでいる朽木裏に空気が通りやすくなり、乾燥してしまう場所もある。
運悪く乾燥し易い場所を選んでしまうと、やはり待っているのは死ということになってしまう。
越冬ヤゴ探索 自然の厳しさ_f0324026_23461625.jpg
越冬ヤゴ探索 自然の厳しさ_f0324026_23461695.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS

乾燥から逃れるように下の湿った葉の中に潜り込む個体もいるようですが、逃げ遅れるとこうなってしまう。
なぜうまく逃げなかったのかなと思いつつ、これも一つの自然淘汰なのかとも思ってしまう。



by Nature_Oyaji | 2020-03-07 23:24 | ヤゴ | Comments(0)
2019年 10月 28日

ネアカヨシヤンマ 越冬前ヤゴ観察

■昨年も行った越冬前ヤゴ観察
●生活史
ネアカヨシヤンマは生息場所等は限られている事もあり観察対象としては興味があるが、素人ゆえ限られた時間・知識での観察となるためほとんど自己満足の範囲でしかないが今後も続けていきたい。
過去そのような中での観察した事や伺った事など合わせてここでの生活史を簡単に記載。

▼羽化
ここでのネアカヨシヤンマの羽化は今季は6/18に確認したが、早いときには6月第一週目から羽化すると伺った。
▼産卵
産卵は今季は7/27に確認したが、ここでの産卵開始時期についてはまた引き続き観察としたい。
▼孵化~ヤゴ生活
産み付けられた卵は約2~3週間で孵化するとあるので、8月上旬頃には孵化。9月下旬には水がなくなり始めるため、その約2ヶ月間成長する。
▼越冬へ
上記の様に9月下旬で水が枯れていく、その後は一時的に台風などの雨などで水が溜まり、活動出来る期間はあるかもしれないが、ほぼ2ヶ月間での成長で停止。そして再び水がなくなった後は枯れた池底の朽木や枯れ葉の層などの湿った場所で春を待つことになり、また水が潤沢になる春先に成長開始となる。

●今日確認のサイズの違うネアカヨシヤンマのヤゴ
体長が約12mmと約24mmの個体を確認した。
ヤゴペディアを参照させて頂くと、約12mmは8齢幼虫、約24mmは10齢幼虫~30.9mmの亜終齢未満の大きさ。

水中にいる場合は一気にすくい取って沢山のヤゴを確認出来るが、この状態では無理。居そうな場所を少しだけ探索した程度だが、この2種のサイズの個体のみ見つかった。断定は出来ないが、この2つのサイズで越冬の様。
ネアカヨシヤンマ 越冬前ヤゴ観察_f0324026_20182464.jpg
ネアカヨシヤンマ 越冬前ヤゴ観察_f0324026_20182455.jpg
SONY α7RIII+FE 90mm F2.8 Macro G OSS


■今回の結果
●12mm個体
恐らく今季生まれのもの。
来年春に水が溜まったらまた成長を続ける。ただ6月には羽化せず2度めの越冬に向かう。

●24mm個体
こちらは恐らく昨年生まれの個体で、10齢幼虫以上の状態で2度めの越冬となり、来季羽化する。

と、ここではこんな生活史となっているようだ。

(参照:日本のトンボ、yagopedia)



by Nature_Oyaji | 2019-10-28 20:51 | トンボ | Comments(0)
2019年 08月 25日

ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5

■いつもと違う場所でのネアカヨシヤンマの交尾態探索
先週、知り合いの方が少し遠方の多産地でネアカヨシヤンマの交尾態撮影をしており、今回また訪問するするという事で、その生息環境や交尾態がいた場所などを確認したく、同行させて頂いた。

天気は晴れ。最高気温は29℃程で、30℃を超えない日だった。

●交尾態が見つかった場所
交尾態が見つかった場所を教えて頂いた。湿地に向かう下り道脇の少し見上げるような樹上。

ここは海に近い事もあり、海からの風は湿地上を通り、木々の多い斜面に向かって吹いていた。
湿地で交尾態となったペアは風に乗ると自然に斜面に吹き上げられる事に加え、もともと高い木はその斜面にしかないので、トンボもその方向に飛ぶことになる。

ただ湿地自体が広めなので、何処に飛んでいくかはトンボ次第。通り道脇に生えている木に止まってくれれば確認は出来るが、それ以外の場所に止まったら行くことも困難で正に運次第・・というのが今回の多産地を見て思ったこと。

この日は何度か時間をおいて探索したものの、今回も出会えず終了。
それでも環境観察が出来たことは何よりの収穫。今回は撮影出来ても出来なくても、まずはこの環境観察が第一の目的だった。

●アオヤンマ
ネアカヨシヤンマ交尾態探し中飛来。摂食後静止したもの。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06125811.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS

●ヤブヤンマ
産卵場所で今日はオスメス各2頭程見られた。
池脇の地面で産卵していたメスに飛びかかり、交尾態になった所でまた低めで止まるよう願ったが、また高所に行ってしまった。
交尾態直後は池上空を低めに飛んでいたので期待したのだが、残念。今回も交尾態撮影はお預け。

写真は探雌の合間で止まったオス。
複雑な青色を持つ複眼は美しい。
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06164140.jpg
SONY α7RIII+SIGMA 50mm F1.4 DG HSM Art(トリミング)

●ネアカヨシヤンマ
産卵場所にはオスが1~2頭、メスは5~6頭飛来。
12:00近くにぶら下がっているメス近くに探雌のオスが近寄り、緊張が走ったがそのオスはぶら下がったメスを見つけることが出来ず終了。
産卵についてはいつも観察している場所と同様、10:30過ぎから撤収する14:00頃までは確認。

▼1頭が静止したあと、またもう一頭が静止
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06263678.jpg
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06263729.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS(1枚目はトリミング)

▼産卵
撤収する直前まで産卵撮影出来ておらずようやく最後に撮影。
浮草に囲まれた朽木への産卵は、過去撮影した中でも印象深いものになった。この情景がいつまでも続くことを願う。
(写真自体は大失敗してISO800で撮影して白飛びしていたものを、現像でなんとか見られる画像にしたもの。これもカメラ自体の性能に助けられた)

▼産卵風景(トリミング済)
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06272426.jpg
▼更にトリミング
ネアカヨシヤンマ 交尾態探索-5_f0324026_06273732.jpg
SONY α7RIII+FE 70-200mm F4 G OSS(トリミング)

●その他生息しているトンボ
▼マルタンヤンマ
時間的に産卵は終わっていた。
ネアカヨシヤンマの交尾態探索時は、今期目標のマルタンヤンマの交尾態も同時に探索したが、どちらも未発見のまま。

▼キイトトンボ
時期的に遅かった様で、産卵も狙いたかったが数頭のオスがいたのみ。

▼オオアオイトトンボ
多数群れていた。

▼ヒメアカネ
こちらも数は多かった。

■今回の結果
●交尾態探索は環境確認と運次第
交尾態を見つけるには湿地の上をどう風が吹き、風が通りやすい場所は何処かを探しておくのが見つかる確率を上げるには良さそう。
もちろん風に逆らっての飛翔もあると思うのですが、交尾態後は短時間で高い所に静止したがるので、風で飛ばされたらそのまま風に乗って行くのが恐らく最短時間で目的を達成出来る。

他のトンボでも同様に湿地からの風に吹き上げられて、風の通り道にある木に止まる事が多いと教えて頂いた。

これらは正に経験知そのもので、観察期間の浅い者にとっては貴重な体験となった。

※ご案内、ありがとうございました。






by Nature_Oyaji | 2019-08-25 22:44 | トンボ | Comments(0)