オヤヂのご近所仲間日記

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タグ:ホソミイトトンボ ( 47 ) タグの人気記事


2018年 04月 26日

ホソミイトトンボ産卵とヤマサナエ羽化

■土曜からGW突入(9連休)ですが、その前に久しぶりに有給休暇を頂き、GW予定している活動開始へ

●ホソミイトトンボ産卵
GW中、いつもの定点観察場所での産卵撮影を予定していましたが、今回このエリアで撮影するので、出来れば先に撮れればスケジュールに余裕が出る。越冬個体撮影から1ヶ月以上経ち、ホソミイトトンボもすっかり美しいブルーへ変化済。
しかも産卵の時期を迎えています。

早朝7時過ぎから探索するも、ホソミイトトンボは現れず。
虫友Tさんから気温が活動レベルに達していなかったためとお知らせ頂いた。
やがて気温上昇と共にどこからとも現れ、ここを離れる11時半頃にはペア5~6組ほどで産卵。
あぶれた♂は10頭ほど。数は少ないものの、一ヶ所に集中しているので密度は高く多くいるように感じる。

ホソミイトトンボは何故かこの小さな池に集まっていて、昨年見た時とはまた異なる場所。
その年で産卵に適した場所があるのだろうか。

Photohitoリンク
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO(テレコン付)
Photohitoリンク
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Olympus E-M1II+Kowa PROMINAR 25mm F1.8

■ヤマサナエ羽化
そんなホソミイトトンボに夢中になり、気づくと9:30を大きく回っていました。
同じエリアのせせらぎでは以前も撮影したヤマサナエも羽化時期を迎えており、一旦ホソミイトトンボ産卵撮影を途中やめ、ヤマサナエ探索へ。

普通は9時頃から羽化開始。
細流の浅瀬を探すと、既に羽化自体は終盤。飛び立つものもいてすっかり遅れ。
それでも青空とのコラボ撮影にはなりました。
Photohitoリンク
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Photohitoリンク
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Olympus E-M1II+Kowa PROMINAR 25mm F1.8


by Nature_Oyaji | 2018-04-26 23:09 | トンボ | Comments(0)
2018年 03月 18日

ホソミイトトンボ 春の観察

■ホソミイトトンボ 春の観察
午前中、虫友Tさんが訪問してくれていて(虫友Tさんブログはこちら)、3頭いるのを確認済。
午後、こちらの訪問は15時過ぎで気温は約12℃程度。

取り敢えず越冬場所観察は終了で、今後の観察は
1. 越冬場所エリアからの移動はいつ頃からか
2. 婚姻色への変化はいつ頃からか(以前、越冬色への変化は観察済)

●現在、越冬エリアにいる個体たち(皆、虫友Tさん、虫友Iさんが見つけてくれていた個体を今回確認させて頂きました)

今日の午前中も暖かかったため飛びそうな雰囲気だったようですが、昼過ぎには日影になったため、トンボ自体の温度はそれ以上上がらなくなりそのまま居残りの状態へ。

▼以前、柑橘系に単に枝がぶら下がっていた場所の個体(同じ個体かどうかは不明)
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

▼その個体の色の変化を確認したものの、今の時点ではまだ色の変化は見られない
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

▼頭上付近にいた個体-1
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

▼頭上付近にいた個体-2
珍しく若干緑が残る枝で静止中
それにしても見つけにくい所の個体で、こちらも見つけてくれた虫友Tさんに感謝。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

越冬開始時期にはメスも同じエリアにいましたが、いつの間にか全て飛んで移動済。
今現在どの様に過ごしているのか、どこにいるのか不明のまま。

産卵時にはオスメスとも田んぼ付近に集まりますが、春先のこの時期はメスはオスとは違う行動パターンなのかもしれません。
それも新たな疑問として今後も観察です。


by Nature_Oyaji | 2018-03-18 17:43 | トンボ | Comments(0)
2018年 02月 25日

ホソミイトトンボ 今期最後の越冬観察

■2月も最後の週末で今期のホソミイトトンボの越冬観察も取り敢えず本日で終了
昨日はこの付近も12℃を越えた日。
昨年の今頃は観察していたホソミイトトンボは越冬場所を離れ始めた頃(昨年の虫友Tさんのブログから)で、今日は移動しているかどうかの確認と最後の越冬個体探索で訪問。

●唯一の観察個体は?
まだ同じ場所に居残っていました。
一時はこのエリアには5~6頭もいて、他は既に移動済(あるいは捕食された?)。
そして気温は昨日飛んでも良い12℃以上に上がりましたが移動せず。
まだこの個体にとって、移動するための条件が未達なのでしょう。

この場所は雨は直接当たることもなく、またあの大雪でも埋まることもなく過ごせた場所。
本能に任せてここにいついた結果ですが、そんな安全な場所の選択もDNAには刻まれているのだと改めて実感です。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

■今シーズンの越冬観察での成果
●11/3:越冬エリアで田んぼから移動していた10頭程の個体が捕食している場面を確認。昨シーズンは11月にはどこにいるか未確認だったもの。
●11/19:今期越冬場所となったチャノキに集団でいる個体群を発見(虫友Tさん)。ツルや竹以外での越冬場所を初確認。
●何故か昨シーズン見られた竹やぶ内での越冬個体がゼロ。理由は不明ですが、ひょっとして昨シーズンには無かった大雪を避けた?(と思うのは飛躍しすぎですが・・)。
●真冬でも約12℃位で飛翔する事を確認。捕食行動も確認。

■御礼
虫友Tさん、こちらより遥かに観察回数を重ねて頂き、ありがとうございました&お疲れ様でした。

また来シーズンも引き続き、未確認の生態を観察していきましょう。
よろしくお願いいたします。


by Nature_Oyaji | 2018-02-25 16:26 | トンボ | Comments(0)
2018年 01月 27日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-10 大雪のあと

■1/22の大雪後の様子確認
先日のホソミオツネントンボでの雪の積り具合からすると、このホソミイトトンボが越冬している場所も同様に降り積もっているばずで、状況が気になり訪問。

現場6時過ぎ着。気温は-6℃。
暫く歩いて驚きました。
降り積もった雪の重みは想像以上で、容赦なく過去潜んでいた場所を押しつぶし、何本か太い孟宗竹でさえもへし折っている状況。
寒さもここでは経験したことのない位。

ただ思うに過去この地でも越冬中、より低温だったり、大雪だったりしたことも多々あったはずで、それでも現在生き延びているということは、思ったほどトンボ達には影響はないのかもしれない。春先、またどこからともなく産卵場所に現れてくる面々に無事出会えることを信じて、春まで観察を続けます。

■いつもの越冬個体チェック
前回虫友Tさんが観察した際は、チャノキのオス、ぶら下がった枝のオス、そして頭上近くの木の枝にいた翅の縮れたオスの3頭。

●チャノキの個体
雨が凌げる場所であるので、残雪の様子からも雪も沢山はかからなかった様。
止まっているツルの周りの植物も、雪が積もってのダメージも少ない状況。
トンボ自体は頭を葉っぱのすぐ下に入れて、傘の下にいるような状況。この状態で雪をやり過ごしたものと推測です。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

●その他の個体
残念ながら柑橘系の枝に引っかかっていた枯枝に止まっていた個体は、その枯枝自体が見当たらない。一番不安定な場所の個体でしたが不安的中。

また翅の縮れたオスも最後に見かけた場所から移動した・・とは聞いていたものの、お知らせ頂いた辺りにも見当たらない。

仮に不明の2頭が雪で死滅したとすると、自然の事ゆえ致し方なしですが、これも全体から思えば不安定な環境を選ぶ個体は自然淘汰され、その遺伝子はここで途絶えたという事に。
そして生き残るのに安全な場所を選べるものが子孫を残せるという結果だな…などといつも繰り返し考えている事を思いつつ、撤収です。

●追記
翌日、虫友Tさんによって、縮れ翅のオスを確認、また枯枝にいたオスは枝ごと真下に落ちていて、無事を確認。
枝を元に戻してまた経過観察へ。
お疲れ様でした。



by Nature_Oyaji | 2018-01-27 14:29 | トンボ | Comments(0)
2018年 01月 09日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-9 新たな知見

■1月の春の日。気になる行動確認へ
たまたま休みを頂いていた日。
天気予報では12時過ぎには17℃と春の陽気の予報で、こんな真冬の日に急な気温上昇によるホソミイトトンボの活動が気になり、また定点観察場所を訪問。

昨日より続いていた雨は明け方には止んで、7時過ぎより観察開始。

●雨上がりの朝の様子
現在確認できている6頭をチェック。
雨が上がりの中、皆翅にうっすら雫をまとい、それぞれの越冬場所にいるのを確認。
体は冷えているためか、止まっている枝、ツルにピッタリ密着した状態。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

●7時半頃 気温10℃越え
日差しが出始め。

●9時半過ぎ。11℃越え。
日がよく当たり始め、体を揺すって翅についた雫落とし。
新しい個体は見つからず。

●10時過ぎ
特に変化がないので、以前見つけた場所を改めて探索へ。
でも結局は成果なし。

●11時過ぎに戻り、
気温は15℃越え 6頭を改めて再チェック 
でしたが・・
一昨日虫友Tさんが新たに見つけた下の写真のオスの個体がいない。
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体に不釣り合いな太さの枝にいたのが気になっていた個体。
近場を探してみたものの、どこに行ったか不明。

▽12時頃、チャノキ個体チェック 気温16℃前後
チャノキに近付くと、メスが目の前にいきなり静止。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

写真を撮った後、チャノキにいたメスをチェックすると移動済。
先程撮影したメスが移動した個体だったのか確認の手立てがありませんが、まずは先程のオスも含め、15℃付近で日当たりが良い場合、越冬場所から離れるということを確認(その他の個体は気温上昇後も移動すること無く、そのままの状態)。

●飛んだ個体を追うと・・
チャノキ裏側の竹密集場所へ移動。
飛ぶスピードはゆっくりで、飛びながら時々急に前進して前の竹などにぶつかるような捕食行動を確認。
行動後、止まった際の写真を撮りましたが、実際に何か食している場面は撮影出来ず。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

捕食行動しながら、そのまま奥の枯れた竹の中に移動し見失う。

●気温も上がったので、13時頃今まで見つかっていない隣のエリアをチェック
先程飛ぶことを確認したので、思い切って隣のエリアのチャノキを枝で叩いて、飛ぶ個体がいるかチェック。すると・・
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

チャノキの上にいたと思われる1頭のオスが上へ飛翔。
やはりこの場所にも隠れていました。
この個体は止まった竹の葉で日なたぼっこかと思いきや、同様に捕食行動開始。
その後は更に高い所に移動したためロスト。

●帰りがけ、その他見つかったエリアチェック
同様に枝で付近を叩いてみたものの、飛ぶ個体はなし。

■改めて今日の新たな知見
●冬場、気温が高くなると移動する個体がいる。今日の移動温度は15℃前後から。
●飛んだ際は捕食行動(ただ今日は残念ながら実際に食している場面は確認出来ず)。
●また飛んだ後は更に高い場所へ移動する個体を確認。11月頃見られた行動と同じ。




by Nature_Oyaji | 2018-01-09 19:32 | トンボ | Comments(0)
2018年 01月 07日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-8 冬場でも移動を確認

■今日はFB友達をご案内方々、さらなる個体探しへ
今日はいつもの虫友Tさんと、いつも綺麗な写真を撮影されているFB友達のIさんと同行(虫友Tさんブログはこちら)。
Iさんも自身のフィールドでホソミイトトンボの越冬個体を探していたものの見つけられないという書込があったので、今日はIさんとIさんの友人のK君をホソミイトトンボ越冬個体探索にお誘いです。

自分もそうでしたが、まだ見ぬトンボなどの生態については、自分で調べて追ってみる・・という事も大事ですが、やはり初めての生態は環境を知る上でも既に確認が取れている場所を見て、肌で感じてもらうのが一番かと思います。

●チャノキの越冬中の個体(♂・♀)

全く同じ場所で動かず。ここでいつまで越冬を続けるのか要観察です(いつもの場面なので写真なし)。

●先日見つかった個体
今日は反対側からしっかり撮影。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

■新たな個体探し
●皆が撮影中、また虫友Tさんが新たなオスの個体を発見。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

大木の根元に生えているチャノキにいたもの。ここも上部には大木の葉が茂っていて、雨が直に当たらない場所。
通常越冬場所として選ぶ枝の太さはトンボの太さと同じ位が普通ですが、ここは遥かに太い。それでも回転逃避はしっかり実施。

●今期自分自身での初発見
翅の縮れたオス。
昨年11/23に同様に翅が縮れたオスがチャノキにいたものの、その時の写真を良く見てみると今回の個体の方がより翅が縮れており、恐らく別個体。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8


これ以降新たな個体は見つからなかったのですが、この個体で計6頭がこのエリアで越冬中。

今日の2個体については、以前からも同じ付近を探していたはずですが、見つかっていなかったもの。
元々ここにいて見落としだったのか、それとも暖かい日にどこからかこの場所へ移動したのか・・。
自分はさておき、虫友Tさんの見落としは考えにくく、どこからか移動して来たと考えたほうが腹落ちする。
つい先日(12/23)に竹にいた個体も既に居なくなっている事も確認しているので、「12月末~1月上旬でも何かの要因で移動する事がある」というのが今日の収穫。



by Nature_Oyaji | 2018-01-07 22:12 | トンボ | Comments(2)
2018年 01月 04日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-7

■今年初のホソミイトトンボ越冬場所探索-7
昨日虫友Tさんが訪問済(虫友Tさんブログはこちら)で、いつもながらまた新たな個体を見つけてくれていて、その環境のチェックしつつ、こちらも新たな個体探索のため訪問(いつもすみません・・)。
6時過ぎから探索。気温は0℃近く。

●新たな個体-1(♂)
柑橘類の木の枝・・と連絡をもらって、まずは枝が緑色なはずでそんな色違いな所にいるとは思えなかったのですが、よくよく聞いてみると引っかかった枝にいるとのこと。

早朝、そんな潜んでいる状態が分かるようシルエットで・・。(Photohitoリンク)
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Olympus E-M1II M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

単に引っかかっているだけで、風が吹けば当然揺れるものの、太さが隠れるのに丁度良く、回転時ぶつかるものがない事(回転逃避し易い太さと自在の回転可能な場所)と、雨が凌げる場所であれば良いという事が優良物件の条件らしい。

▽朝日の中で(Photohitoリンク)
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Olympus E-M1II M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

ただこうブラブラするのも居心地が悪い気もするので、いつまでここにいるのか気になる所。

●新たな個体-2(♀)
前回折れた竹の下部にオスがいた近く(そのオスは移動)。
下方から斜面に沿って上がってくる風が直接当たるものの、枯れた太めの木(写真右側)にツル植物が絡んた所なので、風の影響は少ない様子。
太い木の下なので直接の雨は当たりにくい(反対側からの環境写真を撮り忘れ)。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●いつもの個体チェック この2個体はここで越冬中
▽♂
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

▽♀
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

●新たな個体探索
一通り撮影後、新たな個体探索。

・まずは少し山あいの竹やぶ探索
ここは昨年見つけた田んぼ近くの竹やぶに似た環境でしたが、見つけられず。

・山の手前の杉林とその付近
先程の新たな個体が見つかった様な木にツルが絡まっている場所でしたが、ここでも見つけられず。

・越冬している個体と同じ様な環境の草地のある場所
越冬中の木と同じチャノキがあるが、こちらも見つけられず。

・昨年メスを見つけた竹やぶへ

竹やぶを平行移動して探索・・残念ながら結果は同じ。

あれだけの個体数がいたのに一体どこに・・。


●途中でハリギリ発見
ただここでハリギリの幼木を何本か発見。
食害があるものがあり、これは恐らくタテジマカミキリの食害を受けているもの。
タテジマカミキリがいる証拠と思えるものとして、越冬したと思われるくぼみがある木もあり、この付近で本気でハリギリが生えている場所を探せばタテジマカミキリの越冬個体が見つかりそう。

今日の探索はここまで。次回、心が折れたらハリギリ探しとしてみますか・・。


by Nature_Oyaji | 2018-01-04 19:34 | トンボ | Comments(0)
2017年 12月 23日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-6 12月中~下旬の様子

■ホソミイトトンボ 越冬場所探索-6
前回の12/3の訪問では、まとまっていた場所から、それぞれの越冬場所への移動を確認しました。
それから約2週間、季節はすっかり冬となりここの朝の気温は-3℃。
今日は久しぶりにいつもの虫友Tさんと朝から今の様子の確認で訪問(虫友Tさんブログはこちら)。

●いつもの場所にいる個体
当初群れていた場所には3頭。うち残念なことに1頭は絶命。
▽♂(Photohitoリンク)
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▽♀
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▽残念ながら絶命したメスの個体
この個体は先週虫友Tさんが確認済。
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

●別の木に移動していた個体(Photohitoリンク)
こちらもすっかり冬となったものの移動していないので、ここで越冬することに決めた模様。
引き続き春まで観察。
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Olympus E-M1II M5II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

まだ総括的な話は早いのですが、今期見つかった越冬場所は昨年とは異なり、繁茂した低めの木で見つかっており、昨年のツル植物や竹での越冬個体はあまり多く見かけていない。

でも「昨年とは異なり・・」とは言い過ぎで、「見つけられなかった・・」というのが正しいので、また昨年のような場所で見つかるかもしれない。

●新たな個体発見 今期初物の竹での越冬個体
そんな気持ちで二人で探していると、また虫友Tさんが新たな個体を発見してくれました(どうもこの場所での発見はいつもおんぶにだっこですみません)。

潜んでいた竹は昨年と同様、枯れた竹が逆さになった場所で、やはりこの様な場所がお気に入り。
ただこうして見るとこんな所に潜んでいるとなると、見つけるのは困難(今回の個体は画面右下)。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

▽潜んでいた上部の様子 Fishieyeで(Photohitoリンク)
やはり上部は竹や木の葉が覆っており、雨は直接当たらない場所。これも昨年と同様。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

昨年の観察結果からは、今回の場所は風通りが良過ぎで寄り付かないと思っていたのですが、風が通り抜ける場所でも雨が凌げる場所は越冬場所として良い場所なのかもしれない。
ただこちらも移動してしまうかもしれないので、引き続き観察が必要。

●次回は・・
新たな枯れた竹での越冬個体が見つかったので、また引き続き他の個体探しと、今見つけている個体の移動等があるか確認です。


by Nature_Oyaji | 2017-12-23 18:59 | トンボ | Comments(0)
2017年 12月 03日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-5 移動開始の確認へ

■ホソミイトトンボ 越冬場所探索-5
12月となりました。今期のホソミイトトンボの越冬場所探索も早5回目です。
今日は早朝からいつもの虫友Tさんと一緒に探索(虫友Tさんブログはこちら)。
気温は早朝は5℃程度。
最終的に撤収時の12時近くで約18℃程度。

●今日の目的
前回、本格的な越冬状態と今の潜んでいる状態が違いすぎるので、これから本格的な越冬場所へ移動するのでは・・と予想。
ではいつ頃移動開始するのか・・。その移動開始の時期は気温とも関係があるかと思いますが、毎日観察で通うわけにも行かず、今出来ることとしては一週間の気温を記録しておき、高い日があったら週末移動しているか確認すること位です。

先週の気温は特に高い日があり最高気温は11/29(水)で19℃。他も比較的高くて15℃の日も数日。今日はこの一週間の気温の変化後、移動しているかどうかの確認です。

●集団場所の確認の結果は・・
さて観察結果を先に書くと、ホソミイトトンボたちは5~6頭から今は同じ場所に2頭のみ残留中。
集団から居なくなったという事で、まだ結論は早いかもしれませんが、11月下旬が越冬場所への移動開始時期ではないかと推測です。

●残留個体(♂)(Photohitoリンク)
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●残留個体(♀)(Photohitoリンク)
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

居なくなった個体は偶然なのか全てツル植物にいたもの。
風が当たるとかなり揺れていましたので、越冬場所として4ヶ月過ごすには不安定だった事(と勝手に想像)も移動の後押しをしたのかもしれません。

●すぐ隣の木の高めにいた個体
虫友Tさんが「ひょっとしてこんな所にいたりして・・」などと言いながら全くの偶然に見つけてくれた個体。
今まで集団にいたものか確認の方法がありませんが、今までもここでは見ていないので、集団から飛んだ個体ではないかと推測。
(Photohitoリンク)
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

見つけた当初は枝に体を密着させていましたが、気温が上がる毎にだんだん離れていき、また日当たりを求めて枝を歩いて移動する様子も確認。
この木に止まって過ごしているものは今まで見たことがなく、回転逃避も活発、また日当たりを求めて移動するなど、こちらもいずれこの場所から移動してしまうかもしれません。

この個体を見つけてくれたあと、またすぐ虫友Tさんが驚きのものを発見。
●ヤンマタケ(ナツアカネ)この場所では初
茨城で見た時は細流のすぐ上の湿気の多い環境でしたが、ここは田んぼから15m程上の場所で、常に湿気がある場所ではありませんが、ヤンマタケが育つ条件が偶然重なったものとの推測です。
(Photohitoリンク)
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

次回訪問時は、是非とも沢付近を探索してみたい。
もっとヤンマタケが見つかるかもしれません。

●思い起こせば昨年のちょうど1年前の12/4に初の移動後の個体を発見・・
あれからちょうど1年。一緒に探していた最中、田んぼから消えたホソミイトトンボの姿を初めてこの集団がいたエリアで発見した日。その時の嬉しさを思い出しました。

そして今日は集団から約60%の個体が移動していたことを確認。昨年の飛んでいた様子と今日の結果から考えると、昨年飛んでいた個体は今年見つけたような集団(あるいは個別)でいたものが、本格的な越冬場所に移動するため飛んでいたのではないかと思えています。

●新たな個体を探して・・
一通り撮影も終わったので、田んぼに迫っている山あいの道を峰に向かって探しながら移動。
峰に向かうに連れ、ツル植物が無くなり、これは下で集団がいた環境とはかなり異なる事と、田んぼ回りからかなり標高がある事もあってか、新たな個体の発見は出来ませんでした。

また帰りがけにもう一ヶ所、越冬個体がいた場所もチェックしましたが、ツル植物自体がまだ黄色で茶色に枯れきっていないため、時期的にまだ本格的な越冬場所ではない雰囲気。

なので集団からは居なくなりましたが、周辺の植物の状態から本格的な越冬にはまだ早く、今はまた何処か別の場所で過ごしているのかもしれません。

更に・・改めて二人で色々探しても他の個体は見つからない事実から、ひょっとしたら見つかった個体は隠れる事が上手くなく(逆にすぐ見つかるような所にいることが稀)、見つかっていない大多数はこちらの探し出せない場所にいるのかもしれない・・と思い始めたりもしています。

まだまだ謎多しです。

今日もお疲れ様でした。





by Nature_Oyaji | 2017-12-03 18:41 | トンボ | Comments(2)
2017年 11月 26日

ホソミイトトンボ 越冬場所探索-4 新たな場所(個体)探索

■ホソミイトトンボ 越冬場所探索-4
虫友Tさんが見つけてくれた集団の経過観察と、新たな場所(個体)探索で訪問。
気温は8時過ぎ5℃ほどでしたが、撤収する11時過ぎには16℃程。

■まずは集団の確認
この集団は虫友Tさんの観察で一時6頭でしたが、昨日は4頭だった模様。
また別の場所の1個体は何処かに移動したという事と、近くの場所で新たに1頭を確認との連絡頂いていました(虫友Tさんブログはこちら)

今日の確認では集団場所では5頭。
ただ近場の追加の1頭は見つけられず。

撮影開始の8時前後で5℃程度でしたが、相変わらず回転逃避をすぐ行う状態。
探す際、いると分かって探してもさっと回転して見失いがちなので、全く新規の場所ではトンボの方が先にツル植物他の裏側に回っているはずなので、これは更に探しにくい。

●新たな観察結果
ほぼ垂直な木の枝で過ごしている姿を確認。その枝上でもしっかり回転逃避。
前回確認時は同じ5頭でしたが、全てツル植物にいました。
前回、自分の目ではツル植物以外探していなかったので、枝にいた個体は見落としていた可能性があります。先入観があるとそれだけでいても気付かなくなりますので、やはり探す際は全てを見る意識が必要です。
あるいは移動した個体なのかもしれません。

●1頭目(♂)(Photohitoリンク)
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●2頭目(♂)(枝で静止)
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●3頭目(♀)(Photohitoリンク)
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●4頭目(♀)(枝で静止)
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▼同じメス
枝をかじっている様な様子が面白い。
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●5頭目(♂)
この個体は少し植物の陰になっているので分かり辛い
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全てOlympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

■ようやくこちらも1頭確認(♂) 体からすると相当太い木に
近くの場所で更にもう1頭初確認。これで今回自分での確認は6頭。
今までの観察では、ほぼ自分の体と同じ程度の太さの場所で、回転すると複眼等が見えていましたが、この場所では完全に見えなくなってしまう。
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Olympus E-M1II+M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

この後、似たようなポイントについて、近場を探して回ってみましたが、相変わらず次の集団は見つかりません。
手詰まり感大です。


※「ホソミイトトンボの一年間の様子に今回の越冬前の姿を追加。



by Nature_Oyaji | 2017-11-26 17:47 | トンボ | Comments(0)